赤い電車は白い線

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2013年 12月 17日 ( 2 )


2013年 12月 17日

D51 824(長野時代・末期)の製作(その1)

かねてよりコンテンツ化せず進めてきたのですが、進捗の目途がついたのでこれまでの流れをザックリと纏めておきます。このD51 824は現在諏訪湖畔に保存されていますが、現役時に備わっていたテンダー上のB型重油タンクや長工式集煙装置は撤去(長工式集煙装置のみ傍らに残置)され、イメージを変えてしまっています。824号機は長工式集煙装置と長工デフを共に備えた1機ですが、例えば1968(昭43)年頃の長野運転所配置のD51形23機のうち、該当するタイプは473号機とその824号機だけだったりもします。

長野工場が保守を担当していた配置区は昭和30年代ですと、新潟、新津、坂町、長岡第一、直江津、長野、松本、上田、木曽福島、中津川、上諏訪、飯山、中込の各区ですから、長工デフ自体の分布が管理局の枠を越えたものであり、必ずしも「長工」仕様だからと言って長野に一極集中というわけではなかったのです。更には後年の転属でいでたちを変えず東北や西日本にステージを移したカマも居るので、かなり広範に亘って長工デフは目にする事が出来たはずです。

824号機・473号機ともども、長工デフと長工式集煙装置を有すカマなのですが、web上の記録を見るとどうもスッキリしないというか、腑に落ちない点があります。それは両機ともテンダーにB型重油併燃タンクを載せていますが、473号機が1500Lで824号機は3000Lというweb記述に対し、web画像記録を参照した限りではどちらも同じ1500Lに見えてしまうのです。3000Lのタンクって、もっと線路方向に倍ぐらいの幅があったはずですが・・・。
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そんなこんなで工作を開始・・・11月の下旬の事です。ベースはカトーのD51旧製品で、製品のデフは撤去しますが何故か前部横ステーを残しています。後で撤去する運命とも知らずにw
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やえもんデザインの長工デフ(Y-049)は上端の折れがセルフなので、裏面にガイドに沿って筋彫りし折り曲げます。前部縦ステーは製品に含まれていないので、真鍮線等で別途用意する必要があります。その長工デフの装着状態ですが、デフの高さが左右で違っています(この時点では気付いていない)。
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テンダーには庇付きの前照灯があり、おそらく本体はLP405かと思うのですが、形状違いを承知でやえもんのカバー付小型前照灯(Y-065)をポン付けし、お茶を濁します。電燈配管は製品のモールドを切削し、真鍮線で引き直し。尾灯はお馴染み銀河の(N-310)です。重油併燃タンクは前述の通り1500L疑惑?があるので、銀河の(N-318)を充当しています。タンク設置に際しては炭庫を約半分カットし、プラ板で現物合わせの土台と仕切りをこさえます。タンク高さはキャブを越えるか越えないかの範囲で調整しました。
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その後、長工デフの高さが左右で違う事や接着箇所のゴタゴタもあり、この箇所は再度パーツを入手して造り直す事としました。決断してしまえば早いもので、再びデフ無しへと逆戻りw 前部横ステーも長工デフの洋白板と相性が悪いようで撤去しました。
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これがその長工デフ。デフと一体で抜かれている後部横ステーは、本来ならクランク状の独特なものである筈ですが、製品状態からそれをイメージする事は出来ません(汗 まあ各自工夫が基本ですけどね。前部縦ステーが含まれないのは前述の通りです、真鍮線(0.4mm前後)を用意する必要があります。
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そして組み付け・・・。今回は結構計算して(んな大袈裟な)組み付けたので、左右も前後もバッチリ揃っています。前部横ステーをどうしようかと考えたのですが、画像記録でも目立っていないのと、却って無いほうがスッキリする事等都合良く解釈し、とりあえず省略しています。
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ところが全てが上手く行くはずもなく?前面端梁のダミーカプラーをいつの間にか紛失(汗
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なので手許のGMキットの残りパーツから適当にギッて、根元を加工して組み付けました。紛失が怖いので勿論接着w
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キャブの機関士側には長大トンネルにおける煤煙対策として、「新鮮外気取入装置」とも称される換気装置が備わっています。これは824号機の保存機でも現存します。ネコの薄い本参考にプラ板と真鍮線と、何故かGMキットのランナーの端材を用いてでっち上げます。この換気装置はサードパーティで世に出ていないので、自作以外の選択肢はありません。とは言っても割と簡略なものですから、パーツ化するほどでもないのでしょう。
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実車におけるこの換気装置の採用例は、長野以外ですと苗穂工で試用に留まったのみだそうです。後年の転属で換気装置を備えたままのカマが各地に散りましたが、長野出自を象徴するパーツであったと言えるのではないでしょうか。出来上がったパーツをゴム系でキャブに仮付けしてみますが・・・まあまあ(四宮ひまわり風に)。管の径がやや細くも思いますが、これ以上(画像の管が0.4mm)管を太くすると前後のパーツもゴツくしないと取付孔が収まらないので、ほどほどに留めておくのが無難でしょう。
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以上、現時点でほぼ生地が上がった状態です。あとは漏れが無いか、他に拘るべき点の有無のチェックです。

その2に続く)
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by ar-2 | 2013-12-17 19:01 | 鉄道模型(国鉄制式蒸機)
2013年 12月 17日

急行「利尻」(C55 50編その4・了)

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急行「利尻」(C55 50編その1)
急行「利尻」(C55 50編その2)
急行「利尻」(C55 50編その3)

唐突ですが、画像は昨日(16日)の出勤時の富嶽です。全周に陽が回っていないので立体的ですね。一日の始まりが清々しいのは結構な事です。その富嶽に因んだ「利尻富士」繋がりではありませんが、この時の部品紛失以後、仮本山で修理依頼、そして修理品着荷を経たC55 50・・・。まだ手を加えるべき部分はあるかと思いますが、パッと見のイメージは出せたと思うので修理完了を以って了とします。
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公式側で見える部分のメニューは・・・

・スノープロウ取付(冬姿)
・前照灯にLP405増設
・密閉キャブ化
・キャブ助士側前面のマフラー付配管の切削→丸窓開孔
・旋回窓化
・ランボード上オイルポンプ設置
・デフレクターの点検口付仕様化
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非公式側背面で見えるメニューは・・・

・テンダー背面への尾灯/前照灯の設置
・製品仕様におけるテンダー前照灯配管の切削
・キャブ屋根延長

といったところでしょうか。他に記憶漏れもあるかもですが(汗
確信犯的に割愛したのはボイラートップのつらら切り?で、これは表現云々というより設置が難しく思われたためで、技量の未熟さは否めないものです。とは言え、吊るしの状態から一味加わったC55のいでたちには感慨もあり、まず楽しめたとは思います。あとは客車・・・ですが、自身の不手際でかなり遠回りをしているので、いつになったらというのが正直なところです。
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そしてコンテンツ化していないD51の工作は・・・。

一進一退、全ては完成のためです。
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by ar-2 | 2013-12-17 00:13 | 鉄道模型(国鉄制式蒸機)