赤い電車は白い線

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2012年 09月 30日

実りの秋~カネは天下のまわりもの

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まずは本日、2012年9月30についてです。信越本線横川~軽井沢間の通称「横軽」、66.7‰を擁した碓氷峠区間がその一世紀をゆうに超える歴史にピリオドを打ったのは、実に15年まえの本日日付である1997(平9)年9月30日・火曜日でした。かねてより折に触れての通り、私の父は信州・佐久に生まれ育ち、その帰省等を通じて私自身はもとより父子の代に亘って碓氷峠を幾度も越えてきました。父は口数の多い人ではありませんでしたが、かつてそのアプト時代や御代田のスイッチバック等の「体験談」をナマで聞きしに及べた事は、趣味紙上や種々の媒体を通じて知り得るのとは比較にならないほどの意義に満ち、そして極めて貴重な事であり、私の鉄道趣味における大きな誇り、そして絶対的な矜持となっているのです。アプト式はおろか、ロクサンさえもその灯を落としてもう15年、もう15年が経ちました。最終日の狂乱はもとより、グランドフィナーレが近付くにつれての「一億総鉄チャン」よろしくの碓氷峠ブームや、私が目にし記録してきた回想の日々を想い、いま改めて生涯忘れる事が無いであろう日付を胸に、瞑するのです。
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ハナシは変わって数日前のデスク・・・そう、デスクなんてただの物置です。エラい人にはそれが(ry
いよいよルーティーンも秋の訪れと共に繁忙期に入り、万年暇人の汚名を返上できるかどうかというぐらい、人並みに忙しくなってきた気がしますが、そのお陰で色々と整理すべきものが山積し雑多になってきたわけで・・・
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そんな最中で飛び込んできた衝撃のニュース!毎年恒例となっているも私の中ではスルー事項となっていた「秋の関西鉄コレ祭り」ですが、京阪電鉄の今年のリリースアイテムは、まさかの京津線・80形です!!思えば京津線の三条~御陵間がワースト行政・京都市の謀略によって廃止されたのも、冒頭で触れた横軽廃止から間もない1997(平9)年10月・・・こちらも奇しくも66.7‰を有していましたから、それが単なる偶然であっても「何かが何処かで」繋がっているような気がしてなりません。当時の私は横軽の記録に「全力」を傾注し、その反動もあったお陰で京津線絡みの記録は全くありません(当然訪れてもいない)。ただ唯一の接点として、中学の修学旅行で宿泊した「ほへと旅館いろは旅館」(「スマイルプリキュアの修学旅行回に登場したスバラシイ宿ですw)が三条通に面しており、客室から京津線の電車が往来する様を目にしたというのがあります。
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80形については改めて触れるまでもありませんがざっくり申しますと、路面区間での乗降はもとより、路面電車的感覚よりは長い駅間距離、つまりインターバン(都市間高速電車)として十二分に機能すべく、さしずめ「三条通専用車」として製造されたのが80形であり、複巻きモーターによる界磁制御が奏功したハイピッチ走行の具現化、常用回生ブレーキ、アエアサス台車等、吊り掛け駆動にして製造時はポール集電でありながら大変な意欲作となっていて、京阪電鉄全体における紛う事なき名車の誉れ高い存在なのです。
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80形は総16両が製造され、81~96のナンバーで2連固定化後は連番でペアを組んでいました。このうち両運転台で新製され、後に片運転台化されたのは81~93と殆ど全てで、片運転台で新製されたのは94~96の3両のみ。故に93+94のペアは形状の異なる連結妻を突き合わせていました。今回鉄コレでモデル化されるのは前者、即ち多数派の「片運転台化改造車」・・・無難なセレクトでしょうか。仕様は冷房化改造後のいわば末期で、非冷房時代は屋根の浅い軽快な印象であったのが、冷房化によりダクトを通すべく屋根自体が嵩上げされ、更にその上に一体カバーの冷房装置とSIVを搭載したお陰で一転して重たい印象となったイメージが、サンプル画像を見る限り的確に再現されています。
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で、前述の通り「スルー事項」であったのが私的に大騒ぎとなったのにはちゃんと理由があり・・・
そう、画像の通り「下地」があるのです。決して「にわか」ではありません。ここに80が加わったら、どんなに素晴らしい事だろう・・・と、胸の高鳴りは収まりません。思えばこれら旧車群も、鉄コレの15M級動力と弓型イコライザー台車パーツが世に出たからこそ成せたと言えますが、それ以上に模型仲間の某氏が15M級動力を用いる上でのヒントを与えてくれ、後押ししてくれたのが直接的な原動力と言えます。

80形の9ミリにおけるモデルといいますと、かつては宮沢とケイズクラフトによるアイテムがありましたが、前者は比較的後々まで目にしたものの、後者はガレキ故にか数も圧倒的に少なかったと見え、私がキット組みに意欲を見せ始め、今は無理でもそのうち組めたら・・・と溜めこみ?始めた頃にはどちらも市場からは全く姿を消していました。それだけに今回の鉄コレ80形リリースは、仮に「京津線三条~御陵間廃止15周年」というフレコミがあったにせよ、私的に大きな「穴」を埋められるであろう事は間違いありません。

・・・とまあ、そういった能書きは本来なら入手してからすべきなのでしょうが、折しも明治公園と上大岡での発売日は偶然にもこれの前編/後編それぞれの公開初日&予備日として事前に有給&指定休としてあった絶対的好機!劇場のチケットは事前に入手してありますが、夏季は法事を除けば目立った外出も無かった上に、汚部屋の改修を慮り「外呑み」を抑えていただけあって、まさに「実りの秋」にはその反動よろしく大変な散財となりそうな予感です。

で、入手云々は兎も角として肝心なのはその鉄コレ80形の動力化・・・です。
80形は三条通専用車(勝手に命名ですが)だけあり、路面区間における停留所での乗降を慮るべく車外にパタンと倒れる昇降ステップを有しているのと共に、車輪径も他の500形等の760mmよりも小さい660mmとされ、低床化を図っています。この事もあるのか、サンプル画像の限りでは台車は先の路面電車シリーズの流用に思え、故にその動力ユニットにおける「ストレッチ構造」如何では動力化が可能ではないかと考えてみました。
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その動力ユニットのストレッチを最長に設定してみましたが・・・台車センター間は40mmちょっとですね。80形の台車センター間実寸は8200mm、1/150ですと約54mm・・・全然足りません(涙
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こちらは参考に・・・やはり鉄コレの15M級動力ですが、260や500形等の台車センター間実寸は9000mm、1/150ですと60mmですから・・・ドンピシャです。台車パーツのセレクトと言い、さしずめ「京阪大津専用動力」ですねw
果たして80形の動力については後に対応されるのか、興味深いところです。
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ハナシは大きく変わって二次元!
このところ新規お迎えはありませんでしたが、数か月前より予約していたスケールあんこちゃん(1/8)が昨日着荷しました!
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パッケージも特殊印刷というか、凝っています。
1/8スケールは初のお迎えですが、スケールが大きいだけに見栄えがしますね。
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柄物は長く、デッカく、堂々と!
彼女は「カワイイ」んじゃない、「カッコイイ」んだ。そんなのとっくに知ってたけどねw
というわけで、「お猿さん顔」と酷評していた向きにもオススメの出来ですw

この後、恐らく来月初旬にはこれまた予約済のfigma杏さや(再生産分)も着荷予定・・・こちらは魔服姿のまま楽しみたいところですが、いよいよ置き場に窮してきたというか・・・第二次拡張計画発動かっ!?(汗
そしてそして、遂に、1/6ドールでもあんこちゃんデビュー!これまで同シリーズでは既に「魔まマ」の他の4人が制服姿でラインナップされていますが、さすがあんこちゃんというか、別格の気風が漂いますね。サイズは全高27cmと圧倒的で、鉄模に例えたらOJあたり(?)といったところですが、何よりそのスケール感が汲めるのは「衣装の着せ替えが可能」という事でしょう。お値段もいよいよ5ケタとカトーのセットと互角に亘り合いますが、私としては無論入手しない手はありません!にしても、着せ替えかあ・・・(何
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by ar-2 | 2012-09-30 11:26 | 多事壮言(旧・雑言)
2012年 09月 29日

記すべき事が

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多々あるのですが・・・時間が全く(汗
先延ばし状態ですが、いずれかにでも・・・。
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by ar-2 | 2012-09-29 00:38 | 多事壮言(旧・雑言)
2012年 09月 27日

どういうことだ、おい!

大津(大津市)にはビタ一文落とす気が無かったのですが・・・感謝祭に行きたくなったじゃねーか!
そう、603F出場です!懸案の塗り分けは「直線」状でして・・・言うなれば史実に忠実であるというか(何

じゃなくて!本命は・・・
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まさかこんな事が起こるなんて!
これは凄いぞ!!凄いぞこれは!!
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スイッチ入ったあああああああああ!!!

勿論、空騒ぎには終わらせません(謎
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by ar-2 | 2012-09-27 23:30 | 多事壮言(旧・雑言)
2012年 09月 24日

なるほど、わからん!

あれこれ考えながら記事を纏めるのと、何も考えずに駄文を垂れ流すのとでは後者が楽に決まっている。
なので何も考えずに生存確認です。

かねてより工作台の改修を進めてきたわけですが、その最終的な目論みはものの見事に外れたというか裏目に出、鉄模に関わるモチベーション(というものがあるならばですが)は上がるは愚か、下がるどころか完全に喪失しました。ま、買い物はするかもだけど(ぇ
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先日もとある附録のプラ板キットを組み始めるも、タミヤの白キャップであらぬ箇所を溶かしてしまい修正不能に陥り、SAN値直葬でキットを握り潰して捨てたほど。良きにしろ悪きにしろ、気の迷いで事に手を付けるのは為にならないというベタなケースです。
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もう今年は無理なんだろうなという思惑と、来年はどうなるんだろうという観測、そしてもう二度と愉しむ事も無いだろうという絶望感(ある意味これが一番楽)。それらが綯い交ぜになってふと脳裡をよぎるのは、「俺妹」の最新刊である11巻に記されていた印象的な一文。


「人生の黄金時代は、きっといつだって、山ほどの後悔と共にある」


けだし箴言。
そしてその勉強代は、計り知れません。
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by ar-2 | 2012-09-24 19:49 | 多事壮言(旧・雑言)
2012年 09月 23日

山梨交通モハ7(江ノ電801)との再会

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昨日は模型仲間数名で山梨県の「レール・パル351」さんへお邪魔してきました。幹事氏を始め参加者諸兄、そして往復で便乗させていただいた方々、有難うございました。そのレール・パルさんでの顛末はリンク先を参照いただくとして、ここではその帰途に立ち寄った増穂町は利根川公園の山梨交通電車線・モハ7(江ノ電801)について触れたいと思います。画像は往路の中央道・初狩PAからの眺め・・・ナカナカのお立ち台ですね。機関車が救いようもなく残念ですがw
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レール・パルさんからですとR52(富士川街道)を北上するカタチで、クルマならば10分少々でアクセスできる立地にその利根川公園はあります。現在はバス業を主とする山梨交通は、1930(昭5)年から1962(昭37)年まで軌道部門も展開していた過去があり、甲府駅前から甲斐青柳までのおよそ20キロを結んでいました。利根川公園に保存されているモハ7は、開業時に用意されたモハ1~6の続番として、メカニズムはそのままながら車体関係を小ざっぱりさせたマイナーチェンジ車で、同型としてモハ8共々2両が1948(昭23)年に汽車会社で製造されました。
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モハ7については私自身誤認していた部分があったようで、帰宅後に手許の資料を推敲してみましたところ、まず「後付け」と見ていた乗務員室小扉ですがこれは新製時からのオリジナルです。客扉のようなシルヘッダーの押し上げも無く、且つ随分窮屈なレイアウトなのでそう思い込んでいたようです。軸距が短めにしてオーバーハングが長いのは客扉下に昇降用の折り畳みステップを備えていた名残りと思われ、これは山梨交通電車線における併用軌道上停留所での使用に供されたものです。
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製造後僅か14年で廃線の憂き目を迎えたモハ7・8ですが、その車齢の若さ故にか職を失った車両群のうち唯一セカンドステージを見い出す事が出来、廃線の翌年1963(昭38)年に隣県は長野の上田丸子電鉄へと転籍したのです。上田丸子では丸子線に配属されナンバーも1ケタからモハ2341・2342へと4ケタに躍進、客扉下の昇降用折り畳みステップは撤去され替りに車幅補完の張り出しステップを設け、集電装置もビューゲルからパンタへと改められ、路面電車的な色合いを完全に払拭されての再デビューと相成ったわけです。山梨時代には全く活かされなかったという重連総括装置もここ上田丸子では日の目を見る事となり、単行はもとより同型同士の2連などを組み弾力的にモハ7・8改めモハ2341・2342は活躍しました。
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上田丸子は時代の趨勢というかお約束のモータリゼーションと過疎化の波に呑まれ、別所線を残したほかは昭和40年代に入って1969(昭44)年に丸子線、1972(昭47)年に真田傍陽線がそれぞれ廃線とされました。モハ2341・2342については別所線への配置転換といった措置は取られず、終の棲家となる江ノ電へと再転籍する事になるのですが、その理由としては急勾配を擁す別所線には不向きであったのではと推察されます。これは東武を倣ったという、戦後に制定された上田丸子独特の付番方式から読み取れるもので、以下にその凡例を引用します。

★千の位(主電動機出力による分類)
1・・・50馬力以下
2・・・50馬力を越え60馬力まで
3・・・60馬力を越え70馬力まで
4・・・70馬力を越え80馬力まで
5・・・80馬力以上

★百の位(制御装置による分類)
1・・・直接制御
2・・・HL制御
3・・・電カム制御

★十の位(連結面間数値を四捨五入した車体長による分類)
1・・・11M以下
2・・・12M
3・・・13M
4・・・14M
5・・・15M
6・・・16M
7・・・17M

この事からモハ2341・2342は50馬力越え~60馬力までの主電動機を有した、電カム制御の14M車(13600mm)であるというスペックを読み取れます。前述した別所線の急勾配云々ですが、開業時からの古豪にして昇圧までを過ごした「丸窓電車」がモハ5250形(つまり80馬力以上!)である事から見ても、モハ2341・2342は到底別所線にお呼びでなかったのでしょう。
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丸子線が1969(昭44)年に廃線となり、配置転換もままならないとなればフツーに考えればここでモハ2341・2342の命脈は潰えたのでしょうが、そうならなかったのがまた運命の面白い所。車両規格と需給のタイミングが合致したのか、丸子線廃止の翌々年1971(昭46)年に終の棲家となる江ノ電へと再転籍を果たす事となったのです。江ノ電では4ケタから3ケタへとナンバーを改め、800形801・802として片運転台化・2両固定のペアを組み、先輩連結車である600形の13920mmに次ぐ車体長の収容力を生かして活躍しました。暫くは2扉のままでしたが、やはり難があったのか1975(昭50)年に3扉化されます。その後は映画出演に際して青/黄ツートンを纏ったりなどして時が流れ、果たして1986(昭61)年に1500形の入線と入れ替えに引退、江ノ電における在籍期間は実に15年となり山梨時代の14年を上回っていたのです。
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新製時と比べての最大の相違点である3扉化で設けられた中扉、その施工は江ノ電入線後で極楽寺検車区の手になると見てまず相違ありませんが、もとの客窓の幅をトレスするとなると隅柱とのバランスが悪くなるのを避けたのか、単に1枚で済ませたかったのか定かではありませんが、中扉左右の客窓は幅広になっています。車内見付はというと隅柱を避けて背面モケットは貼られていませんが、座面モケットはそれを無視して独特の処理とされているのが珍妙です。
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こちらはオリジナルのままであろう座席端面。袖仕切りの形状も全然違います。画像でも判ると思いますが、車内の状態は手が入れらているようで極めて良好。天井板のメクレも見えましたが、上屋付きという環境は極めて大きいと思います。半鋼製車体の痛みやすさは、およそ想像以上のものなのです。
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台車は山梨時代から上田を経てずっと継承されてきた汽車製のプレートフレーム。
そういえば江ノ電の他形式でも同じようなのがあったよねとアルバムを漁れば・・・
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★1992(平4)・9・23 極楽寺検車区(許可を得て撮影)
引退目前に過去の納涼電車風味の塗装を纏い、明治製菓の広告電車として仕立てられた300形301Fの台車です。確かにおおまかなシルエットは近似し、軸箱蓋の陽刻「KSK」からも同族と見てとれますが、枕バネは板バネからコイルバネへと変貌し、オイルダンパが加わった上で諸々手が加えられており全くの別物になっています。
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ステップに足を掛けて乗務員室内を覗いてみますと、乗務員室と客室間に設けられている仕切りの大扉が、中央運転台の両側に設けられているのが判ります。同様なケースとしては庄内交通モハ7(元・京王デハ2119)が既知でしたが、他にも同様の造りを有したクルマがあるのか興味深いところです。
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客扉窓には「クリーン鎌倉」と藤沢市民会館の広告ステッカーが・・・廃車後26年、よくぞ残っているものです。
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そして最後に、江ノ電800形現役の頃の記録を・・・。プリント端の銘の通り1983(昭58)年の撮影で、画像中央に写るのは妹を抱えた亡き父、そして傍らで駈け出そうとしている半ズボンの餓鬼が私です。そしてそのバックの洗浄線に留置されているのが、日中合作映画「未完の対局」出演に際して往年の塗装とされる青/黄のツートンを纏った800形!隣接する線には編成を解かれた600形の鎌倉方車両(602か604)が連結面を見せています。

構内配線は今も不変かと思われますが、何よりも大変貌したのは留置線後ろの一段高い位置に見える三角屋根の建屋、これこそあの伝説の石油ストーブ・超木造であったという江ノ島電鉄「本社」社屋です!まあ近江鉄道も近年まで木造校舎を本社社屋としていましたから、それを考えるとそれほど驚嘆に値しないのかも知れませんが、とはいえこの記録が世に出せるあたり、写真の「記録の芸術」としての偉大さを噛みしめずにはいられません。かくて私と江ノ電800形はこの時から実に29年の歳月を経て、よもやの再会を果たしたのです。


※参考文献
・「鉄道ピクトリアル」№734 電気車研究会・鉄道図書刊行会刊
・「鉄道ファン」№262 交友社刊
・RMライブラリー73「上田丸子電鉄」(上) ネコ・パブリッシング刊
・日本の私鉄19「南関東・甲信越」 保育社刊
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by ar-2 | 2012-09-23 11:44 | 保存車両を訪ねて
2012年 09月 19日

我が回想の「国電」(鶴見線営業所に101系を訪ねて)

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如何にも季節の変わり目らしいというか不安定な陽気のこの頃ですが、偶には鉄ヲタらしい記事でも・・・ということで、数日前の記事で触れた鶴見線101系に関わる回想を今回は纏めたいと思います。

続きを読む・・・
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by ar-2 | 2012-09-19 16:23 | 記憶のレール(国鉄~JR)
2012年 09月 18日

本日は・・・

某氏と久し振りの外呑み・・・というのは結果論で、実際は或る事案についての「打ち合わせ」という名目でした。
尤も、その本分たる案件はあっさり片付いてしまい、実質は単なる外呑みだったのですが(汗 本日も早番という事で待ち合わせまでの少々のインターバルを利用して秋葉界隈で溜まっていた?用件を消化・・・
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万世橋交差点付近にオープンしていた「ぽち」2号店・・・覗いただけです。
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そこから回り込んでメ口ンへ・・・「RAIL WARS!」は3巻の刊行を最近知りましたが、同時に「もう2巻も出ていたのか!」と驚嘆し、相変わらずの情弱にもめげず?纏めての入手と相成った次第。創造は源(みなもと)!
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およそ健全?なうちにお開きとなりましたが、その帰途途上に東京駅で途中下車。職場で同僚から「キレイになった」との情報を得ており気になったわけでして・・・確かにそこには「外観」だけではない部分で青春の姿へと回帰しつつある東京駅の駅本屋がありました。

さて、件の席上でも話題にしましたがGMストア横浜店閉店・・・これについては多々思うところがありますが、いずれ機会があれば触れておきたいと思います。
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by ar-2 | 2012-09-18 22:34 | ある日の出来事
2012年 09月 17日

本日も・・・

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特にこれといった・・・ですが、まだ朝早い6:30頃の東京駅に着けば向こう側に・・・?
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「旅愁を誘うグリーンライン!」
前面のキャブあたりが弄られていて興を削がれますが、そうは言ってもこの塗色はイイですね。
このK編成、東北筋での運用は既になく上越筋限定で、画像の列車も越後湯沢行を表示していました。
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でもって退勤後にごった返すココに立ち寄り・・・
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「たかべん」の鶏めしを入手!一度食べてみたかったのです。このお店ではオープン直後のフェアか何かの頃合いに、大館駅の鶏めしを置いていた事もあり、鶏めしには一家言ある某氏の認める品だけに関心はあれど、その入手のタイミングを逃したまま・・・。とは言え、このお店は時間帯により品が結構変わったりするので、要チェックです。
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如何にも素人受けしそうな「牛肉」系の駅弁ばかりが陳列されているのに閉口しつつ、このパッケージだけが燦然と輝いていたのは気のせいではないでしょう。お味は御託を並べたところで伝わらないのを承知の上で申しますと、まず「味付けがしっかりしている」のと「鶏めしの名に恥じない」というのが偽らざる所感です。
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「茶飯」の名に一瞬?でしたが、いわゆる炊き込みご飯のそれをも指すようです(お茶を用いたとは限らない)。とは言え単なる白飯とせず、かつソボロをふんだんに敷き詰めたこだわりと併せ、当たり前の事かも知れませんがと「国産」の上塗りで「たかべんに鶏めしあり」の印象を刻まれるに及んだのです。これで¥800(内税)なのですから、相当頑張っていると思いますよ。ちなみに本品は無論?夕食としていただきました。
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by ar-2 | 2012-09-17 20:56 | ある日の出来事
2012年 09月 16日

本日は・・・

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巷間は三連休中日であり最もハジけられる刹那ですが、他方私はというと早番サイクルがスタートしました。暑さ厚さは相変わらずですが、日だけはスッカリ短くなりましたね。そんなこんなですが過日のデスク導入でマッタリしています・・・って、本末転倒じゃんww
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昨日のバスフェスタ往還に際しては久し振りに江ノ電バスを利用しましたが、手許のアルバムを思い出したように捲れば・・・その眼に飛び込んできたのは冬晴れの青空の下、R134の峯ヶ原を気持ち良さそうに快走する5Eの艶姿!電車100年のステッカーが時代を物語りますが、バックには富嶽もクッキリ映えていた筈で、咄嗟のシャッターチャンスであったとはいえ(この時は電車狙いだったはず)それと絡めなかった己のセンスの無さを今となっては呪うばかりです(涙

江ノ電バスの記録というと、実は私が意識してバス趣味に関わる撮影における最初の被写体が江ノ電バスだっただけに、3Eの頃を中心に本郷台界隈ばかりの少量ですが手許に残っています。まあこのあたりもいずれ機会があれば(・・・というのは口実で、結局成されないのがオチというのが大勢ですがw)公開したいとは考えています。単にスキャンしてリサイズして、駄文タイプすればイイだけなんですが・・・ものぐさになったものです(汗
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by ar-2 | 2012-09-16 20:16 | 多事壮言(旧・雑言)
2012年 09月 15日

江ノ電バス開業85周年記念「バスフェスタ」に行ってきました

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と、まあ表題の通りではありますが先ずは昨晩のくだりから・・・。
巷間は本日15日から三連休とのことだけに覚悟はしていましたが、更にはアクシデントのオプションもついて果てにはどうにもならない敗戦要因が奏功し、舞浜を出るのはこんな時間になってしまいました。ここまで遅くなったのは本当に久し振りです。
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でもって迎えた本日は、表題にある江ノ電バス開業85周年記念「バスフェスタ」へと足を運びました。その目玉となるのはバスコレの先行販売との事でしたが、偶々公休日と被っただけで当初は予定に考えていませんでした。しかし概要を知った数日前に面白そうな企画が見えたので職場敷地内で休憩中に電話・・・手筈を整えました。その開催場所は「湘南営業所」との事ですが、私はそこに現着するまでとんでもない勘違いをしていました。その湘南営業所はかつての手広営業所の名称を変えただけと思い込んでいたのです。
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幸いにして湘南営業所(湘南車庫)行の便に遭遇したので事なきをえましたが、その「思い込み」のままで他系統(江ノ島行とか津村行とか)に乗車したならばまず間違いなく最寄りの町屋橋はスルーし、そのまま手広まで乗り過ごし少々の徒歩で手広車庫までアクセスしていたはずです。ですから乗車した湘南車庫行が町屋橋で右折かまして大いにブッたまげ、更には小奇麗なバス車庫が目に飛び込んできて二度ビックリと相成ったわけです。画像は車窓に見えた大船工場への引込線廃線跡ですが、夏草に埋もれながらもまだレールが残されています。
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そんなこんなで現地着、まるで神奈中の高山車庫(いまは茅ヶ崎営業所の操車所ですがかつては藤沢営業所)のような立体構造に目を白黒させますが、上層階は従業員車両の用に供されているとの事。とりあえずはバスコレ購入の如何に関係なく整列させられますが、そのうち「法定点検見学の方~」と声がかかり、会場内のステージ前あたりまで誘導され暫し待機します。そう、私が関心をもった企画こそが「大型路線バスの法定点検見学会」なのです。
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要はここ湘南営業所の整備工場は単なるそれではなく、自動車整備工場における「指定工場」であり、自社バス車両の車検に関わる一括を扱っているわけです。神奈中で言うところの「カーテック神中」でしょうかね。
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右隅に写り込むのは300番台車・・・江ノ電バス横浜・横浜営業所のクルマですが、こんなナンバーが姿を見せるのも車検場だからこそです。なので湘南営業所の敷地内では全ての番台の江ノ電バスを見る事が出来、この時も100番台や500番台に混じって200番台(江ノ電バス横浜・鎌倉営業所)の姿も確認できました。
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この「大型路線バスの法定点検見学会」は事前の申し込み制で定員20名、私が連絡した時点ではまだ大丈夫ですよとの事でしたが、当日を迎えてみればナカナカの入りでした(満員であったかは不明)。その参加者の顔ぶれは家族連れやメカ好きな年長の方、更には中学生?とバラエティーですが、私の様な世代の「バスファン」の端くれと思しき向きは他に皆無でした。もとより私はバス車両には詳しくないですし(KC-RX4JFAAとか覚えてマジで誰得かと)、かつて熱心にバス趣味に取り組んでいた頃でもその対象はまず「路線・系統」でしたから、こんなものなのでしょう。穿った言い方をすれば、如何にバスファンの嗜好が車両偏重であるかとも思ったわけで・・・あ、思っただけですよw
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前フリが長くなりましたが、そんなこんなでメッチを支給された参加者一行はイベント会場を抜けて誘導に従いゾロゾロと歩き、敷地内を横断して見学場所となる整備工場へと向かいます。喧騒の会場を後にして、限られた面々だけに許された空間を満喫する優越感がイイですね。画像は今回の実演車となる100号車です。
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ここでは参加者に配布された資料と併せ、実際に行う作業を見学するというのが趣旨ですが、その作業に携わるのはリード役の方の他に数名を擁し、参加者の人数を考えるとワリに合うのか?という商業的な思考がよぎります。参加人数を抑えているのは工場における安全確保の見地であるにしろ、それを承知の上で小一時間もこれだけのスタッフが動員されているあたりからは、この企画に対する熱意が感じられます。
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それは参加者に配布された資料からも・・・単にホチキス留めではなく、帯を巻いてあります。中身は専門性が強くてあまりよく解らないのですがw
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ダブルタイヤですね~。そういえば他の参加者から「昔はホイールがオレンジであったが、何故そうでなくなったのか」という質問がありましたが、その答はホイール自体の鉄チンからスチールへの材質変化により、塗料が喰い付かない・・・といったところのようです。コスト削減というのが第一印象であっただけに、これは目からウロコでした。
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更に分解分解・・・。
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ドラムブレーキのドラムまで出てきました。更にはストックパーツであろうブレーキバルブやエアマスターを参加者に見せ、空気油圧複合式のメカニズム云々を解説・・・と、もうこれは立派すぎる社会科見学です。
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エアサスがまる見え・・・下半身大好きですねw
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でもって分解前の状態へ組み付け・・・当たり前の事ですがプロの手さばきには淀みが無く、本当に鮮やかです。
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お次はタイヤ自体の分解です。そのタイヤには製造時期を示す陽刻があり、このタイヤですと「1130」とありまして、これは2011年の第30「週」に製造されたという情報なのだとか。「月」ではなく「週」単位(それも年間を通じて)というのが面白いです。
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そして分解マシンにタイヤをセットしますが、完全に機械任せとはならず人力が不可欠です。画像ではタイヤが外れやすいようにと石鹸水をシュッシュしているシーンです。
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でもって腹パンよろしくハンマーで衝動を加えます。一発!二発!
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すると「ボゴッ!」という小気味良い音と共にタイヤがホイールから外れ、分解完了。
この後、同じマシンで復原されましたが、見た感じでは組み付けのほうが容易いようでした。ハンマーの出番も無かったですしw
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こちらはお約束のエンジンルームですね。他にバッテリーの取り扱いに関わる解説なども受け、予定されていた1時間でほぼピッタリ終了・・・貴重な見学をさせていただきました。で、肝心?のイベントの様子は以下で少々・・・
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展示車両各種・・・。
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会場内から遠望した駐機車両群。最近の江ノ電バスはカラフルですね。
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夜間高速バス車両の乗務員仮眠室・・・消火器完備ですね。別名の「走る棺桶」はいただけませんがw
ちなみに目玉であろうバスコレですが、当初一人5限だったのがそのうち無制限となり、在庫は潤沢であった様子です。まあ健全ですよね。通販も行われるとの事ですので欲しい向きには行き渡るのではないでしょうか。
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当の私はというと結局バスコレには目も向けなかったのですが、帰途に某所に寄り道して画像の品を入手。江ノ電のバスコレは買わずに京急のバスコレをせしめたあたり、オチがつけられたかなと自負しています(何
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by ar-2 | 2012-09-15 19:47 | バス(BUS)