人気ブログランキング | 話題のタグを見る

赤い電車は白い線

khkar2.exblog.jp
ブログトップ
2009年 11月 10日

1/150 団地を軽~くレビュー

本日は珍しく割合早めに退勤でき…とはいえこれはあくまでも「谷間」であって、来月の半ば以降にはフルコースが待ち受けていることでしょう。
そんなこんなで、「そらおと」の最新話を読みたくて購入した「少年工ース」に目を通しながら乗車していたいつものB線。
横浜到着時に線路内への乗客転落による急停止で11分ほど遅延したものの、無事?帰宅しこのように記事更新に至っています。
しかし転落って…まだ忘年会シーズンではないのですが。貧血とか色々あるんでしょうけど簡単に転落しすぎです。
1/150 団地を軽~くレビュー_c0155803_22413354.jpg

さて、先日購入したアオシマの「1/150 団地」。私自身かつてこのような階段室型の官舎住まいが長かったこともあり、
とりわけ思い入れのあるものです。まずはそのパッケージの尋常ならざるサイズに度肝を抜かれますが、早々に組み立てたい意欲が湧き、
本晩の帰宅後に…と考えていたのですが、朝っぱらから「数日間」の雨予報…。もはや嫌がらせの領域ですな(震
まぁ…日頃の行いがよろしくないだけあって、何かしら塗装を伴う工作の意欲を上げると、大概「雨天」に見舞われるという、
まさに私家版「マーフィーの法則」があるわけです。
1/150 団地を軽~くレビュー_c0155803_2247285.jpg

塗装済キットとは言え、各戸への扉が塗り分けられていないなど手を加えるべき点は多々ありますから、少なくとも私はそのままでは組みません。
そこへ持ってきて雨天という大障害ですが、ここでは簡単ながら開箱時のインプレを少しばかり…。
まず箱を開けて思ったのはパーツ量の多さ。これまでにこの手の団地ストラクチャがモデル化されなかった理由が何となく判った気がします。
当然、パッケージのサイズも…ですね。この大きさには誇大表現がありません。ぜひジックリと組み上げたいものです。
窓ガラスも全てハメコミ。GMのン十年前の設計の公団住宅と比較するのは酷とはいえ、団地ストラクチャもここまで進化したわけですね。
1/150 団地を軽~くレビュー_c0155803_2253039.jpg

箱を開けて手にとってみたパーツのなかで、まず理解できなかったのがコレです。しかし説明書を読んで氷解。
なんとコレは各フロアの床板なのです。シルバーに塗装されているのはインテリアに室内灯を組み込んだ際の導光を勘案してのものであり、
丸い孔はその室内灯を引き通すためのもの…。GMの公団住宅キットの概念でとっかかると、何もかもが斬新に思えてきます。

コンクリートジャングルの一角で生まれ育った私にとって、「ダンチ」の響きはなんとも郷愁を誘います。
夏は熱く、冬は冷たかった各戸への「鋼鉄の扉」の奥に、狭いながらも楽しい我が家のあったことを私は永遠に忘れません。
モチベーションの堅持は難しい…ですが、長い冷雨の後に時間は確保できるでしょうか。その日を気長に待ちたいと思います。

by ar-2 | 2009-11-10 23:04 | 鉄道模型(ジオラマ)


<< 異色      ミスター散財 >>