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赤い電車は白い線

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2014年 05月 21日

オロ61の製作(その3)

オロ61の製作(その1)
オロ61の製作(その2)

今朝、弊ブログの管理画面を開けると何やらオール英語のコメントが・・・。書き出しの「ヘロー」以外は語学力-10000の私にはチンプンカンプンなので、翻訳サイトで訳してみたところ「あなたのパソコンの何たらかんたら」と。どのみち記事内容に関係の無いものなので承認せず削除しましたが、こういう事象に触れると如何にも「ワールド・ワイド・ウェヒヒヒヒ」なんだな~って実感させられます(違

それはさておき、先月末以来のオロ61です。残るは窓枠類へのエナメル塗料の色挿しですが・・・
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片面塗って!!


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両面塗って!!


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もう1両!!


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心が折れました!!


エナメルは修正が容易っちゃ容易ですが、その手数が増えればそうも言えなくなります。如何に修正を少なく仕上げるか、それだけです。とはいっても実際は修正だらけでしたがwww
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スケベゴムと洗面所窓も塗って・・・こちらは1-3位側。
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そして2-4位側。
兎に角、このオロ61を何とかしないことには信越国境に咆哮したD51重連急行「白山」の再現は成せません。ましてや、その総111両全てが長野工場の手によって生まれた(オハ61改造)という歴史を踏まえれば、その意気も違ってこようというもの。

オロ61の作例としては、カトーのスロ62の側板と丸屋根のハイブリッドというケースがwebでは見られますが、そのほうがサッシ表現の出来はもとより手間一つをとっても実は無難かも知れません。無論、種車の在庫云々は別問題ですが・・・。安直なGMキット組みでお茶を濁そうとする者への「色挿し苦行の刑」は以上の通り了し、残すはフィニッシュの窓セル貼りです。

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旧客ネタついでに面白いものが発掘されたので紹介。1990年代に頒布されたオハ・オハフ64用の増設外吊り扉の真鍮パーツです。勿論9ミリ。
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画像左のこちらは添付紙に「新潟の学際で頒布していたパーツの再販」とあり、恐らく同人的サークルの手になるもの。奥付けの限りでは1993年が頒布初年のようです。私がこれを入手したのは蒲田時代のJNMA・・・そう、出展ディーラーが「身の危険を感じた」ほどに来場客が押し寄せ、通路を歩くのもままならなかった、あの狂気の催事の折でした。
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肝心のパーツはというと、客扉本体及び上下のドアレール全てにおいて、内張りと外張りを曲げで表現する体裁。位置が合わなければスジで切断し再着というアドバイス書きもあります。実車の両数(オハ64/5両、オハフ64/2両)ぴったりの7両分入りで、当時¥300でした。
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画像右のこちらはターミナルプランニングブランドで、8両分入りで¥1000。添付紙には実車のディテールやら図説やら事細かに認められており、サイズがムダにデカいですw
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こちらは内張りと外張りは貼り合わせでの表現となっていて対照的。客扉のHゴム窓はやや小ぶりですが、こちらがスケール通り?というべきか。奥付けには1997とあるので、それ以降の入手でしょうか。これは恐らく浜松町あたりではないかと・・・。

オハ・オハフ64は後にマイクロエースから機関車との抱き合わせで完成品が流通しましたが、既に初回生産から10年が経過していますし、売価も売価です(約¥23K)。何よりオハ・オハフ64の一群はナンバー毎に客扉はもとより、蓄電池箱においても旧形・新形・大型(更には装備個数も)といった差異を見せていますから、これらはまだまだ利用価値のあるパーツです。それにしても、合計15両も和田岬線をこさえようと考えたのでしょうかw そんな事もないでしょうが、手許にはオハ61系のキットが少々ありますからいずれ組んでみたいですね。しかし、客車よりも以前に牽引機を有していない現実・・・DE10のB寒地を2両、そろそろ揃えてしまいたいところです。

その4に続く)

by ar-2 | 2014-05-21 20:05 | 鉄道模型(国鉄形客車)


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