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赤い電車は白い線

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2007年 12月 05日

ソーテツ

今夜は、鉄道コレクションで発売の決まった相鉄車両について記します。

駅頭のポスター等で、創立90周年記念グッズの一環として鉄道コレクションの発売が周知されています。
ここのところイレギュラーの鉄道コレクションというと、関西での発売が相次いだせいもあり、関東での発売は寝耳に水、ましてや相鉄です。

関東大手民鉄のなかで唯一都内に乗り入れていない相鉄。
神奈川県民でも知らない人が居る相鉄。
でも、知る人は親愛の情を込めて「ソーテツ」と呼ぶ。

リリースされる車両は、完全張殻構造である5000系と6000系。
5000系は私が生まれた時にはもうアルミボディの5100系に更新されていましたが、
6000系は比較的近年まで目にしており、幼い頃からの馴染みの車両です。

ポスターのイメージイラストでは、6000系は非冷房・制御電動車のモハ6000形が描かれています。
よく見ると、台車は5000系のものと同じようです。つまり踏面ブレーキ台車。
台車枠の外側でギラギラ光る剥き出しのディスクブレーキはソーテツのシンボルです。
しかしながら、6000系には非ディスクブレーキの踏面ブレーキ車も存在しました。

6000系における踏面ブレーキ台車を履いたグループの内訳は
・モハ6000形(制御電動車)・・・10両
・クハ6500形(制御車)・・・10両
・サハ6600形(付随車)・・・該当車無し
・モハ6100形(中間電動車)・・・2両
となります。

僅か2両の少数派であるモハ6100形の6101・6102をモデル化するのか、それとも無難?に制御車同士の組み合わせをモデル化するのか、興味深いところです。

中間車がモデル化されなかった場合、制御車のボディを刻んでニコイチにすればよいかと言えば・・・。
6000系の中間車は制御車と客扉の位置が同じ。つまり、連結妻寄の窓割が前後で非対称となっているのです。
単なるニコイチでもそれらしくはなりますが、正確な中間車は再現できません。
ならば、素直にあまぎのキットを組めということですかね・・・(苦笑

それでも6000系は馴染みの車両ですから、様式の如何に関わらず購入したいところです。

by ar-2 | 2007-12-05 21:54 | 鉄道模型(総合)


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