赤い電車は白い線

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2014年 11月 09日

牛に牽かれて渋温泉(1日目その1・新幹線で錯乱の長野へ)

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予告編の予告編
予告編

というわけで、表題の通り去る11月7日(金)より一泊二日で信州は渋温泉まで旅行してきました。私的な宿泊旅行と言えば去る3月の関西行以来で、本来なら9月に岩手再訪を予定してはいたものの、7月末の実母急逝で取り止めていた経緯があり、その穴埋めでは無いですがやはり「心の洗濯」は必須であると、かねてより計画していたものです。

信州を行先とした経緯は何となくどこかに記した筈ですが、それでいて渋温泉としたのは色々と条件がマッチしたからです。先ず温泉地のリーズナブルな宿で且つクチコミが良い・・・という条件で探してヒットしたのが渋温泉の宿であり、更にその立地が湯田中の奥地となれば長野電鉄を絡められますから即決の運びとなったのですw




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11月7日金曜日、朝。東京までのコースは乗車した号車、そして列車までもが平時の出勤時と同じですw 新幹線ホーム傍らの在来線ホームで到着列車絶えず吐き出される通勤客の黒山を後目に、早速1本空けて乗車列車までのウェイティングに新幹線見物です。因みに私は新幹線模型を中間車/先頭車各1両しか保有していない程度の興味の持ち主・・・要は素人以下ですw
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目にも鮮やかな「ダブルはやこま」は、昨今の東北新幹線を象徴するシーンと言えましょう。奥の「はやこま」が回送で動き出した刹那に見られた顔合わせです。
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その奥に居た「はやこま」の替わりに入線してきたのが何ともヘンな色合いのE3系!(だっけ?)。「つばさ」の新塗装(だっけ?)らしいですが、どう見ても厨房が履くスニーカーにしか見えません。色使いが下品です。
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厨房スニーカーの相方を務めるのはすっかり古株になりつつあるE2系。手前の車両と奥の車両は大窓で、真ん中の車両が小窓というミックスはどう見ても昔の0系の流れを汲んでいます。
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やがて「あさま563号」となるE7系が入線してきました。平日の「あさま」はビジネスライクなので、大抵は高崎あたりで纏まって降車してしまいます。この「あさま563号」は臨時なので指定席なら空いているかなと思いましたがそこそこの入りで、中には大きなスーツケースばかりを抱えたアジア人組も。日本に来れるぐらいだから富裕層の可能性がありますが、軽井沢で降りて行ったのでアウトレットモールで転売の燃料を仕入れるのかも知れません。
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「あさま563号」を選択したのは臨時というのもありますが、使用車両がE7系だからというのが先ずです。E2系と比べるとそのアコモデーションというか居住性の差に愕然とさせられます。
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長野新幹線に乗るという事は先ず100%佐久行の用向きであり、佐久平での乗降が必然でした。しかし本日は違います。長野新幹線開業17年にして佐久平~長野間初乗車です。上田から分れる別所線の赤いトラスは昔のままですが、高架駅?になって様相は一変。新幹線開業前の在来線地平時代、隣接する別所線ホームの先端には丸窓電車が1両ボロボロになりながら置いてありました。90年代前半の事です。それが後に下之郷に移設され、今は長野計器に落ち着いたモハ5253号なのです。
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長野駅自体は新幹線開業後であっても在来線(中央線経由)で足を運んでいますから、それほどの感動はありません。
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本日の予定ですが、先ず長野駅東口からバスに乗車します。その準備として一旦長野駅西口へと出、長野電鉄の長野駅窓口でフリー乗車券を求めます。駅頭には電車専用のフリー乗車券の案内もありますが・・・
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私が求めたのはこちら、長電バスも利用可な2日間フリー乗車券「ながでん鉄道・バス2DAYフリーきっぷ」¥3200です。これは湯田中から渋温泉までの往復が長電バス乗車となる事や、且つ事前のプランニングでざっくり運賃計算をしたところ、モトがとれるかどうか微妙なラインだがチケットレス(要は乗車券のその都度の購入の手間や、バス運賃支払い時の両替の手間をオミットできるという意味で)が望ましいという事で、このセレクトとした次第です。
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改札口脇の売店はよろずやといった雰囲気です。
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改札口前では野菜など諸々の商品が並んでいます。お会計はなんと改札窓口でとの事。まあ確かにレジ要員を特別に置く必要もないですから、合理的といえば合理的ではあります。とはいえ目の届かない範囲からの持ち逃げのリスクは十分考えられますから、人間の良心ありきの商いなのでしょう。
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気になる?お値段は至って商売っ気の無いリーズナブルさ。生産者の姓が記してあるのもローカルです。
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地上に戻って見ます。JRの駅ビルは何やら工事中ですが・・・
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完成予想図。善光寺の寺社型駅舎なぞ遠い過去の話です。
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駅前に乗り入れるバス群の中に、ミョーな顔つきのバスが・・・。知る人ぞ知る「キュービックにさせてもらえなかったキュービック」です。80~90年代にかけて製造された川崎→IKCボディは俗に言うキュービックスタイルで、前衛的な傾斜フロントとサイドの三角窓が斬新なものでしたが、事業者によってはこの機能的ではなくデザイン面が強いスタイルを敬遠というか拒否し、別注のフロント形状とさせたのです。これを導入していたのは私の知る限りでは東武と仙台市営・・・あとは知りませんw なのでどこでも見られるというものではないですし、川中島に新車で入ったとも聞いた事が無いので、前記事業者のいずれかからの中古であると思われます。
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リヤスタイルは完全にキュービックのそれですから、見れば見るほどに摩訶不思議な1台ですw
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ここで東口に移動します。東口は新幹線開業後?に設けられたような感じの小奇麗なロータリーが拡がっていまして、その一角には立ち食い蕎麦のお店が・・・。大して腹は減っていませんが思わず入店してしまいますw
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「信州だから」と思えば美味しく感じるのかも知れませんが、そうでなくともやはり濃い目のツユがイイですね。
蕎麦は別腹とまでは申しませんが、信州入り1杯目を美味しく平らげました。

さて本題のバス乗車ですが、ロータリーに居並ぶバスポールを一つずつ確認し乗場を探すも、それらしき行先(8系統)がありません。ここで何を血迷ったのか私は急に不安というか疑念を抱き、やはりこんな閑散とした東口ではなく西口発なのでは?と先程の西口へ猛ダッシュ!西口ロータリーの傍らで乗場を確認すると、これまた駅前ではなく2つ先の交差点が乗場とな!息せき切らしてヘロヘロになりながら着いた先は「千石入口」停留所で、既にバスは発車した後でした。今から東口に戻っても間に合いません。かいつまんで整理しますと・・・

・8系統のバスは駅西口近くの千石入口が「始発」
・8系統のバスは駅西口には寄らず、反対側の駅東口を経由する

というわけです。つまりは私が何を錯乱したのか東口を飛び出した事自体がそもそもの間違いであり、あの場所でそのまま留まっていればバスがいずこから現れ、そこで自ずと乗場が判ったはずです。次の8系統の発車は1時間後・・・まさかまさかのプランがオシャカで草不可避wwwだがしかし、こうなった場合にその日一日を幸せなものにするか不幸なものにするかは本人次第・・・。ションボリしながら長電の地下駅へと沈み込んで行ったのです。

(→つづく
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by ar-2 | 2014-11-09 10:25 | 外出・旅行 | Comments(2)
Commented by のむ at 2014-11-09 13:11 x
確かにキュービックは運転しづらい。でも府中の自動車試験場で普通に採用されていましたね。まだ9メートルで大型2種が取れた頃の話ですが。でも、同時期に採用されていた日野に比べると、ボディーが重くって坂みち発進に苦労した覚えがあります。
長野は確か長電の入場券が巨大だったり、駅前を走るバスの骨董品さ加減に驚いた記憶しかありません。駅舎の記憶が無いのですね。
Commented by ar-2 at 2014-11-09 18:13
>のむさん
試験場レベルでキュービックが居たのは、確か横浜の二俣川もだったはずです。あとは岩手県の北上とか・・・。まああの界隈はキュービックがそれなりに流れてきましたからw キュービックも傾斜窓にしたものだからヘンな箇所に縦桟が入って、却って不評だったようです。そうはいいながらも全国万遍なく活躍し一世を風靡しましたね。歴史に残るボディスタイルだと思います

駅舎の記憶が無いのはビルに取り込まれた地下駅の宿命ですね。そういえば巨大な入場券、買おうと思ってて忘れましたw


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