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赤い電車は白い線

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2014年 02月 21日

長いことは良いことだ?

四六時中ネタに恵まれた身というわけではないのですが、このところは(表面上は)至って平穏というか淡泊な日々が続いています。web上を見れば気になる書籍が出ているも、店舗に寄れる時間があるかどうかが懸念事となっていたりします。あまり先送りすると亡失してしまうので(ただの健忘症ですね)、困ったものです。
長いことは良いことだ?_c0155803_1965651.jpg

それはさておき、最近気づいた小ネタというか・・・。
画像は2機並べた9ミリの蒸機を上面から撮影したもので、画像上がカトーのD51標準形旧製品(品番2006)、画像下が有井のD50岩見沢(品番A6801)です。こうして見ますとD51のほうが全長で勝っていますが、実物では何とこの関係が逆転しているのです(つまりD50のほうが長い)。

カトーのD51に限らずこのようなデフォルメ今に始まった事ではなく、当然ウイークポイントとされる部分でもありません。模型というのはこういうものなのです。しかしここで興味深いのは、有井のD50もデフォルメされているという事実。双方の寸法を比較してみますと・・・


・D51
実車全長(二次形以降):19730mm
1/150の全長:約131mm
カトー旧製品の車体長(連結器含まず):約139mm

・D50
実車全長:20000mm
1/150の全長:約133mm
有井製品の車体長(連結器含まず):約136mm


双方とも実車の縮尺値より長いにも関わらず長短関係が逆転してしまうって、カトーD51旧製品はどれだけ長い(大きい)のでしょうw とはいえカトーのD51はどう逆立ちしてもD51に見えますし、よく出来たモデルと思います。逆にこれにこなれ過ぎた故に、模型店店先のファインスケールの現行製品に対し「こんな短小、D51じゃない!」などと評してしまうのは、改善すべき点でしょうかw

by ar-2 | 2014-02-21 19:41 | 鉄道模型(国鉄制式蒸機)


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