赤い電車は白い線

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2009年 09月 28日

¥500のバスに夢をのせて

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昨晩の退勤後、アキバを流していた某氏と合流…巻き込んじゃいました(笑 その席でニシキというメーカーが発売しているダイカスケールのバスに話題が及び、そういえば何台が転がっていたな…と早速発掘してみました。このニシキはかつてウッドと名乗っていましたが、その時代からずっとダイカスケールのバスを発売し続けています。

私が初めて同品を手にしたのは、小学生の時に散々ねだって買ってもらった神奈川中央交通のモデル。ということは既に四半世紀…バスモデルの数少ないロングセラーアイテムです。価格も当時から今日に至るまでずっと¥500(外税)というのも驚きです。



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ニシキのバスの最大の特徴は、そのラインナップの多彩さ。北海道から九州まで、公営交通は勿論民間事業者まで幅広く展開し、ある意味現在のバスコレに通ずる「バス図鑑」的玩具のパイオニアといえます。それ故に全国の玩具店で取り扱われ、ロングセラーアイテムとなったのではないでしょうか。一地方の事業者のみの展開だったら今も売られていたかど・・・。それと、例外もありますがその事業者の塗装が製品化当初の時代から変わっておらず、実物では見られない旧塗装を堪能できるモデルが多くあります。仙台市や名古屋市の赤帯ワンマンとか、川崎鶴見臨港の銀バスは涙モノでしょう。逆に時代に即して変更されたのは東京都や東武などです。

画像は現行デザインの外パッケージですが、下が最新仕様で上はやや古い仕様のもの。コード№145にご注目…「幻の琉球バス」。私自身は店頭に並んでいるところも画像でも見たこもありません。スクールバスに置き換えられ絶版となった時期が早かったのでしょうが、何とも悩ましいです。仲間内でも一時このアイテムを捜す流れもあったのですが、当然のように見つけることはできませんでした。
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四半世紀の歴史の過程においてはそれなりの変化もあります。画像は川崎市のモデルですが、色調(扉の褪色は除く)以外の差異がお判りいただけるでしょうか。手前が旧モデルで奥が現モデルです。旧モデルの側面には広告枠や車外スピーカがモールドされていますが、現モデルにはありません。言うまでも無く金型が改修されているわけですが、何ゆえであったかが気になります。考えられるのは塗装のマスキングを確実にするためか、或いは玩具安全基準で注文がついたか・・・。
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続いて裏面の比較・・・上のプラ製シャーシが現モデル、下の金属製シャーシが旧モデルです。旧シャーシには「Hino」のロゴや形式を表す「RE120」がモールドされているのが特徴。シャーシ自体はプラ製になってから寸法誤差が生じ、ボディとの嵌め合わせがイマイチで何となくイビツな個体が多いのですが、金属シャーシの旧モデルにそれはなく、ピシッとしたスタイルを見せています。
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金型の改修は前中扉ボディのみならず、トップドアのボディでも行われました。前輪後部にご注目。国鉄バスのブルーも時代に合わせてちゃんと変えてある・・・のでしょうか。旧モデルのブルーのほうがカッコイイです。
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パッケージも現行のように共通デザインに事業者ごとのシールを貼った体裁ではなく、何とアイテム毎に用意されていました。売価が不変なのですからパッケージの簡略化は止むを得ませんが・・・よき時代を感じさせますね。手前はKKKです。
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その旧パッケージ裏面にはその事業者の大体の運行エリアが赤色(ピンク)で塗りつぶしてあります。何と言うか、まさに三次元のバス図鑑だったわけですね。情報過多の今では考えられない・・・アツいものがこみ上げてきます。ちなみにこれはKKKのパッケージですが、房総半島もですか(笑 まあ大雑把に関東地方ってことなんでしょうね。
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こちらは国鉄バス・・・って全国区ですか(爆
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他にも紹介したい手持ちのアイテムはあるのですが、それはまた別の機会にするとして今回メイン?のモデルを紹介します。画像は我が地元の神奈川中央交通(以下、神奈中と称します)。前述の如き小学生の時に買ってもらったウェーブライン(波型の旧塗装のこと)の記憶忘れがたく、随分後年になって偶々見かけたモノを購入した次第です(画像最上段と上から二段目)。それから暫くしてウェーブラインのモデルは絶版となり、同コードの№114でカナちゃん号がトップドアのボディ(!)でモデル化されました(上から三段目)。実車に存在したデザインとは言えこれを玩具店で初めて目にした折には、その珍奇なボディとの取り合わせに開いた口が塞がりませんでした。

カナちゃん号の特徴である動物のイラストはすべてステッカーというチープさではありましたが、その後間髪を入れずに新たなるコード№114が出現したのです。それは元の前中扉ボディながら塗装は現行の赤色が直線状というものです(画像最下段)。これを小田急湘南台駅の売店で見つけてしまった時には卒倒しかけましたが、ニシキの神奈中もやっと実物に追いついたかと感無量でした。
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画像左がウェーブラインの旧塗装モデル、右が現塗装モデルです。当たり前ですが側面のみならず、オレンジ帯の前面での取り回しも、ちゃんと違えてあります。ちなみに旧塗装の前面の金太郎塗りですが、実物では「金太郎の成り損ない」みたいなパターンも存在しました。

・・・と、ここまでは昨日のうちに記事化が纏まっていたのですが、ちょっと便利なハコで調べましたらとんでもない事実を知ってしまったのです。で、本日それを購入してきました。場所は・・・扱ってるお店が今は少ないんで、例えば売店なんかだと案外あるかも・・・とだけ記しておきましょう(笑
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また神奈中?確かにそうなんですが、パッケージから出してみてると・・・内箱がとうとうフニャフニャの透明プラになってしまいました。まあ価格据え置きですから致し方ないです。で・・・バスのお顔がなんかおかしくありませんか?
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うわあああああああ(AA略

別に私がマジックで落書きしたわけではありません!ホントだってば(笑 よく見るとバンパーの上も黒くなっています。他に側面雨樋にオレンジが挿してあるなど、微妙にマイナーチェンジされていますね。てか実物の雨樋って赤色なんですけど(笑 もうどこをどう突っ込んでよいのやら(汗 でもって無理繰り感タップリのブラックフェイスは恐らく↓あたりをイメージしたのでは。
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これは最近の実車の一例ですが、スケルトンボディが当然なうえにLED化の普及も著しいとなると、ニシキのバスも変身せざるを得ないのでしょう。それにしてもぶっちぎりのインパクトです。あるwebによれば昨年から販売されているとか。

え?・・・てことは

神 奈 中 以 外 の ア イ テ ム も ブ ラ ッ ク フ ェ イ ス 化 さ れ た っ て こ と ?

んなまさかね・・・とは思うものの、前述の通り扱い店舗が少ないので直ぐに確認できるかどうか。もしそのような事態になってしまっていることが確認できましたら、思い切り泣きたいと思います(涙目
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by ar-2 | 2009-09-28 23:13 | バス(BUS) | Comments(4)
Commented by gino-1 at 2009-09-29 01:12 x
こんばんは。

早速の研究発表(?)ありがとうございます。

No.145は、別のモノになってしまったのですね(泣)
実在しているのであれば、入手してみたいアイテムです。

それにしても、神奈中はアツいですね。
REのブラックフェィスというと、東武の新色を彷彿させますね。

久しぶりに、ワンコインバスを探しに行ってみようかなぁ。。。
Commented by ar-2 at 2009-09-29 23:51
gino-1 さん、こんばんは。
研究ってほどではありませんが、こういったレポに無駄にエネルギーを注入するのが私の趣味です(呆

>東武の新色
どこかで見た顔かと思ったら…ソレだ!(笑 ニシキの東武バスモデルをブラックフェイス化したら
結構似合っているかも知れませんね。ワンコインバス、もし見かけられましたら是非レポート下さい。
Commented at 2013-10-19 15:03 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ar-2 at 2013-10-19 20:32
非公開コメントさん、こんばんは。
調べてみましたら、復刻?として少し前から販売しているようですね。パッケージが最新の仕様ですので。何あれ、廃盤モデルがまさかの復活というのはニュースです。明日訪れるという友人に買い物を頼んでおきましたw


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