人気ブログランキング | 話題のタグを見る

赤い電車は白い線

khkar2.exblog.jp
ブログトップ
2010年 12月 30日

鉄道コレクション「京浜急行電鉄1000形」を買ってきました

と、まあ結局行ってきたわけですが・・・。



鉄道コレクションとしては初の京急モデル、その発表自体も実に急なものでした。私がそれを知ったのもほぼ同時期だったわけですが、公休日と発売初日がシンクロしたことは結果論とはいえ「天佑」であったと言わざるを得ません。というのも、そもそも当初のシフトでは28日が公休であったのが種々の理由から30日にスライドしたという偶然があったからです。
鉄道コレクション「京浜急行電鉄1000形」を買ってきました_c0155803_18135964.jpg

昨日も記しましたように屋外待機なぞ堪らん!ということで重役出動を決め込んで百貨店には9:00頃に着いたわけですが、聞けば百貨店側によって早い時間から列が会場内に誘導されたとか・・・杞憂だったようです。列の整理についても流石は百貨店というだけあってか開場前から開場後までを通じて一貫してスマート且つ的確に行われ、いきおい怒号が飛び交うという荒んだイメージを抱いていた私の意表が完全に突かれた格好でした。
鉄道コレクション「京浜急行電鉄1000形」を買ってきました_c0155803_18402555.jpg

購入数量は迷ったのですが、京急のモデルなら幾らあっても困ることはないだろうと思い上限の6箱で。ちなみに会場ではアポ無しながらも3方もの知った顔と鉢合わせ、その内2方が倶楽部の某氏と某氏という(笑 
鉄道コレクション「京浜急行電鉄1000形」を買ってきました_c0155803_19581287.jpg

さて、事前に公とされていた画像では謎の多かったその仕様ですが、手許の資料に拠りながらそのレビューをしたいと思います。画像は先頭車の前面形状・・・1000形そのものですね。鉄コレという事を差し引いても想像以上の出来です・・・感激。画像では判りづらいのですが、ML25標識灯と前照灯はフロントガラスと一体に成型されたレンズが組み込まれています。そして最大の注目点であったアンチクライマ、画像の通り最下段が「半分の幅」しかありませんね・・・1001~1048が確定です。
鉄道コレクション「京浜急行電鉄1000形」を買ってきました_c0155803_1849831.jpg

ということはユニット同士が「背中合わせ」となりますから替えの屋根は当然含まれていませんが、台車のTS-310については鉄コレ第11弾でパーツとして起されているからか動力台車枠もちゃんと添付され、他にIRアンテナとステッカーが附属しています。

ステッカーの収録車番は「最終的に」TS-310を履いた編成がセレクトされ、1009、1013、1017、1021、1025、1041、1045の各編成。この内1017~は1977年8月にエアサス試作台車のTS-313からTS-310に交換され、また1041~は1041・1042が川崎車輛製で1043・1044が東急車輛製なので前後のユニットが台車違いですが、1041・1042のOK-18は1978年5月にTS-310へと交換されています。いずれも冷房化前の事象なので関係無いっちゃ無いんですが、参考までに付記しておきます。
鉄道コレクション「京浜急行電鉄1000形」を買ってきました_c0155803_2015782.jpg

中間のM1車床下に居並ぶ抵抗器が、モデルの東急製では海側にその姿を露わとしているのに対し、川車製については奥まって設けられています(※当初この点について移設と記しましたが、調査により誤解釈と判明しました。お詫びして訂正します)。その抵抗器位置ですがM1u車の場合は画像の製品状態のままでOKですが・・・。
鉄道コレクション「京浜急行電鉄1000形」を買ってきました_c0155803_2011331.jpg

M1s車については床板を反転させれば抵抗器が海側に揃います。ちなみに琴電へ譲渡された冷改車は全て東急製で、M2u車の前頭部を接合したM1s車とM2s車のペアとなっています。
鉄道コレクション「京浜急行電鉄1000形」を買ってきました_c0155803_20154579.jpg

とか重箱の隅を突いていたらM2u車の1両に・・・あっ、ガラスが無い! orz つうか交換の品が残っているとも思えないし、そもそも3日まで出k(ry と、ここでGMの新製冷房車の塗装済キットの妻面ガラスが使えないかと閃き、寸法違いも考えられますが何とか手配の目処がつけられました。年明け以降に修復予定です。
鉄道コレクション「京浜急行電鉄1000形」を買ってきました_c0155803_20195325.jpg

何とか最後にオチがつけられました?が、こうして4両並べてみるとシッカリ1000形していますね。鉄コレならではの個体差や瑕疵は相変わらずのようですが、全体のプロポーションは恐らくこれまでのどのメーカよりも「出色」。実車が引退した年の最後の最後になって、素晴らしいスケールモデルが世に送り出されました。

あとはN化ですが・・・これがある意味一番時間がかかるんですよね(汗

by ar-2 | 2010-12-30 19:06 | 鉄道模型(京浜急行)


<< さようなら2010      前夜・・・しかし >>