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赤い電車は白い線

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2011年 10月 20日

もし京急が球団を持ったなら

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※画像は2011・8・28撮影
これまで想像だに出来なかったような事が、現実味をもって動き始めたようです。
3年連続最下位以前にあらゆる面が振るわないという現実は、一言で括ってしまえば球団を支えてきたのは他ならぬファンの
熱意そのものだけでした。身売り話が出れば「ああ、やっぱりな」という感傷が沸けど、それでもファンはファンであり続け
スタジアムへと足しげく通う。およそ決して熱心なベイスターズファンとは言えない私からすれば、それこそ誤解を承知で
記せば「どうせ負けるだろう」ぐらいのゲームでスタンドがファンで埋まるのは何故だろうと、大いに訝ったのです。

言うなればそこに「ファン」と「そうでない」溝が分かれているのかも知れず、即ちファンは勝敗如何に関わらずそこに
チームのある限り声を上げ続けるのだという、ごく当たり前の「心象」に気付くまで私は時間がかかったようです。果たして
今シーズンは数少ないながらも2度の観戦機会がありましたが、2度目の観戦は1度目とは明らかに意気が違っていました。
そしてその結果は惜敗ではあれど虚しさはなく、「勝敗」だけで捉えないファン心理に近付いたような気がしたのです
(野球に限らずゲームの捉え方は種々でしょうが、勝敗のみで捉えるならばベイスターズのファンはもうとっくに
皆無であるはずです。何にしても内容を楽しめることが大前提ではないでしょうか。勝敗のみに拘るのであれば
テレビゲームにでも興じてれば良いだけの事と私は思います)。

思い返せば38年振りの日本一を飾った1998(平10)年は横浜に関わる記念すべきトピックの重なった年であり、
横浜市営バス70周年とそれに関わる初の本格的バスイベント開催(於臨港パーク)、タウン雑誌「YOKOHAMA Walker」
創刊、そしてベイスターズのリーグ優勝に続いての日本一という、言うなれば横浜のベルエポックそのものでありました。
あの時代が容易く戻ってくるとは思いませんが、少なくともどこの馬の骨とも知れないようなベンチャーにビジネスツールの
コマとして吸い上げられるのではなく、(少なくとも私の周りの)地元では知らぬ者は居ない京急電鉄によって存続するので
あればこんなに素晴らしい事はないと思います。予断は出来ませんが、この顛末は大きく大きく注目されましょう。

by ar-2 | 2011-10-20 10:59 | 京浜急行


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