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赤い電車は白い線

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2014年 12月 03日

オハフ41 200番台(その3・了)

オハフ41 200番台(その1)
オハフ41 200番台(その2)
オハフ41 200番台(その3・了)_c0155803_23104353.jpg

色々と不満な点があったルーフィングキャンバスの表現、画像の如く屋根裏面へウェイト及び保持材の装着まで済ませてしまっていましたが、ベンチレータ剥離の上やり直す事としました。
オハフ41 200番台(その3・了)_c0155803_231221100.jpg

そしてリトライの上がりがこちら。
パテの筋は「正統派」の4本線としベンチレータを後付けします。ベンチレータ装着位置の孔は取付孔ではなく、位置決めのガイドとするためのものです。
オハフ41 200番台(その3・了)_c0155803_23131782.jpg

ベンチレータ装着。
なんというか爬虫類チックというか、ピンストライプに染まった屋根板はある種「異様」です。でも、ルーフィングキャンバスの実車における状態の一つとしては間違ってはいないわけで・・・。「模型」としての表現は必ずしも実車ありきではないという一つの例とも捉えられましょうか。
オハフ41 200番台(その3・了)_c0155803_2315472.jpg

次に進みます。
プラ板でロングシートをラフに造り着色します。

★ここまでの使用カラー
車体:GM №2 ぶどう色2号
屋根(パテ):クレオス №11 ガルグレー
屋根(布):クレオス №33 つや消しブラック
ベンチレータ:クレオス №32 軍艦色(2)
台車含む足回り:クレオス №92 セミグロスブラック
ロングシートモケット:タミヤエナメル №X-14 スカイブルー(縞パンブルー(謎
オハフ41 200番台(その3・了)_c0155803_231648.jpg

車体側にロングシートを装着・・・オハ41の時と同じです。
この200番台では便洗面所の撤去が確認できなかったので、とりあえず当該箇所を避けた延長としました。
オハフ41 200番台(その3・了)_c0155803_23193174.jpg

車内の様子。
オハフ41 200番台(その3・了)_c0155803_23194250.jpg

外からもまあまあ目立つので、これはやって正解でした。というかこれぐらいしておかないと、パッと見がスフハフ42ですからオハフ41っぽくならないのですよw
オハフ41 200番台(その3・了)_c0155803_23204942.jpg

そんなこんなで完成。
しかしパッと見はくどいようですがスハフ42w 車番は-201としましたが、実車の便洗面所窓が木枠であるのを見落とし、製品状態のHゴム支持のままになっています。
オハフ41 200番台(その3・了)_c0155803_23248100.jpg

ルーフィングキャンバスは、こういった表現もあるのだなと解する習作にはなったようです。実車における状態も様々で、パテが綺麗に処理され継ぎ目が目立たないものや、蒸機の煤煙や電化区間であればカーボンの飛沫で汚れ継ぎ目が消えてしまっているものetc、表現の幅は色々あると思います。
オハフ41 200番台(その3・了)_c0155803_23263555.jpg

最後に、実車における運用について触れておきます。
ダイヤは1980(昭55)年7月時点のものです。

846レ 下関19:39→長門市21:52
(滞泊)
841レ 長門市4:27→門司6:51
840レ 門司7:16→長門市9:50
849レ 長門市17:40→下関20:14

配置は広セキで-201~-203の3両。組成は50系7両の下り方にオハフ41を連結。上記ダイヤの通り2本使用ですから、1両予備と考えれば3両配置でごく自然な事です。しかしオハフ41が行商用とはいえ、実働時間が本当に限定的ですね。841レがまさに行商用として威力を発揮した列車でしょうが、2014年の今日でも小串~下関間に短縮されてはいるものの、851Dとしてほぼスジが残っています。

by ar-2 | 2014-12-03 23:41 | 鉄道模型(国鉄形客車)


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