赤い電車は白い線

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2014年 11月 13日

牛に牽かれて渋温泉 (2日目その2・ここは天国ですかっ!?我、須坂に咆哮す!前編)

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牛に牽かれて渋温泉(1日目その1・新幹線で錯乱の長野へ)
牛に牽かれて渋温泉(1日目その2・21年ぶりの長電!)
牛に牽かれて渋温泉(1日目その3・愛するマッコウクジラ!!)
牛に牽かれて渋温泉(1日目その4・輝けるウイングマーク!)
牛に牽かれて渋温泉(1日目その5・湯の香漂うラビリンス~渋温泉徘徊)
牛に牽かれて渋温泉(番外録・愛するマッコウクジラは本当のマッコウクジラだった!!)
牛に牽かれて渋温泉 (2日目その1・九湯を振り返りつつ渋温泉を後に)


信州中野での518レへの接続は無事果たされ、いよいよ本日メイン?の須坂へと向かいます。




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信州中野駅は橋上駅です。乗車券は昨日購入の2日券がありますからフリーパス状態で入場します。ホームへの跨線橋の突き当りがかつての木島線(旧・河東線)の1番ホームですが、現在はホームともども閉鎖され足を踏み入れる事は叶いません。
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跨線橋から湯田中方向を望みます。画像左に小さなスノーシェッドのような上屋を備えた草生した側線が伸びていますが、これは木島線の廃線跡ではありません。恐らく単なる留置線と思われますが、1番ホームの延長上にあるので廃線跡と混同されてしまいそう。木島線の分岐跡は画像右方の見切れたカーブの先にあるのです。
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9:05発の518レ長野行は嬉しいマッコウクジラのN7編成!長野発着便は8500系や3連の独壇場かと思えば、そうでもないようでこんな2連運用もあるのですね。
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車内は土曜日朝という事で通勤ラッシュの景には程遠いものの、長野方面への用務客が駅を進むごとに増え、20分ばかり走って着いた須坂からは纏まった乗車がありましたが、私はそれと入れ替わるようにここ須坂で降車します。そして先ず目に飛び込んできたのは一糸纏わぬスッピンクジラ!車番は残されているものの既に廃車済のO6編成です。屋代線の廃線前にこのスッピンとされたようですが、好みは色々あるようで赤帯があったほうが締っているという見方もあります。因みに私はスッピンも赤帯も大好きです!
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キリンビール?車内はビール列車にでも使うような什器類の物置になっています。
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O6編成の駅舎側お隣には、昨日も目にしたピカピカクジラN8編成の試運転電車が肩を並べています。単なる出場試運転にしては2日間に亘って催され随分念入りに思いましたが、運転士サンの挙動を見ているとどうやら乗務員訓練も兼ねているっぽいです。



そのN8編成の発車シーンです。

O6編成に戻りますが、このO6編成は廃車済ながら八角形ベンチレータを有すマッコウクジラ最後の個体と思われ、言わずもがなの貴重な存在です。画像が前後しますが、須坂駅構内にはホームへの跨線橋と東西自由通路の跨線橋の2つが跨っていて、屋根上観察にはうってつけ。そこから捉えたO6編成を早速見てみましょう。
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先ずはモハ3526(営団モハ3075)です。ちゃんと八角形してますねw GMの東急7000系キットにこの八角形ベンチレータパーツは含まれているはずです。
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お次はモハ3536(営団モハ3076)、いずれも1966(昭41)年の日車製で、幸か不幸か大規模改修工事の対象とはならなかったようで箱型ベンチレータへ換装されることなく、今日に貴重なオリジナルの姿を伝えています。
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両車の連結部付近のアップ。ベンチレータに堆積物が見られるあたり、それなりの月日をここで過ごしているようです。奥のモハ3526の車端部ベンチレータは箱型に換装されていますが、パンタ台を残す手前のモハ3536は八角形のままです。
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駅舎と反対側の側線には目を奪われる車両が居並んでいます。肩を並べたマッコウクジラ、手前は在籍車としては最後の非冷房車であるO2編成。木島線におけるワンマン運転の為、料金箱や整理券発行機、運賃表示器を備えた純然たるワンマンカーとして改造されました。現在は長電全線でワンマン運転が行われているのでO編成を特別必要とする事も無く、稼動機会は少ないようです。右隣のN5編成は車番や行先字幕が外された姿の通り廃車済で、非冷房車を残して冷房車が先に廃車になるのも端から見れば妙な限りです。
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そして21年前の定点撮影!1993(平5)年3月13日の須坂のほぼ同地点で撮ったマッコウクジラです。車番は3031と営団時代のままで、長電に搬入されて間もない頃です(3500系の営業運転は同年4月から)。このモハ3031は長電モハ3521、即ちO1編成として生まれ変わりましたが、現在同編成は屋代線(旧・河東線)の信濃川田駅跡に放置されているとの事ですから、まさかの再会も可能かも知れません。次位のモハ3032(→長電モハ3531)は試験帯(赤と黄)を巻いた出で立ちで、かなり貴重な記録かと思われます。あの日セカンドステージへのスタンバイで希望に満ちた姿で側線の居並んでいた彼等の、その廃車体を同じ場所で目にする事になろうとは夢にも思いませんでした。
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O2編成とN5編成の屋根上です。N5編成の長野方モハ3515はパンタ台などの撤去痕がなく、綺麗に整えられています。
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長電でのマッコウクジラの台車はFS-510に揃えられています。
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構内の裏手に回って見ましょう。8500系の部品取り用車両が2両あります。
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もう1両・・・ベニヤの塞ぎ板が痛々しいです。
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長電のマスコット的存在のED5001。1927(昭2)年日立製作所製の古典電気で、既に車籍は無く機械扱いながら未だ健在です。ただ、8500系の部品取り用車両の奥に仕舞われてしまっていますから、まず動くことはないと思って良いかもしれません。

つづく
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by ar-2 | 2014-11-13 12:23 | 外出・旅行


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