赤い電車は白い線

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2013年 09月 09日

D51 96(長野機関区時代末期)の加工(その3)

D51 96(長野機関区時代末期)の加工(その1)
D51 96(長野機関区時代末期)の加工(その2)

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今回は前照灯の交換です。製品状態のモールドを丁寧にカットし・・・
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銀河のN-309を充当します。製品名にはありませんが、LP403形に相当するパーツです。
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ホワイトメタルパーツから生えた取付脚は水平方向に伸びており、これを真に受けてしまうと煙室扉上部あたりに開孔せねばならなくなりますので、ここで一計。取付脚を少し下方向に曲げ、煙室の上(煙室扉上部ではない)から「斜め」に取付孔を貫通させる段をとりました。
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取付脚を無視して強引に接着する手も無くは無いですが、接着シロ自体も少ないので盤石とは言えませし、取付脚のあったほうが強度的に違ってきますから、やはりそれを生かすカタチで纏めたいものです。
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次いでテンダーです。テンダー妻面には電燈装置配管(向かって右のL状の配管)があるにも関わらず、テンダーライト(テンダー前灯)のモールドが一切無いという珍奇?なビジュアルになっています。まあ、好きなようにして下さいという事なのでしょうか(何 そのテンダーライトですが、web上には渡道後の姿を捉えた記録があり、ライトは炭庫と水取口の仕切りに移設された「道内仕様」とはなっているものの、ナンバープレートの位置は標準的であり、且つ移設の痕跡も見えない事から、長野時代はテンダー後端上部に装着した普遍的なスタイルであったと推測されます(長野には他にテンダー妻面にライトを装着し、ナンバープレートを下方に移設した個体も居たので)。
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そのライトは先程の交換で丁寧にカットした前照灯モールドを充当。LP403への換装により余剰となったLP42をテンダーライトへと転用するやり方は、実車そのものですねw テンダー標識灯パーツはまだ用意していないので、追って設けたいと考えています。
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キャブやテンダーにおけるナンバープレート用の凹みは、銀河のエッチングナンバーには寸法違いなのでほぼピッタリに切り出したプラ板で埋めてしまいます。因みに迷いのタネとなっていたキャブ機関士側の換気装置ですが、web上における1963年頃の記録では備わっていない事、なめくじの構造上から集煙装置が設けられず山岳区間運用へ向いたキャラでは無かった事などを勘案し、最終的には長野を後にする1965年頃まで換気装置は設けられなかったと判断しました。蛇足ながらこの換気装置を備えたD51群は、長野から紀伊田辺や津和野、熊本といった遠方への転属後も、換気装置を外さずに運用されていた記録がweb上で確認され、想像以上に広範囲で「長野スペシャル」の仕様が見られたのだなと、驚いた次第です。

その4に続く)
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by ar-2 | 2013-09-09 15:07 | 鉄道模型(国鉄制式蒸機)


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