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2013年 02月 28日

マニ37の製作(その3・了)

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本日3本目
1本目はこちら
2本目はこちら

オハネフ13(マイコロエース・ナハネフ11改造)のレストア(その3・了)/マニ37の製作(その1)
マニ37の製作(その2)

度重なるホコリの噛み込みを経、新たに青20号を調達してのリベンジ・・・ですが、止まる事を知りません。もう時期が時期であるとか、環境故にと割り切るしかありませんね。
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某氏様から頂いた英ちゃんIPAが大活躍です!
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再度の漬け込み後、果たして漸くマルな状態まで持ち込めました。単色塗り(しかも1両)にも関わらず、ここまでが何と長く感じられた事か・・・。
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併せて、一昨日に入手したトミーのマニ37(スロ50改造車)もインレタ転写→クリアコートを進めます。こちらのナンバーは2006番で晩年の「越前」運用車としました。しかし透明ベース付きのインレタ、見る角度によっては・・・う~ん。
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これで「越前」における主たる組成車両群が揃いました。後はこれにオロネ10、スロ62、オハ(×4)、オハフ(×1)を加えるだけですが、無論それらは手許の在庫で賄えます。「越前」は荷物車を含めて10連とミニマム(当時比)な夜行急行なのですが、A寝台、B寝台、グリーン車、普通車と各種揃っているのが魅力的ですね。早く本線デビューさせたいです。
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本題のGMキット組マニ37も残りの工程を進め、漸く上がりました。会心の出来には程遠いですが、いつも通り?の習作にはなったようです。判りづらいですが両エンドの尾灯にも色挿ししており、私の工作スタンスにおける変化が見てとれましょう。画像は1-3位側で・・・
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こちらが2-4位側です。車番はトミーのマニ37添付のインレタから透明ベース無しの数字を拾い、2018番としました。1980年4月時点の配置は北オクで、「津軽」の運用車に相当します。無論、私の手許の在庫でそれは組成可能です(あとは機関車・・・って、ここでゴナナ購入のフラグが(ry )。

EF62前期形購入を端緒とした流れで、思わぬカタチで「越前」を揃えるに至りましたが、私はもとより旧客は言うに及ばず夜行列車の類が大好きですから、苦行?を味わいつつも存分に楽しめました。約30年前の1982(昭57)年11月改正で上野口における「旧客with10系寝台」の前時代的な夜行急行群は全滅してしまいましたが、9ミリの世界ではいつまでも25時の子守歌を聞かせ続けてくれることでしょう。
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by ar-2 | 2013-02-28 20:52 | 鉄道模型(国鉄形客車) | Comments(6)
2013年 02月 28日

保存(保管)車両あれこれ

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※2012年3月20日 上り新幹線車中から西浜松通過時に撮影・・・直近の改正で運用離脱した119系が大量に留置されている様は衝撃的であった

本日2本目→1本目はこちら

・・・まあ何というか、リニア・鉄道館への収蔵がなされなかった時点で既定事項だったのかも知れませんが、美濃太田留置車両の西浜松への搬出が進んでいるようです。現時点で陸送搬出されているのは、クハ165-120、モハ380/381-1、キロ28-2303、オハフ46-2009の計5両ですが、遠からず恐らく全ての美濃太田留置車両が搬出されるものと推測されます。

関連記事→
セントラル・エスケイプ(1日目その2 リニア・鉄道館の印象~急行形電車)
セントラル・エスケイプ(1日目その3 リニア・鉄道館の印象~旧形国電)
中京魔譚(1日目その4・美濃太田の保管車両の光と影)

西浜松というのは貨物駅の呼称でして、留置車両の搬出先である浜松運輸区を指す以上は不適当な表現ですが、私ぐらいの世代ですとあの界隈は「西浜松」と一括りするのが慣例でした。というか、浜松運輸区は民営化後の産物でしたね。それはさておき、此度の搬出先が西浜松という段で答えはほぼ自明であり、十中八九「解体処分」でしょう。

これとは対照的というか、東日本の「鉄道博物館」、東海の「リニア・鉄道館」に続けとばかりにブチ上げられた梅小路における鉄道博物館構想、その展示車両の一部はは弁天町の交通科学博物館から移設されるようです。同館と言いますと世界現存唯一のモハ80系国電や、キハ81「ブルドック」にDD54といった国鉄型至上原理主義者には堪らない一級の保存車両が魅力的ですが、私的な最大の関心事は土日はレストラン営業するナシ20-24です。鉄道車両を利用した供食施設もかってはムーブメントのような潮流がありましたが、今やすっかり退潮分野となっています。それだけに、同館のような程度の良好なナシ20で食事が楽しめるのは極めて稀有な事に思えるのです(※業務連絡メモ・・・西北、宝塚、甲陽園とのセット→西北のクロッシングモニュメントはこちら

件の梅小路における新博物館開業後の交通科学博物館の去就は未だ判然としませんが、このナシ20についても何らかの動きがあった場合は、果たして現状のままレストラン営業ないし供食設備として継続されるのかどうか、予断は許さないでしょう。それだけに、いずれかに(今夏?)是非体験しておきたいものです。
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by ar-2 | 2013-02-28 13:45 | 保存車両を訪ねて | Comments(6)
2013年 02月 28日

5月の連休は休ませてもらいますごめんなさい

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・・・でないとまた倒れるフラグが朧気ながら見えてきたような。

そんなこんなの一昨日は、退勤後に某丼店へ・・・。閉店時間まで間もないタイミングでの立ち寄りは、睡眠時間の確保の点からすれば余裕を失うものでありますが、そうまでして入手したのは画像の品・・・トミーのマニ37と青20号です。
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マニ37は先日触れた通り、晩年の「越前」における運用車であるスロ50出自グループをモデルとしているのがトミーの完成品であり、オハネフ13にまで拘った以上はという意での体裁を整えるためのもの。他方、GMキット組みのスロ60出自グループについては製作を止めるというわけではなく、その為の青20号購入も然りですが・・・
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トミーのマニ37はお約束の如く車番選択式であり、添付インレタがGMキットにも使える(並べ替えの必要はありますが)ので、いわば「二鳥」の格好としたわけです。

仕掛かり品が増えたり増えたりで(決して減らないのがミソw)、一見負のスパイラルにすら思える工作ですが・・・私が昨年の後半あたりからペースは上げずとも常に何かを弄っているのは、実は意図的にそうしている部分もあるのです。その理由は2つありますが、まず、例えば止むを得ず工作から離れてしまった場合・・・


工作から離れる
 ↓
望まないブランク
 ↓
久し振りに工作するか・・・
 ↓
大抵つまらないミスをする
 ↓
モチベーションダウンorz
 ↓
工作終了のお知らせ
 ↓
ますます工作から遠ざかる


というパターンを、私自身ではないベクトルの部分で何となく感じ、およそ他人事には思えない懸念を抱いたからです。工作であれ何あれ、趣味は己が嗜みたい時に嗜むというのが絶対的なスタンスではありますが、そうは言えども、模型工作のように「能動的」さを孕んだジャンルについては、やはり継続していないとその影響が想像以上に大きくなるものなのです(一応、経験者談w)。

もう一つの理由は、昨年暮れに私を襲ったノ口ウイルスと、それに続き間髪入れずの過労によるダウンを経て思った事・・・それは「いつ造れなくなる(工作が出来なくなる)か判らない」という事。肉の塊でしかない生身の人間の体は得てして脆弱、そして一分一秒で確実に衰えが進行しているという事実、昨日までの日常なんて誰も保証できない現実、そしてそれらを「悟った」時には全て遅いという真理を鑑みての思いです。

何と言うか、「集団」から離れてみると大局的に見えてくるものって・・・本当に多いですよ(謎
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by ar-2 | 2013-02-28 11:07 | ある日の出来事 | Comments(0)
2013年 02月 26日

忙しけりゃいいってもんじゃない

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2月が「閑散期」とか言っていた奴、とりあえず出てこい!!



※画像と本分は関係ありませんw
屏風ヶ浦→杉田のS字・・・先のDJ誌の表紙にもなったポイントです。ここは快特も普通車もブッ飛ばすので見どころです。
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by ar-2 | 2013-02-26 22:35 | ある日の出来事 | Comments(2)
2013年 02月 25日

マニ37の製作(その2)

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オハネフ13(マイコロエース・ナハネフ11改造)のレストア(その3)/マニ37の製作(その1)

作業内容的な進捗はありませんが、はたと思ったのは「GMマニ37の出自」です。その車掌室側(後位)をキノコ妻、対する前位をオーソドックスな平妻とする「折衷型」は果たしてどのグループに当該するのかというと、スロ60を出自とするグループであるとか。妻面雨樋の処理には多少の差があるようですが、このタイプはカトーからも製品化(単品も)されているようです。

では、晩年の「越前」における運用車にこのグループが含まれているかですが、当時(1980年4月時点)の金フイのナンバーを例に挙げますと・・・

マニ37 2006・・・スロ50出自
マニ37 2007・・・スロ50出自
マニ37 2008・・・スロ50出自
マニ37 2150・・・スハ32出自

全く掠りませんでしたorz
蛇足ながら特筆すると、2150番はスハ32出自であるだけに丸屋根なんですね。マニ37と言いますと切妻のイメージが強いだけに、これは意外?でした。そして他のスロ50出自グループのマニ37ですが、何とトミックスが製品化(単品)しています。

「模型は模型」というスタンスであれば、必ずしも実物に忠実である必要はありませんから、本作は本作として成していくのがスジです。しかし、やはりオハネフ13云々カンヌンと騒いだ立場としてはやはり気になるわけで・・・いっそ、カトーの完成品もひっくるめて揃えてしまおうか?と、EF62前期形入手を端緒とした国鉄客車無双は、数多の可能性を秘めたリンクを展開して行きそうな勢いです。

マニ37の製作(その3・了)に続く。
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by ar-2 | 2013-02-25 22:01 | 鉄道模型(国鉄形客車) | Comments(0)
2013年 02月 24日

オハネフ13(マイコロエース・ナハネフ11改造)のレストア(その3・了)/マニ37の製作(その1)

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オハネフ13(マイクロエース・ナハネフ11改造)のレストア(その1)
オハネフ13(マイクロエース・ナハネフ11改造)のレストア(その2)

とまあ、無茶振りな2作進行となったわけですが・・・

続きを読む・・・
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by ar-2 | 2013-02-24 19:34 | 鉄道模型(国鉄形客車) | Comments(2)
2013年 02月 23日

本日も・・・

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ルーティーンでしたが・・・蛇足ながら昨日「2月22日」は「にゃんにゃんにゃん」で、「猫の日」だとか・・・真偽のほどは不明です。私の自宅最寄り駅である踊場は、「猫の踊場」に因む駅名ですから他人事に思えなくて(何 それはさておき、本日は画像の通りで・・・まあ序の口でしょう。今後、春季に突入し更には・・・これ以上はオフレコですw
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件のオハネフ13は何が駄目かったら、塗装後に爪楊枝で誤って屋根をえぐってしまったわけで(涙 プラ車体を傷付けた箇所を瞬着で穴埋めするのと異なり、塗膜のそれ自体は軟らかいので、その段差を埋めて綺麗に修正するのはぶっちゃけ困難です。「潔さ」に固執するつもりはありませんが、これも修行です。
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蛇足ながら今後の展望とか!
来る6月に予定されている合宿運転会、持ち寄りのモジュールによりそれは成されるものですが、私が昨年はモジュール不在であった事を鑑み今年は・・・という事で、新作に関わる構想を日頃より練成してきました。その結果、無難?に「団地とバス」の絡みになりそうでして、まずは手許の在庫を漁るとGMの「元祖」公団住宅が5棟・・・
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1棟あたり¥50000000で入手できたスターハウスが3棟・・・です。てか、トラムウェイのこのシリーズはもう続かないでしょうね。再生産もどうだか・・・因みに画像左の2棟のベランダは、私が彩色を加えたものです。ツートンにしますとメリハリが効いてビジュアルが変わり、「明るい未来」を嘱望した団地世代のイメージが再現されるように思えます。
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by ar-2 | 2013-02-23 23:03 | ある日の出来事 | Comments(0)
2013年 02月 22日

最近を・・・

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取り急ぎ的に纏め。
これは昨日朝の画・・・富嶽、見えますか?
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でもって早番でしたので、退勤後にこんな電車で寄り道し・・・
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缶ヌプレー3本中1本をポイントで購入(2本は現k(ry
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「越前」向けマニ37は某丼店にて購入。傍らにはカトーのASSY組完成品も吊るしてありましたが、やはり造りたいです・・・それだけ。インレタは黄色いお店でですが、全てポイントで購入。
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そしてこのピク誌最新号もポイントで・・・(先のEF62衝動購入が響いているようです(汗
私の書架にピク誌の「別巻だが同一特集」が並ぶのは、私鉄特集の「東武鉄道」以来2例目です。秩父鉄道1000系の先が見えて来たタイミング故の特集と思われますが、私的な記憶では以前の101系特集はそう昔の事ではなく・・・
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そう、11年前の2002年11月号で組まれていたのです。ザッと観た感じでは写真画像の殆どが入れ替わっているあたり流石であり、且つ2002年11月号における車歴表では新製配置と最終配置のみが記されるに留まっていたのが、今回の最新号では何と転属履歴も含まれるようになり資料性が高くなりました。今後、もし101系特集が組まれるとしたら何年後か・・・と鑑みれば、間違いなく今回の最新号は国電ファンにとっては「買い」でしょう。
関連記事「我が回想の「国電」(鶴見線営業所に101系を訪ねて)」はこちら

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そして本日・・・
2月って割合「ヒマ」な筈なんですが、既に「年末並み」或いはそれを凌駕する勢いで週末のルーティーンは激しくなっています。こんなの絶対おかしいよ!工作は次の公休までお預け・・・因みに件のオハネフ13は、塗り直しが決定しています(汗
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by ar-2 | 2013-02-22 23:59 | ある日の出来事 | Comments(0)
2013年 02月 20日

オハネフ13(マイクロエース・ナハネフ11改造)のレストア(その2)

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オハネフ13(マイクロエース・ナハネフ11改造)のレストア(その1)

昨日は思わぬ降雪の一日で、自宅周辺の屋根は真っ白でした。ただ水分が多いようで、道路への積雪は殆ど無かったようですが・・・。明けて本日は晴天に恵まれ、件のオハネフ13のレストアを進めます。まずは車体色ですが、レストア前に纏っていたGM青15号はやはりくすんだイメージが拭えないので、今回は青20号を吹き付けました。
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次いでマスキングし軍艦色②を吹き付け・・・
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今回はちゃんと雨樋も車体色にしました。
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塗装は会心というほどではありませんが、レストア前と比べれば格段に向上しています。あとは手許のインレタを転写・・・のはずが、キシャの10系寝台用とGMの客車用が死んでるぅ~!まあ大分時間が経ったシロモノだったので・・・。しかし何故かキシャの寝台表記だけは元気?に生きていたので、とりあえず車番は後回しで転写してしまいます。明日あたりに寄れれば買ってくるか・・・。
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他は進められる工程に手をつけます。IPA入浴時に外し忘れて汚くなっていた幌も再塗装し・・・
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便所窓と洗面所窓を裏面からホワイトアウトしておきます。後はインレタの入手待ちですね。
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件のEF62前期はナンバーとメーカースを装着します。しかし昔と比べてエラく簡単に装着できるんですね。接着剤不要のスナップフィットという・・・さしずめ、クイックプレートとでも言いましょうか。ナンバーは23号機とし、長野とメガロポリスでの姿に対応させます。しかし当時の篠ノ井区と下関区の転属組とで、日車キロに5倍の差があったという・・・やはり下関区での使われ方はフツーではありませんw
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ご無沙汰の荷レもチェックしてみます。時代考証無用のゴチャ混ぜ編成ですが、その大味さ加減でも雰囲気を醸せるのが荷レの最大の魅力と私は思います。GM板キット組みでシャコタン改造も施したマニ44はお気に入りの2両です。
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本来なら別記事とすべきなのですが、こちらも進めています。まあおいおい・・・。手前の原型木枠が眼帯状態なのは、継ぎ目消しの途上であるからです。決して厨二病を発症したわけではありませんw

オハネフ13(マイコロエース・ナハネフ11改造)のレストア(その3)/マニ37の製作(その1)に続く)
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by ar-2 | 2013-02-20 18:28 | 鉄道模型(国鉄形客車) | Comments(0)
2013年 02月 19日

オハネフ13(マイクロエース・ナハネフ11改造)のレストア(その1)※全面改稿済

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先日のEF62前期形中古購入にリンクして、或るヒントを頂き過去に仕立てた1両を思い出しました。それが画像のクルマで・・・瞬時にオハネフ13と見切った向きは相当な客車好きでしょうw

このオハネフ13は、マイクロエースが1999(平11)年に発売した「九州観光号セット」に含まれるナハネフ11ベースに、実車よろしく冷房化により仕立てたものです。私はそのナハネフ11を恐らく中古模型店あたりでバラで入手したものと思われますが、いかんせん工作水準が今日よりも稚拙(実際大した差ではないですが・・・)であり、随所に仕上げ漏れや工作そのものの「雑」さ加減が見れます。今回はそのオハネフ13をレストアし、少しは見れるようにしょうという目論みなわけです。

国鉄10系寝台客車において最も両数の少ないグループは、オロネ10に尾灯/車掌弁/ハンドブレーキを追加した改造形式のオロネフ10(総6両)ですが、種車(オロネ10)と比して外観上の差異に乏しい上にそれほど目立った?活躍も見られず、少数派としては事実上、中央出入台のビジュアル故に有名な合造寝台車ナロハネ10(総9両、冷房化でオロハネ10)が相当するものと、趣味的には解釈してしまって良いような気もします。そしてオハネフ13はというと実はそれに続く少数派で総16両、1962(昭37)年度製造分として生まれた観光団体輸送用のナハネフ11が原形式で、これを冷房化したものがオハネフ13というわけです。
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ナハネフ11は言わばナハネフ10(冷房化でオハネフ12)の改良版であり、給仕室の間取り及び寝台ピッチを拡大して設計され、寝台は9区画で定員54名としています。対するナハネフ10は原形式であるナハネ10の寝台10区画のうち、1区画を車掌室へと改造して生まれた形式であり、ナハネフ11のような新製緩急車ではないので、結果的に同じ9区画でありながら寝台ピッチがやや窮屈になっていて、それが側面見付にもハッキリ顕れています。画像の同じマイクロエース製オハネフ12(上)とナハヘフ11改オハネフ13とを見比べれば、それは瞭然なものとなっています。

オハネフ13は最終的に、1982(昭57)年11月の東北新幹線盛岡開業/上越新幹線開業/田沢湖線電化などを伴う白紙大改正まで上野口における夜行急行群で活躍し、「津軽」「越前」「妙高」などに組み込まれ最後の栄華を放っていたのです。ところが9ミリ界においてはその少数派故にかオハネフ12の陰に隠れてしまっているようで、これまでキット/完成品の如何を問わず製品化実績が全くありません(非冷房のナハネフ11は有り?)。カトーが先に発売した「妙高」セットでの製品化を他ならぬ私を含めて期待していたユーザも多かったようですが、結果は・・・ですね(涙>※マイクロエース「天の川」セットで製品化済です
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とは言え、昨今の時勢ではいつ発売されても不思議はありませんから、そうと決まったらレストアを進める事とします。まずは瑕疵部分をチェック・・・大きなキズの埋め忘れは塗装後に気付いているはずですが、やり直すという発想は当時は無かったようです。クーラーパーツのバリ取り・整形も丁寧さを欠いています。
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躊躇う事無く分解・・・
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ご入浴・・・
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完成品の塗膜は得てして杏子強固であり、この個体もその例に漏れないようで・・・。なので程々にし、九州観光号の特徴である白帯の段差を消すのに意を払うに留めました。
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キズを埋めたりペーパーがけし・・・
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クーラーは手許のジャンクパーツからGMの10系寝台用を充当しました。このクーラー、背丈が何だかペチャンコなのがウイークポイントですが、サイドパーティでも見当たらないようなので(非冷房車用のファンデリア(客室送風機)カバーは出ているんですけどねぇ→後に、キングスが発売しているのが発覚w))、GM製で我慢します。カトーやマイクロエースの完成品におけるクーラーは屋根一体成型なので、これらの転用も難しいです。
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クーラー一つ一つをシッカリ、丁寧に整形して接着。
半乾きの内にスケールを当てがったり、目視で確認し真っ直ぐに整列させます。
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後は塗装ですが、屋根色については普遍的な銀色とせず、灰色あたりにしようかと思います。末期の実車の記録を見ますと、かなりくすんで錆色になったり黒ずんでいたりと様々ですので、アクセント付けの意味を込めてです。最後に、実車末期の配置表を参考に夜行急行群へのオハネフ13の組成頻度についても触れておきます。データはいずれも1980(昭55)年4月時点のものです。


★「越前」・・・金フイ持ち
(オハネフ12)・・・2041、2052
(オハナフ13)・・・2606、2607、2608
オハネフ12との共通運用で上下共2両ずつ使用、計4両使用で1両予備。オハネフ13が1両のみとは言え数で勝っている。そうでなくとも、必ず上下どちらか(あるいは両方)に組み込まれていた事になる。カトーが「越前」セットをやるとしたら、そのタイミングで製品化の公算大かw

★「津軽1・2・3・4号」★「妙高9・10号」・・・北オク持ち
(オハネフ12)・・・2036、2067、2070、2073、2098
(オハネフ13)・・・2602、2610、2611、2612、2614
やはりオハネフ12との共通運用。「津軽」は各号とも1両使用、「妙高」は上下共2両ずつ使用、計8両使用で2両予備。両形式とも5両ずつ配置。当時の編成記録を見ると「妙高」の2両がオハネフ13オンリーといったケースも当然のようにあった。

・・・といったように、オハネフ12に伍して(あるいはそれ以上?)上野口夜行急行群において活躍していたオハネフ13は、拘る向きには欠かせない形式と言えましょう。

オハネフ13(マイクロエース・ナハネフ11改造)のレストア(その2)に続く
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by ar-2 | 2013-02-19 22:46 | 鉄道模型(国鉄形客車) | Comments(0)