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赤い電車は白い線

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2009年 07月 09日

京急500形・初期(その5)

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側板と妻板の接合箇所を瞬着にて隙間埋めです。しかし削りすぎて側板の一部が凹になってしまい、名実ともにヘコむ事態に…。
瞬着を再度盛り付けて形状を整えます。
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なんとか応急処置完了でしょうか。

この京急500も一応の新作ではありますが、反面以前に製作した車両は旧作となるわけです。
旧作はあくまでも旧作なのでしょうか…これまでの製作車両の一部に改めてスポットを当て、内省をしてみたいと思いました、
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焼け付くような思いはやがてカタチになり、陶酔の境地へといざなってくれました。
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初めての板キット組電車はバリエーションキット…それは小学生の頃の憧れの結実。
鉄コレ動力の存在と、ある出会いがあったからこそ展開できました。
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同じような顔つきでも、その生い立ちや派生はまさに変幻多彩。
マニア的視点での面白さと、単色塗りの映えることを改めて思い知らせてくれたグループです。

画像の車両は、一応カテゴリ毎の製作順に奥から並べてみました。
旧作とはいえど、やはり教えられることが多いですね。反省点等はダイレクトに新作に影響を与えるわけですから。
そういう意味では偶に旧作を掘り返す…いや、旧作の存在を忘れてはならないと思います。
目先の新作に躍起になってスランプに陥った時、旧作は何にも替え難い大きなヒントをくれるかも知れません。

やはり一番造っていた頃の車両は、何と言うか仕上がりが多少雑であっても(今もそうですが)、何が何でも仕上げようという
意地のようなものがあったことは確かなようです。翻って今は車両もある程度纏まってきた上に、言い訳がましいのを承知にすれば
睡眠時間優先の生活になってきたことなどもあり、以前とは比較にならないほど工作のペースは落ちています。

もちろん趣味の世界ですから制約も強制もありませんし、それこそがホビーがホビーたるものではありますが、
あのギラギラしていた頃の自分を想起させてくれる車両を眺めていましたら、何ともほろ苦い心境になりました。
戻れないことは判っていても、やはりあの頃の自分に戻りたいと思うのは齢をとった証拠なのでしょう。

何あれ今後も完成品であれキット組であれ鉄道模型が存在し続ける限り、愉しんでいきたいと思います。
そして、そのためには健康第一ですね。ちなみに先日受診した健康診断、昨年と不変だったのは身長と視力ぐらいでした…(汗

by ar-2 | 2009-07-09 21:17 | 鉄道模型(京浜急行)


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