赤い電車は白い線

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2013年 07月 31日

PHOENIX HONEYMOON~「日南3号」への途(その6・了)

(日付的には)本日3本目。
→1本目「本日の・・・」
→2本目「トミックス・マニ36の整備」
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PHOENIX HONEYMOON~「日南3号」への途(その1)
PHOENIX HONEYMOON~「日南3号」への途(その2)
PHOENIX HONEYMOON~「日南3号」への途(その3)
PHOENIX HONEYMOON~「日南3号」への途(その4)
PHOENIX HONEYMOON~「日南3号」への途(その5)

カトーのC57門デフ(1次形)入線を端緒とした本作も、いよいよ大詰めです。製作期間はほぼまるまる1ヵ月・・・僅か2両ながら、時間の間隙を突いてでしたので結構要してしまいました。
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オロ11、ナハフ11ともども車番転写→クリアーコーティング、そして艶消し仕上げの屋根とのドッキングまで済んでいますから、残すは細部の色挿しと窓セル貼付です。Hゴムはタミヤエナメルのニュートラルグレイ、サッシは同じくのフラットアルミ、洗面所/便所窓の白はGMの№37筆塗り。いずれも手許に在っただけですから、似たようなカラーであれば何でも良いでしょう(適当
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オロ11のインテリアは結局画像のように接着しました。腰板車内側に成型されている床板押さえのリブよりも、やや間を開けて上方にセット。そうしないとウェイトに押し上げられてしまいますから、様子を見ながら位置決めします。
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そんなこんなで一連の工作は了し、床板と車体をドッキングさせて完成です。
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ナハフ11は車体の屋根断面が今からすればチープなものですが、組んでみればちゃんと?ナハフしているのだから面白い。9ミリに限らずですが、模型というものは元来実物を忠実にスケールダウンしたものではないので、こんなものでも十分でしょう。
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キット組みアイテムと完成品を同次元に捉え比較する事自体ナンセンスですが(これを理解しないと、完成品が出る→キットの価値が無くなる→創る愉しみが奪われる という見当外れの勘違いに至る)、インテリアを仕込むだけで随分と豪勢?に見えるのですから、キット組みには沢山の可能性があると思います。創る愉しみは与えられるものではありません。自分で創るものです。
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役者は揃った!
しかし、今回もまた滑り込みとか・・・。「夏休みの宿題」的感覚は、一生抜けないのかも知れませんね(汗
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by ar-2 | 2013-07-31 18:44 | 鉄道模型(国鉄形客車) | Comments(0)
2013年 07月 31日

トミックス・マニ36の整備

カトー・マニ41の入線にリンクして、手持ちのトミックス・マニ36(品番8526)の整備を行いました。このマニ36、車番を転写しておらず付属のインレタも紛失するという体たらくなのですが、何故か在籍していて小荷物列車編成の一両を成していました。此度のスニ41入線により客車急行としては晩年の「鳥海」が再現できる運びとなったので、漸く重い腰?を上げて車番転写を含む整備へと漕ぎ付いた次第です。
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客車急行の「鳥海」は1982(昭57)年11月の上越新幹線開業を含むダイヤ改正で廃止され、「鳥海」の名は電車特急へと受け継がれました。この客車急行「鳥海」は荷物輸送(主に新聞紙)のウェイトも大きく、マニ(運用番号:秋荷1)を上野~秋田間の通しで連結するほか、スニ41(運用番号:北東荷202)・スニ40(運用番号:北東荷201)を上野~新津間で連結し、この区間においては荷物車3両連結という特徴的なものでした。同時期においてこのように荷物車を3両以上連結した優等列車としては、他に「利尻」があるだけです。

当時の「鳥海」における(運用番号:秋荷1)へは、1980(昭55)年時点では秋アキのマニ36(6両)ないしマニ60(1両)が充当されていますが、ここではマニ36に絞ってその在籍車番と改造前の原車番を記しておきます(車番前の・は横軽対策のGマーク)。

 マニ36 2057 ←オハ55 2106←オロ36 2006
 マニ36 2068 ←オロ40 2059
・マニ36 2153 ←スハ32 2560
・マニ36 2246 ←オハ35 2073
・マニ36 2255 ←オハ35 3263
・マニ36 2259 ←オハ35 3280

トミックスのマニ36はスハ32改造車なので、車番は当時の秋アキにおける唯一の同グループである2153としました。蛇足ながら表中の2259はマニ36を生涯の終とせず、後にオエ61 317へと再編入されています。
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ツルテカの屋根板が少々興醒めだったので、クレオスの№33つや消しブラックでコーティング。車体も車番転写に際し全バラにし、別体の出入台扉も含めて半ツヤでコーティングしておきます。
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乾燥後、組み上げて竣工。大がかりな事は何もしていませんが、特に屋根色は既製品の場合、有井を除けば大抵はグレーで仕上げられているので、ここを変えるだけでもイメージに随分と差が出せます。これで客車急行「鳥海」の編成は一応の面目が保てました。上越国境のシェルパたるEF16を先頭に、A寝台、B寝台、グリーン車、普通車、そして新旧荷物車を組み込んだバラエティー豊かな客車急行、その組成が待ち遠しいです。
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by ar-2 | 2013-07-31 11:15 | 鉄道模型(国鉄形客車) | Comments(0)
2013年 07月 31日

本日の・・・

7月もいよいよ幕切れを迎えんとする今日この頃。
暦の上での「大暑」は一週間以上前に過ぎ、8月の初頭になれば「立秋」となるわけですから、季節の移ろいは本当に早いものです。このところのルーティーンは巷間が俗に言う「夏休み」となった背景もあってか、それなりですね(謎 本日も危うい部分はあったものの都内店舗立ち寄り可能時間帯であったので、発売されたばかりのブツを求めて・・・
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カトーのスニ41単品です!
製品化自体は特定列車セットシリーズにおける「能登」でなされていますが、必要以上の投資がクリアされる単品売りは大歓迎ですね。
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何がやりたかったかって、これこれ♪
解る人には解るが、解らない人には解らない(あたりまえ
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ついでにこれにも散財・・・定価の半額の新古品でした。
キットはおしなべて完成品なりそれに準ずるアイテムが出ると、額面割れする傾向があるので有難い面もあるのですが、キット自体のラインナップが殺がれる風潮にも繋がりかねないので複雑なところです。

そういえば近日中に有井のマニ30が入線予定ですが・・・仕掛かりの記事然り、沙汰止みとなっている案件が多々あります。時間の捻出が難しいですが、一つずつ向き合って行きたいと思います。
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by ar-2 | 2013-07-31 00:14 | ある日の出来事 | Comments(4)
2013年 07月 27日

行くぜ東北!三陸の「いま」と県北バスを訪ね視て(3日目その2・不死鳥、三陸鉄道(前編))

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行くぜ東北!三陸の「いま」と県北バスを訪ね視て(1日目・「ビーム1」は三陸を目指して)
行くぜ東北!三陸の「いま」と県北バスを訪ね視て(2日目その1・朝の宮古駅前の表情とバス観察)
行くぜ東北!三陸の「いま」と県北バスを訪ね視て(2日目その2・重茂半島への路、大津波の傷跡と共に)
行くぜ東北!三陸の「いま」と県北バスを訪ね視て(2日目その3・県北バス重茂車庫を視る!)
行くぜ東北!三陸の「いま」と県北バスを訪ね視て(2日目その4・山田支所往還~山田町のいま)
行くぜ東北!三陸の「いま」と県北バスを訪ね視て(2日目その5・県北バス宮古営業所訪問と一日の終わり)
行くぜ東北!三陸の「いま」と県北バスを訪ね視て(3日目その1・ウミネコ舞う三陸の海~浄土ヶ浜遊覧船)

浄土ヶ浜遊覧船での観光の後、浄土ヶ浜ビジターセンター9:34発の宮古駅前行バスに乗り込みます。バスが岬から市街地へ下れば、沿岸部である漁港界隈の大津波の傷跡が車窓に生々しく映ります。潰れたガスリンスタンド上屋や其処此処に見える家屋の基礎が点在し、すっかり無人地帯と化したかのようなバス停からも纏まった乗車がある現実。それは例え傍にどんな大きな傷跡があれどそこに人の営みある限り、宮古の日常は連綿と続き、続いて行くのでしょう。
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宮古駅前にバスは到着し、次なる三陸鉄道はと見れば約2時間後の11:45発の805D・・・まあ判ってはいたことですが(汗 そんなわけで周囲を散策したりして列車を待ちますが、駅構内のホームはずれに36形が見えたので近寄ってみますと、ハンマーを用いて点検中の様子。これが出庫点検の類かは判りませんが、北リアス線の検修施設の所在は久慈であり、分断状態の現在における宮古側では「青空検修」とならざるを得ない面もあるのかも知れません。
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三鉄はJRとは別個に立派な駅舎を有しており、頼もしい限り。改札窓口向かいにはヤル気みなぎるグッズ類が沢山並んでいます。資本は潤沢なのに商売っ気の無い殿様商売滋味た事業者とは異なり、こういった姿勢は大いに評価されるべきでしょう。その中には「鉄道ダンシ」なる珍妙なジャンルアイテムも・・・まあ腐った人向けですねw しかし、そんな事も臆せず?展開する前向きな姿勢は感動的ですらあります。
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乗車券は自動券売機でも購入出来ますが、改札窓口では硬券の取り扱いもあり、その旨の案内もなされてます。乗車券類ファンのお土産としても好都合でしょう。その改札前で待ちぼうけていれば、岩泉町の袰野(ほろの)という難読地に住むというお婆さん(82歳!)に話しかけられました。お婆さんの「訛り」はマシらしいのですが難解な部分もありその点が心残りでしたが、その中でもとりわけ印象深かったのは「震災後は「人」が変わった」という点。「人」の何が変わったのか・・・正直私は怖くて真相を聞き出せませんでした。それが決して良い意味のものではない事を、お婆さんの語り口から悟るのが精一杯だったのです。
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やがて改札の時間となり、1両編成の805Dへと乗り込みます。三鉄の線路はJR山田線(盛岡方面)と分れるとすぐさまトンネル。北リアス線は国鉄時代の開業も遅かったので(未成線含む)線路規格が高く、トンネルの中には延長6キロを超すものもあるそうです。やがて田老に到着・・・駅は町中心部の南はずれにありますが、盛土上を走る線路からは町の様子が見てとれます。しかし、ここ田老もやはり先の大津波で甚大な被害を受け、更に遡った過去の津波を教訓として設けられた「X状」の二重堤防が無力に等しかったというのですから、その恐ろしさが伝わろうというものです。生活道路だけが張り巡らされ夏草茂るその景から、かつての街並みを想像する事は容易い事ではありません。
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805Dは30分少々走り、12:18小本着。
小本の駅舎は開業時からこの「小本観光センター」の看板を前面に出しているので、全く駅舎というナリではありません。まあこれでも地元の人達は困らないでしょうけどw 駅舎内には土産物コーナーや案内所があり、「観光センター」の名に恥じない?ものとなっています。
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小本駅前からは県北バスによる「連絡バス」の5便に乗車します。この連絡バスは小本~田野畑間で不通となっている三鉄の輸送ニーズを肩代わりする役目を有し、1日あたり7往復が設定されています(1往復は土休日運休)。JR岩泉線とは異なり「代行」ではありませんから、運賃形態は運行事業者である県北バスのそれに基づきます(バスカード利用可)。因みに今回のように宮古からこの連絡バスを介して北リアス線をトレスしようとする場合、宮古6:17→小本6:50・7:10→田野畑7:40・7:51~の初便の次が、この宮古11:45発まで実に5時間もの空白となっており(この間、宮古8:00発の三鉄はあるが連絡バスが無い)、本旅程のプランニングでも腐心したところでした。
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バスは三陸北縦貫道路~R45と山間部を高規格道路で突っ切り、田野畑村の中心部から分れ沿岸部にある三鉄の駅へと向かいます。
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バスも所要時分は30分ほどで、12:55に田野畑駅前着。
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田野畑駅舎のそのビジュアルは基本的に開業時から変わっていません。壁の装飾は「キット、ずっとプロジェクト」の一環でしょうか。2階には和食堂があったはずですが、現在は1階に喫茶店が入っています。
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駅前から海の方角を見やれば、三鉄の車両を模した水門が見えます。これ、以前にweb上で見かけてはいたのですが、田野畑にあるとは思いませんでした。久慈行の列車(911D)まではインターバルがあるので、ちょっと見に行ってみます。
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これより先は(後編)に続く・・・となるのですが、(前編)の締めくくりとして三鉄の宮古駅舎前に佇立する「三陸鉄道いま成る」の石碑について触れておきます。この石碑はその彫りから、1984(昭59)年4月1日の三鉄開業を記念し建立されたものと思われ、その碑文から三陸沿岸部における鉄道への渇望と、鉄道開業成就の喜びをくみ取る事が出来ます。来年には迎えるという路線再興は国費投入という背景もあるものの、三鉄を必要とする人達、そして三鉄自体の意志なくしては実現し得ないものです。三鉄が生まれた意味、そして走り続けた意味、よみがえる意味を、その碑文を通じて認識したくここに全文を記すものです。


「三陸鉄道 いま 成る」

 我等の先輩が 鉄路への志を發してより九十年
 その間 津波にもめげずに立ち上がり 又フェーン災害 ヤマセの悲風等
幾多沿岸特有の悪条件に抗しつつ ふるさとなる我が三陸を守
り来たりたる 沿岸人四十万は 今ぞ南北に鉄道を打ち貫く事を得たり
 先人よ 照覧せられよ
 後進よ この業の上に 更に三陸の未来を創建せよ
 この鉄路こそは沿岸住民の生活 経済文化の動脈たり而して
全国遊子の陸中海岸国立公園探勝の絹路なり
 ここに三陸鉄道打通の身魂を捧げたる先人の功を 碑を建て
て深く頌し 更に後進我等の奮闘を決意するものなり


3日目その3に続く)
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by ar-2 | 2013-07-27 20:15 | 外出・旅行 | Comments(0)
2013年 07月 27日

EF66(後期形・ひさし付)のメークアップ

とかなんとか言いつつ・・・デスクトップが復旧したので、通常更新に帰します。

表題の通りですが、去る木曜日の早朝におけるスカ線での通勤時、まやもやのロクロクニーナを新鶴見で目撃した事が後押しとなり、いよいよトミーのロクロク「ひさし付」に手を染めてしまいました。ロクロクは後付けの冷房装置が無いほうがビジュアルに長けてはいますが、そうは言いながらもロクロクニーナを通じて冷房装置付きへの興味が沸き始めてしまったというのがその原動。正直、この時代考証にマッチする貨車を全く編成単位で持ち合わせていないのですが、とにかくそのあたりは「ロクロクありき」という解釈で愉しむこととします。
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まずはボディを全バラにします。
深い意味はありませんが、半ツヤを吹き付けて製品状態よりも僅かですがツヤのメリハリを出してやります。
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運転室上部の冷房装置はトミーからズバリのアイテムがラインナップされていて、品番:PC6056「クーラー(機関車用1)」が該当します。実物で言うところの台座?に相当する部分は車体色(今回は手持ちのGM:№16)に塗っておきました。
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冷房装置の取付孔は1.0mmを2個所開ける必要がありますが、このための治具も付属しています。
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装着状態。
冷房装置が実物と比してやや背高なのですが、他に替わりになるようなアイテムもありません。腕に自信があるならば、Rに接する面を詰めてやれば印象は変わるでしょう。
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AW-2ホイッスルはクレオスの№9「ゴルード」を筆振りするとグッと引き立ちます。ただロクロクの実物の資料を見ますと必ずしも黄金色ではなく、車体色の青色やグレーに塗られているケースもあるようなので、このあたりは各自研究なり嗜好で判断したいところです。
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それでも、やっぱり黄金色が映えますね!
手持ちの「ひさし無し」のAW-2もゴールド仕様へと改めました。
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お約束?のナンバーですが、今回は36号機をチョイス。実物は現役0番台5機中に健在であり知られたナンバーでしょう。前面ナンバー台座とのフィッティングですが、今回は問題無かった・・・と思います。
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無線アンテナについては説明書の指示通りに開孔し、アンテナ本体は手持ちのグレーで筆塗り後接着しました。この冷房装置付き36号機は、見ての通り民営化後の設定。しかし手許にはそれらしい貨車が編成単位で全く揃っておらず、かといって鉄道とかけ離れた分野での考証が求められる「現代の」コンテナ列車に食指は動かず、適した牽引対象の増備は未知数となっています。まあピギーとかはアリと思っていますが(そういえば近日再生産なんですね)・・・。
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by ar-2 | 2013-07-27 17:27 | 鉄道模型(電気機関車) | Comments(2)
2013年 07月 27日

最近は・・・

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デスクトップが不具合を来しましたorz

なので通常更新が出来ず、暫く時間を要しそうです。
そんな近況は、木曜日早朝に久し振りにスカ線で東上した折、新鶴見でロクロクニーナを目撃!土日なら並走ダイヤ(平日はスカ線が1分数十秒遅い)で激写だったのになあと思えど、これが決定打となって画像の通りですw しかしこのトミーのロクロク、ひさしの有無でロットが違うのか、青/クリームはもとより屋根のグレーまで色味をが全く違い、興味深いものです。
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by ar-2 | 2013-07-27 11:44 | 鉄道模型(電気機関車) | Comments(0)
2013年 07月 24日

PHOENIX HONEYMOON~「日南3号」への途(その5)

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PHOENIX HONEYMOON~「日南3号」への途(その1)
PHOENIX HONEYMOON~「日南3号」への途(その2)
PHOENIX HONEYMOON~「日南3号」への途(その3)
PHOENIX HONEYMOON~「日南3号」への途(その4)

床下機器兼用ウェイトを仕込んだ床板ですが、ここで問題発生。数日前に取り付けられていた筈の台車が外れているのを見つけ、検証してみたところ捻っただけで簡単に外れてしまいます。GM台車は通常であれば捻った上に力を加えねば外れません。心当たりはありまして、この床板のボルスタがキツく台車回転がシブいため、軽く開口部を拡げておいたのです。
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もとより、そのシブさの原因は開口部というよりはこのボルスタ表面にあると思われまして、現行では見られないミゾが彫られ段になっています。何よりそんなこんなで床下機器兼用ウェイトを仕込んだ床板は、通常の取り扱いが不能となってしまったので装着は取り消しとしました。
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なので、ナハフの床板と床下機器を手持ちから漁って充当・・・塗料も再び調達せねばなりません。
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オロともども車番インレタを転写。ナハフが汎用性があるので特定ナンバーとせず、Gマーク無しの非電暖車のナンバーを規定インレタからストレートに転写し、オロは当時の配置表からオロ11 12(鹿ヤコ)としグリーンマークともども転写しました。窓サッシ等はエナメルで施しますから、ここで漸くクリアー吹きと行きたいところではあれど、本日は湿度が高いので見送りました。ここの進み具合が後々に響きそうです。
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併せて、本作シリーズとは関連がありませんが、過日に中古で入手したC57やまぐち号のナンバーを装着。後ろに続く客車は私の知る限りでは、12系(ノーマル/茶色)、20系、旧客、ジョイフルトレイン(「なにわ」など)、似非レトロ等と多彩ですが、手持ちは12系ノーマルのみ。とはいえ集煙装置付きのいでたちもナカナカ良く、色々牽かせてみたいところです。
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肝心の「日南3号」ネタ?というほどでもありませんが、1995(平7)年1月1日、元日における元旦の刹那を日豊本線宮崎~南宮崎間の大淀川橋梁で捉えたカットをお届けします。開放的なロケーションはモジュールにもうってつけですが、単線というのがある意味ネックでしょうかw

その6・了に続く)
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by ar-2 | 2013-07-24 20:02 | 鉄道模型(国鉄形客車) | Comments(2)
2013年 07月 24日

行くぜ東北!三陸の「いま」と県北バスを訪ね視て(3日目その1・ウミネコ舞う三陸の海~浄土ヶ浜遊覧船)

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行くぜ東北!三陸の「いま」と県北バスを訪ね視て(1日目・「ビーム1」は三陸を目指して)
行くぜ東北!三陸の「いま」と県北バスを訪ね視て(2日目その1・朝の宮古駅前の表情とバス観察)
行くぜ東北!三陸の「いま」と県北バスを訪ね視て(2日目その2・重茂半島への路、大津波の傷跡と共に)
行くぜ東北!三陸の「いま」と県北バスを訪ね視て(2日目その3・県北バス重茂車庫を視る!)
行くぜ東北!三陸の「いま」と県北バスを訪ね視て(2日目その4・山田支所往還~山田町のいま)
行くぜ東北!三陸の「いま」と県北バスを訪ね視て(2日目その5・県北バス宮古営業所訪問と一日の終わり)

明けて7月13日(土)、朝・・・客室から海は望めませんが、露に濡れた緑が眩しい・・・雨天です。
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朝食は6:30からの営業と健全そのものですが、とりわけ平日を起点とする宿泊客はおしなべて年輩層が多く、早起きは得てして苦にならないのでしょう。やはりのバイキングで朝食を済ませ3日目を迎えたわけですが、本日の行動計画の前半は浄土ヶ浜遊覧船乗船を予定としました。

浄土ヶ浜遊覧船は浄土ヶ浜ビジターセンターから結節する遊覧船発着所を起点に、約40分の所要時分で宮古湾の北側を回遊するコースとされ、平日については原則的に15名以上の団体需要による臨時運行、土曜・休日と月曜は定期便として5便が設定されていますが、これに限らず団体需要などにより随時臨時便を運行し、フレシキブルに対応しているようです。休暇村からの送迎バスは宮古駅前のみならず浄土ヶ浜までも対応いただけるので、従業員に本日の遊覧船運航予定を尋ねると、所定であれば9:30発が定期便の初便であるところ、団体客の予約が入っており8:40発の臨時便が運航されると報されました。
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8:15発の送迎バスは休暇村を発ち、昨日と同じ大き目のワゴン車はR45を経て浄土ヶ浜ビジターセンター前(第一駐車場)に到着。ここから遊覧船乗車となるのですが、ビジターセンターに併設されたチケットカウンターが目につきにくい上に、チケット購入後の遊覧船発着所までのガイダンスも不十分で(窓口で尋ねたら教えてはくれましたが)、どちらかというと団体客ウェイトに置かれている印象がありました。特に今回は遊覧船出航時刻まで余裕が無かったので、気が気ではありませんでした。
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その遊覧船発着所はまずビジターセンターの階下へエレベータで降り、正面に見える出口から木造桟橋の遊歩道へと出ます。ここを歩いて発着所まで向かうわけですが、結構距離があるので乗船に際しては時間に余裕をもたせたほうが無難です。その木造桟橋の下には岸に沿った小さな舗装路が見え、これがかつての発着所までの通路であったのだなと想像。現在の木造桟橋の構造からしても、バリアフリー化を意識して付け替えられたのでしょう。そんなこんなで駆け足で向かい、ようやく乗船です。
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乗船した「第16陸中丸」では2階席へと誘導され、前半分が普通船室、後半分が開放船室となっています。多分にもれず年輩層で占められている団体客は普通船室に固まっていますが、折角の遊覧船なので人影まばら(雨天なので)な開放船室へ。そこから岸壁を見下ろすと「岩手県北自動車(株)遊覧船事業部航路管理所」と掲げられた詰所が・・・そう、ここ浄土ヶ浜遊覧船(正しくは「みやこ浄土ヶ浜遊覧船」)は県北バスの直営事業なのです。
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開放船室は天井がテント張りでして、出航前からそのテント上で何かが蠢いているような・・・そう、遊覧船の旅を演出する大事なキャストでもあるウミネコの群れです。第16陸中丸が「ポー」という汽笛と共に出航すれば、それまで留まっていたウミネコたちが船の両弦に展開し、何とも賑やかなクルージングが始まります。
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三陸と言えばウミネコ、ウミネコと言えば・・・うみねこパンですねw ここ浄土ヶ浜遊覧船では船内で販売しているその名も「うみねこパン」で、すっかり餌付け(訓練とも言う)されたウミネコたちへの餌やりが可能です。このうみねこパンのシステム、意外に知名度が低いようですが(私の帰浜後に職場で聴いた範囲)判りやすく言えば奈良公園のシカせんべいと同じで、あれのウミネコver.なのです。うみねこパンは海藻類が練り込んであるとかで、人間の食用も可能とかw そのお味が気になりますね(味見すればよかった)。

うみねこへの餌やりのポイントですが、うみねこパンを小さく千切るのは当然としても、それを指先から直接餌やりするのはオススメできません。ウミネコのクチバシは当然のように固いので、思わぬ怪我をする危険があるからです。なので千切ったうみねこパンを中空にポイッと放るのがスタンダードな作法でして、船と並行して飛翔するウミネコのタイミングに合わせて放るのも一興です(これがなかなかハマる)。ウミネコもさるものと言うか、の海面へと落下するパン切れを急降下で見事キャッチする手合いも居て、その訓練度合に唸らされますw
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雨の三陸は霧にかすみ、幻想的な海岸段丘を横目にウミネコの一群に守られた第16陸中丸は、宮古湾北端の姉ヶ崎を目指します。ここ姉ヶ崎は今回宿泊した「休暇村陸中宮古」の所在地ですから、ぐるっと一回りしてきた格好になるのです。
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海中に沈む防波堤、進む再興。その傍らでウミネコは、あの日と変わる事無く今日を飛び続けているのでしょう。
2年前の3月11日、その日もここ浄土ヶ浜遊覧船は通常通り運航されていました。地震発生時はちょうど団体客の臨時便の運航を終えて発着所に戻った折でしたが、機関士さんたちの機転で発着所に留まるのは危険と判断し、沖合へと舵を切り出航。果たして大津波を乗り越えるも、自衛隊の救助が来るまでは船内に在った販売用のうみねこパンで食を繋ぎ、発着所へと戻れたのは3月13日の午前中で実に避難から42時間が経っていたのだそうです(船内ガイドによる)。
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その42時間の海上漂流を経験し、今も遊覧船として運航されているのが実に今回乗船している第16陸中丸でして、他に2隻あった遊覧船(1隻はドック入場中、1隻は係留中)がいずれも打ち上げられ廃船処分されてそまった中にあって、唯一生き残った浄土ヶ浜遊覧船なのです。そのためこの第16陸中丸には「奇跡の~」という冠が付けられる事が多々あるようですが、そもそも奇跡なぞを絶体絶命の渦中にあって狙うであろうはずもなく、その場面場面において「決死であった切実さ」を軽薄な「奇跡の~」で一括りにし、印象を薄らめてしまう事は適切に思えず、慎重に扱われるべきではないでしょうか。。
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姉ヶ崎に達した第16陸中丸は大きくターンして、今来た航跡を辿ります。ウミネコも生き物ですから当然のように飛び疲れる?わけであり、欄干に留まって一服の面持ち。ウミネコはその名の通り「ミャーミャー」という可愛らしい鳴き声に特徴がありますが、中には「エサをもっとくれ!」と言わんばかりにギャーギャーと鳴き喚く手合いもw
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タップリ40分、リアス式海岸の景とウミネコを満喫し発着所へと戻りました。因みに観光地写真などで定番となっている浄土ヶ浜のイメージスポットはここではなく、バス停で言うところの「奥浄土ヶ浜」が相当します。遊覧船発着所からは遊歩道でアクセス可能ですから、時間に余裕のある折には見ておきたいものです。
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木造桟橋からビジターセンターを抜け、傍らにあるかつての「浄土ヶ浜ターミナルビル」(現在は破産につき閉鎖)の展望台へと上がってみます。眼下からは「ポー」という汽笛を鳴らし、ウミネコとともに湾へと繰り出して行く第16陸中丸の姿がありました。

3日目その2に続く)
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by ar-2 | 2013-07-24 11:35 | 外出・旅行 | Comments(0)
2013年 07月 21日

PHOENIX HONEYMOON~「日南3号」への途(その4)

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PHOENIX HONEYMOON~「日南3号」への途(その1)
PHOENIX HONEYMOON~「日南3号」への途(その2)
PHOENIX HONEYMOON~「日南3号」への途(その3)

ここまでの最新の流れ纏めです。オロ11の床下機器はモノが旧製品故、紙台紙に詳細図が無いので(そりゃそうだ)カトーの同形を参考に並べました。
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取り付けはまだ先ですが、カトーのサロ455からギッてきたインテリアは、床板押さえのリブの内側にそのまま置いてしまうと、側板との間がかなり空いてしまいます。
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なので唐竹割にして分割し、各々の側へ個別に取り付けます。
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屋根板はクレオスのツヤ消しブラック、足回りは№40のジャーマングレー・・・なのですが、№40は以前はツヤ消しであったのが、現行品では「3/4ツヤ消し」という仕様に改められています。その色味はマットさが抑えられ、言うなれば9ミリプラ完成品の床板に近い仕上がりになると思います。
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車体の吹き付けですが、オロ11はグリーン帯となる京阪ライトグリーンから吹きます。
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足回りは台車も含めて全塗装。今回は床板の内装側(ウェイト含む)も全て塗っています。屋根色のセレクトですが、当時の記録を見ますと蒸機の煤煙で客車の屋根が「真っ黒」なのはザラであり、此度の「日南3号」ではそのイメージを出そうと思いました。ペアとなるカトーの完成品は銀色屋根のままとし、こちらは出場直後という解釈にします。
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そのオロ11は1mm幅マスキングでグリーン帯を表現しましたが・・・う~ん、これは塗り方さえちゃんとすれば防げた段差ですよねぇ。
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そこで今回は、特にアテにしていた?というわけでもないのですが、何処かで耳にした便利ツール「コンパウンド」を思い出し、行使してみる事にしたのです。
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結果は・・・幾らかマシになっています、幾らか。テカりは表面保護で調整できますが、何だかドキりとしますねw コンパウンドは言うなれば「クリームやすり」ですから、当然のようの塗膜も削れてしまいます。なので極度の薄吹きには向かないといリスキーさもありますし、このあたり要は全てユーザのサジ加減次第なのでしょう。使用感としては感覚さえつかめばかなり有用と思われ、今後も折を見て活用して行きたいと思います。

その5に続く)
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by ar-2 | 2013-07-21 21:37 | 鉄道模型(国鉄形客車) | Comments(2)
2013年 07月 20日

本日の・・・185系、京葉線にクルー!?ほか

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早番退勤後の本日、お約束の舞浜で16:30前にまさかの不意打ち!!
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何より括目したのは、編成間で先頭車が向かい合っていたこと!
そして後部の編番はロザを抜かれた6連の「B4」・・・ということは?京葉線の有効長を単純に当てはめると該当の185系編成が無いのですが、東京駅の京葉1・2番線は新世代特急車両に対応すべくホームを延伸していますから、もしこれが旧世代に当て嵌められるのであれば、6連のB編成+5連のC編成による11連であったのか?何あれ、編成間で先頭車が向かい合っていたのは確実(それだけハッキリ見えたということ)ですので、全体像を捉えた情報を待ちたいところです。
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その帰途、地元戸塚では駅前に移転した戸塚区総合庁舎で期日前投票を済ませました。
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前後しますが、その前に横浜で久し振りに寄り道しグリーンマークを調達。
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その繋がりでは決して無いのですが、(趣味的見地では)グリーン車大好きな私としては見逃せないタイトルの刊が・・・!中身は結構アツいです。さすがピク誌ですね。
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そこでの購入品は、まさかのオシ17連荘と・・・
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別店舗ですが、コンパウンド・・・これは「生涯初」の購入に至るものです。模型については割とぎゃいのぎゃいの言うほうであるという自覚がありますが、根が大雑把なものでこれまで触れる機会がありませんでした。何と言うか・・・私自身としては工作が好きなのではなく、鉄道なりバスなりの実車と、その模型が好きであるに過ぎません。精密化に拘らないのも、それに依拠するのではないかと。とは言え、そういった部分で「心境の変化」が出てきたからこそ、此度のコンパウンド購入に至ったのも事実でしょう。

件のオロ11然り溜まっているネタはあるのですが、それらについてはおいおい・・・。
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by ar-2 | 2013-07-20 21:31 | ある日の出来事 | Comments(2)