赤い電車は白い線

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2014年 11月 09日

牛に牽かれて渋温泉(1日目その5・湯の香漂うラビリンス~渋温泉徘徊)

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牛に牽かれて渋温泉(1日目その1・新幹線で錯乱の長野へ)
牛に牽かれて渋温泉(1日目その2・21年ぶりの長電!)
牛に牽かれて渋温泉(1日目その3・愛するマッコウクジラ!!)
牛に牽かれて渋温泉(1日目その4・輝けるウイングマーク!)

渋和合橋停留所で下車し、ブルリの姿を見送った私はいよいよ渋温泉へと足を踏み入れます。



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渋和合橋のバス停から温泉街方向を見た第一景がこちら。直感的に「凄い所へ来てしまった」、そう感じたのです。傍らでは浴衣姿の宿泊客が「寒い、寒い」と言いながら外湯巡りに興じています。そう、ここ渋温泉には地元民と宿泊客のみが入湯できる外湯が9か所あり(うち1箇所は日帰り客にも解放)、外湯巡りが名物となっている事で知られています。
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ク◎ネコのワンボックスサイズの配送車が切り返しながら左折で出てきた街路を見て驚いた。画像ではピンと来ないやも知れませんが兎に角狭隘なのです。渋温泉の街区は西から東にかけて全体が上り勾配になっていて、核となる横軸の外側の街路は殆どの区間が一方通行、横軸真ん中の街路は画像の通り、そして縦軸の街路殆どが自動車通行不可能な通路レベルのものであり、まさに想像だに出来なかったラビリンス的様相を呈しているのです。
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驚愕のあまり胸の高鳴りを覚えながら適当に歩いていたら、何とお世話になる金喜(かねき)ホテルさんに着いてしまいましたw まず私がここを選択した理由は「じゃ◎ん」を通じてですが、口コミがとても良かったのと料金がリーズナブルである事の2点です。当初は朝食なしプラン(¥4000だったかな?)で予約したのですが、温泉街に朝っぱらから営業している酔狂な食事処なぞあるはずもなく、これでは朝食難民になってしまうということで予約を取り直し、¥6000(+入湯税)の朝食付きプランに改めた経緯があります。
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建物自体は確かに口コミの通りかなりくたびれてはいますが、1人で12畳トイレ付で前記料金ですから文句は言えません。トイレ付ながら入口付近にはそれらしいものが無いなと思えば・・・
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客室の奥にありました(実際には画像奥にもう1枚扉がある向こう)。こんな造りは初めて見ました。
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そしてこれも事前情報通りですが、11月からは炬燵も出しています。私の自宅では炬燵はもう十数年前に消えてしまっているので、何とも懐かしく暖かいものに思えました。ただやはり時代は変わっていて昔の様な電熱式ではなく、温風が出る仕様となっています。
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まだ外は明るく16:00になろうかどうかという頃合い。界隈の食事処も殆どが18:00からとの事なので外湯巡りに早々に興じてもよさそうですが、まずは偵察?にと繰り出します。日の明るいうちにも関わらず外湯巡りに興じる宿泊客は確かに多いですが、どちらかというと外湯自体アトラクション性の高いもので、即ち9か所の外湯(九湯と言う)を制覇して満足的なノリもあるようで、日没前に一浴びすればあとは宴会に食事へと流れ、そこで酒も入ってしまえば改めて外湯まで出張るのも億劫になり、宿の浴場で済ます・・・という流れが目に見えて浮かぶようです。
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私はと言うと外湯の制覇には興味が無く、とりあえず空いてそうな湯に入って気持ち良ければそれでよし・・・程度ですw 実際、外湯は後で触れますが浴槽が決して広くは無いので、宿の浴場のほうがよほど快適だったりします。そういった点でも外湯のアトラクション性は高いと思うのです。
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むしろ私が渋温泉を宿泊先として選択したうえで注目したのは、温泉そのものよりも温泉街全体のフォトジェニックさです。その木造建築の密集度と迷路のようなか細い街路が幻想的な灯火に照らし出される様は、まさに「千と千尋の~」世界とさえ言われています。そんな評を聴いてしまったら見てみたくなるのが人情というのものでしょうw
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渋温泉の宿もピンきりとは思いますが、今回の私のように夕食抜きプランであるにせよないにせよ、部屋呑みの食料や飲料が欲しいというニーズはあるはず。そんな向きにピッタリなのが七番湯の斜め向かいぐらいに位置する竹内商店さんです。ここではアルコールやソフトドリンクはもとより、即席麺や菓子類、缶詰などが置いてあるので重宝するかと思います。
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偵察を終え、仕入れてきたカップ面と缶詰で腹を満たします。まだ界隈の食事処は開いていません(※事前情報で「やり屋」さんは日中も営業しているようでしたが実際には夜になってからでないと開店しなかった)し、これより前に腹に入れたのは錯乱の長野駅での蕎麦だけですから、とりあえず満たします。
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やがて日も暮れ始め、外湯巡りに興じていた他の宿泊客が宿に収まって落ち着くであろう頃合いを見計らい・・・外湯巡りに出発です。これではなんだかコソドロみたいですなw
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汚い画ですが、私も浴衣に丹前、足回りは宿の下駄でカランコロンいわせばっちりドレスアップです(何
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確かに街路は飴色の灯火で照らし出され幻想的ですが、ごく普通の平日という事で宿泊客は全体的に少なく、規模の大きな宿でも御一行様ボードに記してあるのはせいぜい5~6組、その他は宿泊客がゼロなのか開店休業状態で、灯りを真っ暗にしてしまっている宿が少なくなく、かなり侘しい雰囲気でした。尤もこれは私が混雑するであろう土休日を避けているので当然と言えば当然ですが・・・。
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渋温泉が繁盛するのはいつ頃かとなれば、やはり夏季の長期休み期間はもとより、意外にも冬季のスキーヤーなどが入るようです。なのでマッタリしたい向きはこれらの時期を避けるのが賢明でしょうね。外湯も下手すると行列して入湯するとかバカバカしい事態になりかねません。
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暮れなずむ温泉街はにはおよそ喧騒とは無縁の空気が流れます。
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「スマートボール」とはまた古めかしい遊技場ですが本日は閉店。休業しているわけでもなさそうなので、土休日限定で営業しているのでしょうか。
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別の場所にもう1軒遊技場がありました。
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射的とパチンコ台。パチンコはギャンブル性のあるものではなく、あくまでも遊興目的の台でしょう。それにしてもよくこのような前時代的な遊技場が生き残っているものだと、思わず息を呑んだほど。平日とあっては案の定客の姿は全く見えず、入店する勇気もありません。それどころか、街路を歩く人影が18:00近くにも関わらず殆ど見えなくなっています。
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ここで外湯の内部を脱衣所の窓越しに撮影してみました。何番湯かは忘れましたが小さいでしょ?w 2、3人も入れば一杯です。日帰り客にも解放している九番湯だけはキャパが大きいそうですが、故に混雑するのは必然です。九番湯以外の外湯は持参のカギで扉を開けて入りますが、閉扉すれば自動的にカギが掛かるようになっています。以前は内側からカギを掛ける必要があったそうですが・・・。
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カップ酒の自販機なんて久し振りに見ました。生きているのかどうか、モノは試しにと硬貨を入れて見ましたが問答無用で返金されましたww
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自動車通行不能エリアも覗いて見ます。
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このラビリンスに出口はあるのか。
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一旦宿に戻ります。「金喜ホテル」前も良い雰囲気です。
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出直して向かった先は「玉川そば」さんです外見からは店内の様子が窺えませんでしたが、いざ入ってみると客は私一人だけ。造りが観光客相手だろうから地元民の溜まり場になるでもなく、故に平日夜はこんなものなんだろうけど・・・。店内には「カメラや携帯での写真撮影はお断り」的な張り紙があり、客に問題があったのか店主のキャラなのかは判りませんが、何とも居心地が悪かった。なので店内画像は当然無し、確かに蕎麦は旨かったんだけどね。ひょっとしたら時期的に新そばだったのかも?結局ここでは物足りなさを承知で蕎麦と焼酎だけで済ませ、先ほどの竹内商店さんでツマミと酒を買い増して宿へと戻ったのですw
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アニメ以外のTVでマトモなのは地方ローカル局ぐらいでしょう。なので視聴します。

つづく
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by ar-2 | 2014-11-09 15:59 | 外出・旅行


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