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赤い電車は白い線

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2014年 09月 27日

東武ED5060(鉄コレ)の整備(一話完結)

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大惨事(謎 から一夜明けた本日、表題の通り先日入手した鉄コレの東武ED5060の整備を行いました。まずはカプラーの交換ですが、製品附属のアーノルトカプラーを装着するにあたっては、胴受けとそれに成型されたスノープロウを取り外す必要があります。スノープロウは東武電機の表情を成す上でのキモであり、能う限り外観と機能を両立させる策を講じねばなりません。
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某氏と膝詰め?でこの対策を思案した結果、以下の策が候補として挙げられました。

・機関車の連結向きを固定し、常に先頭とするエンドのみダミーカプラー装着で外観を保全する
・胴受けは諦めるとしてスノープロウを台車マウントにする

もとあるダミーカプラーのポケットに別のカプラーを装填するのがある意味素直ですが、それはそれで一筋縄とは行きませんでした。
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それがこちら。アーノルトカプラーの根元に0.4孔を貫通させ、0.3真鍮線で固定させたものです。胴受け周りやポケット内及びカプラー自体も加工し、一応首振りとなっています。ただ、致命的だったのはここままではカプラー位置が高すぎるのです。
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続いてスノープロウの一部を切削し、台車マウントとしてみましたが・・・
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当然ながらスノープロウは奥まったポジショニングとなります。無いよりはマシといった感じでしょうか。
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とどのつまり、私のところでは重連で組ませる前提なので、2台が向き合う面については仕様通り胴受けとスノープロウを外した出で立ちで、先頭部はダミーカプラー、そして被牽引車との連結面はスノープロウを台車マウントという三態の混成に落ち着きました。
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動力は低速発進時がやや渋いものの、こんなものとして割り切る他なさそうです。牽引力自体は2台なので当然とえいば当然かもしれませんが、転がりが重い河合のホキ5700(6両)を引き出す事は出来ました。
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前面のデッキ手摺はスナップフィットのみでも十分そうでしたが、気付かないうちにポロりも困るので、念のためゴム系を併用して装着。ユーザ付けパーツは1.0mm孔の無線アンテナと0.6mm孔の汽笛がありますが、これらもやはりゴム系併用。汽笛はガラスパーツを外して内側から皿モミせよとの指示ですが、ガラスパーツが簡単に外せそうになく壊しても面白くないので、外側から開孔。汽笛は一応塗られてはいますが、ゲートの切断面に地色が出てしまうので全体を金色で塗り直してあります。
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何だかんだ言ってもアイテムそのものの出来は良さげで、東武車両コレクションの中でも際立つ個性派になりそうです。被牽引車の貨車群は一部放置が進んでいますが、機を見て充実を図りたいところです。

by ar-2 | 2014-09-27 18:20 | 鉄道模型(東武鉄道)


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