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赤い電車は白い線

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2008年 03月 12日

忘れモノの顛末

昨晩に某駅で遺失した定期券、直ぐに発見され「JR東日本テレフォンセンター」の案内通り、身分証明書と印鑑を携行して遺失駅に向かいました。

昨晩のテレフォンセンターの係員氏からは
「発行駅への差し戻しは時間(日数)がかかるので、直接遺失駅で受け取って下さい。その際には印鑑と身分証明書を持参されるよう…」
という説明を受けています。

これだけですと、何の問題も無いように思えます。しかし迂闊でした。
私は「テレフォンセンター」とは通話していましたが、遺失駅とは通話していないのです…。
遺失駅にて事情と遺失物コードを伝えると、改札の営業主任氏曰く

「もう(発行駅に)発送してしまっています」

言っている意味がよく解りません。
何のことは無く、テレフォンセンターから一切の連絡を受けていない遺失駅側は、平時の手続き通りに「忘れ物センター」に発送してしまったのです。

やられました。
そんな事が判っていれば態々出向かないし、そもそも昨晩の言い回しは如何にも遺失駅に言付けが済んでいるニュアンスだったじゃないか。

遺失駅の営業主任氏はさらに「駅毎の番号は案内していないが、(テレフォンセンターから)こちらに繋ぐことは可能だし、
繋げば(遺失定期券)の取り置きも可能」だったと説明します。

発行駅まではJR東日本のトラックにより前述の「忘れ物センター」を経由して2~3日を要して着荷するそうです。
前もってならそれなりの覚悟はありますが、いきなり突きつけられた側の心境が判りますか。
こちらとしては、その2~3日にまるまる定期券が使えないことのほうが重大なのです。

事の発端は私の不注意とはいえ、この経過は明らかにテレフォンセンター側の手落ちによるものです。
流石にこの一件は私もアタマに来て、テレフォンセンターには厳に抗議しました。

その抗議の際に、テレフォンセンターの係員氏は「発行駅に遺失定期券が着き次第、お客様のところに直接連絡します」と宣いましたが、
私の定期券は磁気券です。これは何も好きでそうしているのではなく、IC化出来ない区間であるからに過ぎません。

磁気券は券面に電話番号の記載が無く、発行時の登録さえもあやふやです。
如何にもIC券であることが前提の如き案内。もう何をかいわんやでしょう。

念のため、私のほうから発行駅にて事情を説明の上、電話番号その他の言付けを済ませておきました。

組織が大きくなればなるほど、そして合理性を追求すればするほど、融通は利かなくなります。
しかしそれは全ての事業者に当て嵌まるものではありません。それぞれの資質によるものでしょう。

by ar-2 | 2008-03-12 17:08 | ある日の出来事


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