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赤い電車は白い線

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2008年 07月 23日

「第30回 鉄道模型ショウ」に寄ってきました

本日の退勤後、毎夏恒例となっている銀座松屋での「鉄道模型ショウ」に立ち寄ってきました。
このイベント、どちらかというと近年は新製品の見本市的色合いが濃く、私の周りでも訪問を敬遠する向きが強いのも事実。
とはいえ通勤経路途上であるのと、以前にも記したように某模型店で招待券を頂戴したことをいいことに、赴いた次第です。

新製品その他のレヴューについてはwebの発達した昨今、リアルタイムに把握することは実に容易なものとなっています。
ですから本記事はそういった事象を軸とはせず、主観に基づいたインプレを展開して行きます。
(とはいえ、結果的に新製品メインになっていますが(汗 )



まず、秋葉の某店舗にて注文しておいたパーツを引き取ります。
それから何を血迷ったのか、4号線前の「百飲スタンド」に燃料補給に突入しました。
中生、大徳利冷酒(夏季限定!)、煮込み、もろきゅうで僅か¥600です。すっかりリフレッシュし急いで日比谷線で銀座に向かいます。

日比谷線は偶に乗車する機会があり、人形町付近の警視庁久松署の直下にあるカーブはいつも急であるなと思っていましたが、
築地~東銀座にも急カーブがあるのですね。あと、広尾付近にもあるらしいです。車体が18M級である理由が何となく合点できますね。
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昨年は偶々ショウ初日が休みでして、昼間から赴いたのですが凄い混み様でした。
今回も初日とはいえ、やはり18時を過ぎると落ち着いているものです。私もそうですが勤め帰りの入場者が目立つ時間帯です。
とりあえずショウ会場手前の物販エリアを流してみます。まず恒例の特価品ブース。
「蟻塚」なる単語が頭をよぎりますが、昨年は少数ながら在った金属キットの類が今回は全く見えません。
1/5価格とか結構美味しかったのですが…もともと豚屋のセールらしいですから、期待するほうに無理がありそうです。
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ロクイチの目覚まし時計に有井のブルトレ(旧パッケージ)…。これらも鉄模経路の流通品なのですね。
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あっという間に入場します(笑 有井のブースには毎度ながらサンプルが沢山陳列してあります。
これは友人が予約している相鉄の6021込編成のサンプル。前面貫通扉のHゴム窓が目立ちすぎ?
この角度ですと前面白熱灯の残骸も表現されているか否かの判断は微妙です。些細なディテールではありますが。
まあ、何にせよ6021にはきちんと見えますから多分大丈夫なのでは?(←人事(笑 )
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個人的な関心事はこちら。予約までしている東京都5300(後期)です。
一部では「バケツ騒ぎ」もありましたが、パッと見大きな破綻はないようなのですが…。
というか私の目がフシアナなのか、判る人には判るのでしょうね。ダメダメな点が。
ただ私はマスプロ完成品に対してはある程度の割り切り(諦めとも言う)がありますから、この程度の感覚なのかも知れません。
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トミーテックの「建物コレクション」ではついにこんなものまで。
「お寺」とその付帯施設のようです。もう何が出ても驚きませんね。
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バリエーション豊かなストラクチュアの元祖といえばGMでしょう。
今回は、自社ストラクチュアの完成見本や改造見本を展示し、これまで決して熱心ではなかった筈の販促?を展開していました。
やはり前出の「◎◎コレクション」シリーズに対しては警戒感があるのでしょうか。当然といえば当然ですが。
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未塗装キットには世界があります。塗装やアレンジも思うがまま。
その楽しさを端的にしたワンシーンがこれ。生活感溢れる洗濯物や、一部を切り欠いて開戸状態としたサッシ。
そしてこんな色気ムンムンな「団地妻」が居たら貴方はどうしますかっ…!
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もう一つの個人的な関心事。次回の鉄コレです。
一部は塗装済のサンプルとして姿を現しました。妙な言い方ですが、いつに無く手堅く纏まっているように見えるのは気のせいでしょうか。
特に叡山…やはりポール仕様にしたいですね。その他の車両もいい雰囲気です。
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そして個人的に最大の関心事であったバスコレです。でましたね~。
今回は塗装済サンプルで来ました。京浜急行が無いのが残念ではありますが…。
左端の広島電鉄は「牛田早稲田⇔広島駅」で個人的には見覚えのある行き先。ただグリーンがやや明るすぎる気もしなくはないです。
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視野拡大窓の京王です。ソツなく纏まっています。これで京浜急行が展示されていたら失禁モノでしたね(笑
まあラインナップはされていますので、本発売に期待大!でしょう。
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いわゆる「玄人衆」からすれば何とも魅力の無いイベントであると耳にすることもある、松屋の模型ショウ。
そうはいっても日中は親子連れの方たちによって会場は大変な賑わいを見せます。
近年、鉄道模型を楽しむ方が増えていると言われ、その裾野の拡がりの一端を実感できるのも松屋のショウなのではないでしょうか。
何はともあれ、夏の風物ともいえる模型ショウも今回で第30回目を迎えました。
私の最も古い記憶は竹橋の科学技術館での開催時…あれから何年経ったのでしょうか…。
そんな感慨に耽りながら、ネオン煌びやかな街並を後に帰途につきました。

by ar-2 | 2008-07-23 23:41 | ある日の出来事


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