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赤い電車は白い線

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2011年 07月 07日

笹の葉

本日は7月7日・・・七夕です。
早朝の出勤時には見えなかったのですが、退勤時に地元のJR乗換駅に降り立ちましたところ改札内には笹の葉が据え付けられ、
無料の短冊コーナーが設けられ女学生などの旅客が祈りをしたためていました。粋なサービスだと思います。
そんなわけで、七夕チックな画像を2点ばかり・・・。
笹の葉_c0155803_1856973.jpg

★1991(平3)年7月6日 戸塚にて 快速「平塚七夕2号」9972M
ミツ区の169を用い、特製ヘッドマークも誇らしげな臨時快速「平塚七夕」号。運行区間は新宿~平塚間で、当時は新宿・池袋発着の
「スーパービュー踊り子」や臨時快速「伊豆マリン新宿」ほか団臨でしかなされなかった戸塚構内における東海道/横須賀間の転線が
見物でしたが、20年後の今日においては全く珍しいものではなくなるとは当時想像だに及びませんでした。
「平塚七夕号」自体はこの年のみならず前後して運行されていますが、画像のヘッドマークが装着されたのは当年とその前年が記憶にあるものの
以降については装着がなされなくなり、車両もミツ区の169からチタ区の167(H11+H19)へと変わる等の変化が見られました。
因みにヘッドマークの地色ですが、画像の反対側(下り側)は白地のものとなっていた事も付記しておきましょう。
笹の葉_c0155803_198032.jpg

★2000(平12)年7月9日 平塚駅北口付近にて 社番:ひ133
神奈川県南に在してきた私にとって、やはり七夕=平塚なのです。本2011年はその催行が危ぶまれたようですが、結局は例年通りとなったのは
正直なところホッとしたものです。「単なるお祭り」と揶揄されてしまえばそれまでですが、やはり多くの動員によって街が賑わいに彩られ、
商人がその「魂」を大いに発揮できる場が設けられるのは何よりの事と思います。

そんな平塚七夕の催事ですがバスファン的な視点?で見ますと、まず催事当日は平塚駅に独占的に乗り入れている神奈中において
大規模な経路変更・乗場変更がなされ、更には臨時系統の運行(浜見平団地~平塚駅)やそれに伴う補充として他営業所からの出張運行、
廃止系統の復活?(平72)、レア系統の増発(平95)などなど、市中に繰り広げられる七夕飾り以上にその「特異」さに目を奪われたものです。
画像はそんな最中におけるワンシーン。「走るチビっ子ギャラリーバス」として登場し、年少者の神奈中認知度を高めた存在ともいうべき
「カナちゃん号」です。ボディの尺は2種類、営業所毎に装飾パターンが異なったり興味深い標記等・・・はまた別の機会に譲るとして、
2001年12月に登場した二代目「かなちゃん号」によって置き換えられてしまった「初代」と七夕飾りのコラボは今なお目に染み入るものです。

by ar-2 | 2011-07-07 19:23 | 記憶のレール(総合)


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