赤い電車は白い線

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2008年 08月 07日

碧い海、碧い空、そして碧いバス~三浦半島への道(後編)

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「須6」に乗車して三崎の街を離れます。



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・三崎東岡~「須6」~横須賀中央駅
さて、予定を予め立てておいたのは三崎東岡まででしたので、ここからはフィーリング?で進まねばなりません。
林で乗り換えて海沿いに逗子に向かうか、衣笠で降りるか、横須賀駅(終点)まで行ってしまうか…。
等と色々考えていたらウトウト。気が付けばもう横須賀市内でしたので、横須賀中央駅で下車します。
何だか一気に大都会に来たみたいですね(笑 横須賀市内はJR横須賀駅よりも京急の横須賀中央駅周辺が栄えています。
栄えているといっても某百貨店の撤退など、消費者の流出はなきにしもあらずのようです。
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・横須賀中央駅~「須1」~衣笠駅
横須賀中央で小休止し思案した結果、今来た道を逆走するカタチで衣笠を経由して、そこから逗子に進路をとることとしました。
「須1」系統は横須賀駅~横須賀中央駅~税務署~衣笠駅とコースをとる路線でして、運行本数も多く基幹的存在です。
10分経ったか経たないかぐらいの所要で衣笠駅に到着。
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横須賀線(つまりは大船以南)には個性的な駅舎が多い…と私は思います。
ここ衣笠と久里浜は同じような造形をしています。大人しいですが、なかなか忘れ難いデザインをしていると思います。
こんなことを書いておきながら横須賀駅を紹介しないのは片手落ちのような気もしますが、今回は行っていないんです(汗
次回の課題といったところでしょうか。
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・衣笠駅~「逗15」~葉山大道
今回の乗り歩き中、最初で最後の日野ブルーリボンです。
かつてキュービックだらけだった衣笠はエルガばかりに、ブルーリボンだらけだった三崎は西工のモヤシばかりになりました。
ちなみにモヤシとは、全長は大型車サイズながら全幅が中型車サイズという規格の車両を指します。
そんなこんなですっかり数の減ったブルリに揺られつつ、両側に山並みを眺めながら県道27号線をバスは行きます。
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・葉山大道~「逗6」~葉山
そのまま逗子に直行せず葉山大道で乗り換えたのには理由がありまして、やはり海が恋しくなり?葉山から海岸経由で行くこととしたためです。
画像は葉山で下車直後に撮影。御用邸内の松の木がポイントです。
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・葉山~「逗12」~京急新逗子駅
ここからは始発の「逗12」に乗車します。とくに深くは考えていなかったのですが、この後思わぬ展開に。
もう10年以上前に乗車した折に道幅が少し狭かったというような記憶があったような…。
次停留所の一色海岸からは早速海水浴帰りの旅客が多数乗車します。始発でヨカッタ~。
さらに三ケ下海岸、芝崎と進むに連れて乗車率がどんどん高くなります。バス利用の向きも結構あるのですね。
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上の画像を撮影した真名瀬(しんなせ)を過ぎた直後あたりから、道幅がヤバイことになってきました。
てか、ここを大型バス走るんですか?しかもトップシーズンですよ(笑
画像では対向車をやり過ごしています。そうしないとどう見ても曲がれませんね。
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画像ではそう感じられないでしょうが、結構幅員がキテます(笑 これから海水浴に向かうであろう車列が、容赦無く続きます。
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森戸神社からも大量乗車でもう満員状態に。
そして確か森戸神社の前後だったと思うのですが(←既に覚えていない)、再び狭隘区間に突入です。
対向のバスが見えて、こっちが行くのかなと思った刹那に対向バスが突進して来ましたので、しばし停車です。
決してこの道は一方通行ではありません!水着姿のまま海水浴客が闊歩するのもビーチタウンならでは。
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鎧摺(あぶずり)の手前、向こうのブラインドカーブから対向バスが顔を覗かせてフリーズしています。
さて、この場合はどうして離合するのが最善でしょうか?左はガードレール、右は歩道で歩行者が居て標識も建植されています。
直線とはいえ満足に離合できる幅員ではありません。さあどうする…。
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コッチがカーブに突っ込んじゃいます♪
って…どうして擦れ違えようかっ!? この瞬間は私もホントに固まりましたヨ!
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うおおおおおおおっ!!

「誇りの大型二種」
シフトノブとハンドルを巧みに操りつつ、足元にはA・B・C、まさに全身を使っての絶妙な手綱捌きで、海水浴帰りの旅客を満載した大型バスは、
ジリジリとではあるが確実に前進していく。そしてそれらを支えるのは「誇りの大型二種」。
布巻きのシフトノブと片手袋は本気の証!
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超エキサイティングな瞬間を固唾を呑んで見守るも、流石はプロ、難なくクリアです。
鎧摺を過ぎてR134とのクロス部で少し詰まりましたが、無事に京急新逗子駅に到着。
手前の富士見橋付近でも狭い箇所があり、この「逗12」は全区間に亘って見所満載といったところ。
しかも夏季期間は増便もしているので、熱いシーンに遭遇するチャンスは多そうです。いずれ沿線でも撮影してみたいですね。
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京急新逗子駅南口の延長線上にある京急バス逗子営業所の分車庫、ここにはかつて逗子海岸駅があったそうです。
新逗子駅の駅ビルである「ニート新逗子」があるあたりがかつての京浜逗子駅跡でして、この両駅を統合して新逗子駅が生まれたわけです。
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新逗子駅南口の傍にある自転車駐輪場付近になんと境界票が!
これは逗子海岸時代からのブツと考えてよいのでしょうか。チョット確証無いですが…。
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横須賀線には個性的な駅舎(ry
逗子駅です。なんというか、民衆駅に通ずるモノが。幾つかの部署を集めた詰所のようなテイストです。
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・逗子駅~「鎌40」~鎌倉駅
新逗子から電車で帰ったりはしません。まだ続きます。
ここからは小坪経由のバスで鎌倉へ…南国ムードのリビエラ逗子マリーナ内をバスは行きます。
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小坪ついでのハナシなんですが、地元の人は見たこと無いらしいのですよ。
私は霊感ゼロなんで何ともいえないのですが。実際不気味なのは旧道?のものでして、
クルマが通過する現道はさほどでもないようです。
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途中、狭隘区間もあったのですが一方通行だったりして葉山ほどの迫力が無いので、カットしてあります(笑

横須賀線には(ry
鎌倉駅です。私の記憶には今の駅舎しかありませんが、かつては時計台を有した瀟洒な駅舎であったとか。
現駅舎はその時計台付きのイメージを踏襲したもので、二代目?の時計台もあります。
初代の時計台はというと、確か西口の広場に安置されていますよね。今回確認はしませんでしたが。
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・鎌倉駅~「鎌24」~大道中学校
鎌倉からは朝比奈峠を越えて、金沢八景に出ます。
鎌倉霊園正門前太刀洗までは順調だったのですが、その直後からご覧の通り…。まさか16号まで繋がってないよね?
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朝比奈峠からは一瞬、西日に照らし出される美しい横浜市域の街並が。結構標高ありますね。
私事ながら、このあたりから次第にモヨオシてきまして、焦り始めました。
結局件の渋滞は、原宿六浦線への合流信号の開通時間が短いが故にであり、16号に繋がっていたわけではないのですが、
万全を期す?ために、急遽大道中学校停留所そばにある某店舗のお手洗いをお借りすることに…。
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・大道中学校~「八20」~金沢八景
何とか間に合い、改めて金沢八景を目指します。
黄昏のファイナルランナーは無事駅前に到着。碧いバスよ、今日一日有難う!また乗る機会があるでしょう。
この後は、画像は割愛しますが電車で上大岡に向かい帰宅しました。

以前より気になっていた企画乗車券を用いての1DAYトリップが、これほど充実したものになるとは思いもよりませんでした。
三浦半島にはまだ油壺や城ヶ島、浦賀といったスポットがあります。次回は是非これらのエリアを訪ねたいと思います。
東京からもアクセスの容易な三浦半島一円、赤い電車で是非一度訪ねられてはいかがでしょうか。
シーズンによってはイチゴ狩りも楽しめます。美味しいマグロも貴方を待っている!
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by ar-2 | 2008-08-07 00:37 | 外出・旅行 | Comments(6)
Commented by gino-1 at 2008-08-07 12:42 x
葉山の狭隘道路は、ドライブコースだったりします。

普段は、バスの本数も少ないのですが、今のシーズンは意外と乗るのですね。
クルマでない海水浴客が多いのは意外でした。
Commented by 赤緑 at 2008-08-07 18:03 x
充実した一日、思い出が記憶として脳裏に蓄積されたことでしょう。
その記憶、勿体ないので、次回のモジュールの題材にされては如何でしょうか。タイミングよく次回のバスコレに京急が…。
Commented by のび鉄 at 2008-08-07 22:26 x
衣笠駅舎、イイ造形ですね~。
雰囲気的には昭和一桁頃の建築のように思われます。
いや、無骨でどっしりした感じは戦時中のものですかね・・・。
行きたい駅舎リストがひとつ増えました(笑)
Commented by ar-2 at 2008-08-08 22:02
>葉山の狭隘道路
時間帯にもよるのでしょうが、私が乗り合わせた頃合は逗子駅から山手経由で回送し、
葉山から海岸経由で営業というスタイルで増発がなされていたようです。

昨今の原油高が遠からず影響しているのかどうかは別として、公共交通が活況を呈する様は頼もしく思えます。
ただでさえ狭い街路の両側を海水浴客が闊歩し、そのを大型の路線バスが通行するのですから、
趣味的観点では興味深いものの現場の方はさぞや神経を遣うことでしょう。

Commented by ar-2 at 2008-08-08 22:08
赤緑さん、こんばんは。
次作のモジュは、以前にも記しましたようにコーナーの民鉄駅を纏めたいと思っています。
三崎東岡のバス乗場も…モジュとは切り離し、単なるジオラマというのも良いかもしれません。
Commented by ar-2 at 2008-08-08 22:14
のび鉄さん、こんばんは。
仰るように、衣笠駅は昭和19年の開設…まさに戦中でした。
横須賀までは明治の頃に開通していまして、そこから先の横須賀~久里浜間は軍部の要請により延伸されたものです。

衣笠、久里浜の両駅駅舎ともにほぼ同じ造形をしています。デザイン的には大人しく、内部にもこれといった装飾は見られません。
そのあたり、いかにも戦中の建築物であると思います。築60年を超え、これといった建替え話も聞かないのですが、今後の去就が注目されます。


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