2014年 11月 09日

牛に牽かれて渋温泉(1日目その3・二十年振りの逢瀬!!愛するマッコウクジラ!!)

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牛に牽かれて渋温泉(1日目その1・新幹線で錯乱の長野へ)
牛に牽かれて渋温泉(1日目その2・21年ぶりの長電!)

お次は有名な村山の併用橋です。 



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村山駅です。此処もまたシブいのですが、何となくこの角度からですとトミックスの田舎駅舎から入口の張り出し部を取り払ったような感じです。
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こちらの角度からはGMの保線詰所(木造)にしか見えねぇw
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ホームの端がどう見てもスロープから階段状へと改造されている様子です。冠雪地のスロープが冬場どういう状態になるかを考えれば、こうなったのは当然の帰結でしょう。
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村山駅から徒歩数分に立地する村山橋は道路との併用橋で、現在は新橋梁へと架け替えられていますが併用橋である事は旧橋梁時代から変わっていません。併用橋のかなり手前ですが袂は広場になっていて(しかも何故か駐車スペースもある)、旧橋梁の部材がそこここに散らかして・・・ではなく、モニュメントとして飾ってあります。
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その併用橋を行く214レ。傍らの道路はクルマの通りが絶えませんが、村山駅周辺で見ても人通りが殆ど皆無です。それが平日の午後であれどこれが現実、地方はクルマ無しでは生活し得ない事を実感します。
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入れ替わりに姿を見せたのは「ゆけむり」9Aレ。展望席は相変わらず人気です。
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村山駅までの道すがらに画像のコンビニがあります。村山橋での撮影に際しての食料調達は申し分なさそうですね。当たり前の事ですがゴミは持ち帰るか規定の箇所に廃棄しましょう。
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村山駅に着く手前で「スノーモンキー」10Aレが姿を見せました。先程の「ゆけむり」9Aレと須坂で交換したはずです。フロントの「NER」はNEXのパクりだろなどと思ってしまうのは無知を晒すようなもので、「NER」のロゴ自体はずっと昔から長電の車両に表記されてきました。
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証拠写真。1993(平5)年3月13日、「お天気雪」がちらつく須坂で撮影したモハ1501の腰板にはNER。これに乗って屋代まで吊り掛け駆動を堪能したのも今やただの自慢話に過ぎませんw モハ1500形はこの年の8月のさよなら運転で営業から退きました。
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そして村山駅・・・533レ・・・

来るぞ・・・


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きたああああああああ


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愛するマッコウクジラ!!


いつか会ってみたいと念願し、回想していた営団3000系記事から実に丸3年が経っていました。長電で目にして21年振り、そして営団地下鉄時代の乗車以来20年振りに、私はマッコウクジラへの胎内へと吸い込まれて行くのです。そしてこの533レで姿を見せたL2編成は、何と長電3500系最後の3両編成!営団3000系最後の現役中間車を挟んだ超貴重編成なのです。
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この「子供泣かせ」の小窓扉に思い出のある向きも多い事でしょう。
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車齢50年である。


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そして彼等は今も走りつづける。


営団3000系が「生きて」いるのは、全宇宙でもここ長電だけです(綾瀬の保存車はベクトルが違う)。その営団3000系改め長電3500系も確かに後進の8500に置き替えられてはいますが、いわゆる急勾配を有す「山線区間」の信州中野~湯田中間のローカル運用は3500系の独壇場(8500系はブレーキの都合上入線不可)なので、完全に姿を消すまでにはまだ暫くを要すでしょう。されど「善は急げ」。営団3000系に思い出のある向きは、是非会いに行ってやって下さい。
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20年振りの乗車で夢見心地に包まれていると、さもそれを破るように須坂ではトンでもないモノが視界に!まずは帯無し・非冷房のスッピンクジラ!!
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微妙にボロボロの新OS!!何だか凄い所に来てしまった感じで、腹話術の人形よろしく首が左右に大忙し!かといってここで飛び出すわけにも行かず我慢します。須坂での撮影タイムは明日にタップリ取る予定ですので・・・。
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車内の天井にはファンデリア・・・
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Sマークきたあああああああ!!!


だがしかし、Sマークは存じていてもその由来について諳んじる向きは少ないでしょうから、是非これを機に覚えて頂きたいものです。

・SAFETY=安全
・SECURITY=正確
・SPEED=迅速
・SERVICE=サービス

厳密には「SUBWAY」のSも含まれるとのことですが、俗に言う4Sは上記の通りです。
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533レはやがて終点・信州中野に到着。ここから湯田中方面は3分の待ち合わせで317レが接続しますが、前述の通り信州中野以遠は3500系の独壇場なので、豪華マッコウクジラのリレーとなるのです。しかも今回は何とそれに加えピカピカクジラの試運転電車が!!ということは!!ということは!!
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3頭のクジラ、信州中野に並ぶ


左から、533レのL2編成、317レのN3編成、試運転のN8編成です。
ラッシュ時あたりにはフツーに見られそうな気もしますが、3本全てが運用車(留置編成ではなく)であり、且つ事前情報無しのよそ者の私がイキナリこれに遭遇できたのは、ナカナカ凄い事だと思います(自画自賛
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接続は3分ですからクジラの3頭並びにウットリしているいとまはありません。慌ただしく湯田中行の317レに乗りこむと、件の試運転電車が長野方面に走り去って行きました。画像右で見切れているのは地元と思しき同業者(地元かどうかは装備で判断)で、ある意味地元のファンでも撮影に値するネタだったのでしょう>試運転。
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317レはN3編成で、これも先のL2編成と同じく車齢50年。但しメーカが違っているのが興味深いところです。
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このブラインドに思い出のある向きも多い事でしょう。
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信濃竹原では「ゆけむり」12Aレとの交換のため5分ほど停車する旨アナウンス。一旦扉扱いを行った後、降車客が居ないのを確認すると閉扉してしまいます。それも半時自動扱いでは無い完全閉扉。半自動回路が無いわけではありませんが、降車客が居ないのに開けておく必要も無く、乗車客が姿を見せればその都度開扉すればよいだけです。それぐらい車内保温に気を遣うのが今の時期の信州の陽気です。朝とかヒトケタ(下手すりゃマイナス)だからね。「ゆけむり」が通過するとお約束通り一旦全ての扉を開けます。その瞬間を狙って駅舎をパチり。
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317レは体感でハッキリ判る位の勾配をグイグイ登りながら、右に左にカーブを繰り返し高度を稼ぎます。たわわに実った真っ赤な林檎が車窓を占め、銀ピカのマッコウクジラも気が付いたら真っ赤に染まってしまうのではないかと思ってしまうほど。そう、ここは林檎の里・・・

あんこちゃんのふる里かも知れない(推測


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やがて信州中野から20分、湯田中に到着です。317レが着くや否や藤山一郎みたいな昭和戦後感丸出しのどうしようもないぐらい古臭い歌が流れ始めます(調べたらやっぱ藤山一郎だった)。まあ私が言うのも何だけど、あちこちジジババ臭くすると若い人寄り付かなくなるよ?高齢化社会だったって、もっとやり様があるだろーに!そんなこんなで名残りのN3編成の車内をカメラに収めつつ、湯田中駅の改札を私は出たのです。

つづく
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by ar-2 | 2014-11-09 14:06 | 外出・旅行 | Comments(2)
Commented at 2014-11-09 17:30
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ar-2 at 2014-11-09 18:23
>↑さん
いつもながら何故非公開なのでしょうかw
クジラの単位は私も迷ったのですが、ご指摘を受けて改めて調べてみましたところ「頭」が正しいようです。訂正させていただきました。

蛇足ながらカニはよく「盃=ハイ」と数えられますが、あれはあくまでも食用となってからの単位であり、生きているカニは「匹」で数えるのが正しいのです。


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