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赤い電車は白い線

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2010年 02月 15日

黄色いお店の赤札市

金・土・日とみなとみらいのランドマークプラザで催された「横浜模型フェスタ」。
かくいう私は今年は全日とも出勤で立ち寄る時間もありませんでした。しかし昨今は種々の媒体を通じて情報の入手が容易ですから助かります。
そんなフェスタに行ってきた人間から、退勤後にその様子を聞いてきました。京急1000とか東急8500はもう既知の通りでしたが、
彼が目にしたという小◎急グッズの「トレ◎ンズ」ブースにおけるやりとりは失笑モノでした。

そのブースに展示されている有井の9000系のサンプルに対して、二人連れのユーザーがあれこれケチを付けていたのだとか。
「ト◎ーやカ◎ーなら直してくるレベルだ」とかうんちゃらかんちゃらで、挙句には係員もあきれ果てて
「そんなに嫌なら¥のムダですから買わないほうがいいですよ」みたいなことを応酬する始末だったそうです(爆

それとは別ですが、GMの東急8500軽量車についても某掲示板等を中心に散々叩かれているようです。
確かに前面窓が大きい気もしなくはないですが、それが嫌なら板キットで各自創意工夫・・・がスジではないでしょうか。
正直私からすれば小◎急9000と東急8500には何の思い入れも拘りもありません。だからこそ言えるのですが

「み  ど  り  や」  よ  り  マ  シ  だ  ろ   w     と。

黄色いお店の赤札市_c0155803_0401337.jpg

そんな小下らない内容の反省会前に、13日より催されている黄色いお店の赤札市に出向いてきました。
これは横浜店のオープンを記念した「クロポ製品のセール」ですが、海老名の時のように記念アイテムを出すのではなく
単なる「叩き売り」というあたり、黄色いお店の現状が端的に表れていると言えます。

もともと鉄道模型は地域性や嗜好の差が強いものですから、全てのアイテムを満遍なくセールスするということは事実上不可能です。
その上キットともなればその条件は厳しくなりますから、どうしても売れ線に偏りが出てしまいます。
アイテムが動かないということは単なる「売れ残り」という表現のみでは片付けられない、例えば後発アイテムの陳列や展開等に
支障を来たすといった悪影響もおよぼしかねません。最近クロポが静かなのはこのせいなのか・・・とさえ思えてしまいます。

そのセールは概ね平均40%引きで、幾つかの条件はあれどクロポ製品においてはかなり大胆な値引きです。
いちおう全店での開催とのことですが、値引き対象アイテムには多少の差があるとか。とは言え実際に店頭に出向いてみれば
「ああ、これか・・・」と思うようなアイテムばかり。値引きでないと購入しないという姿勢もアレだとは正直思うのですが、
これも一つの「キッカケ」と都合よく解釈し、画像の品を手中に収めてきました。私にとって完成品を含めて初めての近鉄モデルです。
黄色いお店の赤札市_c0155803_104242.jpg

それより何より、中身が見えるようになっているサンプルを一目見て「このキットは変態だ!」と?
同梱されているトレーラー床板が、何と動力ユニットのフレームです。このままではトレーラー台車が装着できませんが、
そのためのピースも同梱されています。まさに16番で言うところのパワートラックの穴埋めピースそのものです。
21m級トレーラー床板のパーツが存在しない訳ではありません。如何なる意図でこうされたのか、大変興味深いです。

私もこれまで色々なキットに手をつけてきましたが、たまには毛色の違うものを弄ることによって新たな情報が得られる・・・
ぐらいの軽い気持ちでこのモデルを入手しましたが、何だかGMキットの奥深さを改めて見せ付けられた気がします。
モデルのタイプは私にとってもカラーブックスを通じて馴染みのある「昔の近鉄電車」ですから、バリエーションセレクトの後に製作したいところです。

そして店頭のセールアイテムは・・・おっと、これはご近所の方は是非足を運ばれてください。
過度な期待は・・・ですが、私が「近鉄」を仕入れてしまうくらいですから、新たな出会い?があるかも知れませんよ。

by ar-2 | 2010-02-15 01:12 | 買い物


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