2014年 09月 07日
久しぶりのお湿りというか、朝方から時折強い降雨に見舞われています。こんな休日は家でおとなしく・・・とすべきなのでしょうが、今後の予定との兼ね合いから足元の悪い中、横浜へと買い物に出掛けました。 一言でいえば、カトーのスユ15ASSY一式は完全に予定外w そのお陰で当初予定の予算をオーバーしてしまい、某中古店への立ち寄りは取り消してそそくさと帰途についたのです。 細かいパーツ類や塗料は平時通りなので割愛するとして、店頭に並んでいた見本の額面が思ったほどでもなかった事から、予定外のお迎えとなったカトーのスユ15。昨今、DD51三つ目の仕様やオユ10冷房のカプラー長云々で炎上している14系急行「ニセコ」関連のアイテムですが、せっかく?のスユ15もその炎上騒ぎの陰にスッカリ隠れてしまった印象があります。 いつもの私ならASSY組み単品に興味を示す事はまず無いのですが、スユ15は有井(マイクロエース)の「荷物37列車セット(A7267)」の同梱アイテム以来のリリースであり、且つ同セットが7両入りにして売価¥26K(税別)と高額で、現在はプレミア化している実態から入手が難しいため、割高なASSY組みながらこのあたりで金銭感覚が麻痺したのか、思わず手を染めてしまったのです。 スユ15のカプラーは床板マウントで、前位がダミーカプラーのようです。カプラー自体はスプリングが仕込まれていて首を振るのですが、ナックルが開かないのでダミーカプラーなのでしょう(何 対する後位はアーノルトカプラーですが、スプリングではなく板バネでテンションを保っていますのでやや弱い感じです。 なので案の定と言うか、カプラーがややデロンと垂れ下がり気味です。他のカプラーにすればマシになるのかも知れませんが、旧客だけで手許に200両近くある車両群全てのカプラーを、今更アーノルトから逸脱させようなどというのは、その手間及びコストが「大変な事になる」というレベルでは済まされないものです。 とりあえず、手許の郵便/荷物車群と連結させて様子を見ました。これはGM台車・TR23(スユ42)。 トミックス台車・TR23(マニ37) カトー台車・TR50(オユ10冷房) GM台車・TR50(オユ10) GM台車・TR23(マニ35) マイクロエース台車・TR11(マニ60) まあ何というか、相性はありそうですが他も似たような状態ですから、気にするまでも無いのかも知れません。連結面間が開くのはアーノルトの宿命なので予定調和ですw というわけで、お店のスタッフにその旨申し出て画像のASSYも別に用意してもらいました。とりあえず1個充当で1個は余りますから、また別の機会に似たようなASSY構成での入手があった際に充当できるでしょう。 組み立て自体は何一つ難しくありませんが、ニューアイテムにおけるアーノルトカプラーが今や車体マウントがデフォとなった事に感慨を覚えます。スユ15の実車は大別して3タイプに分類されますが、有井のスユ15もカトーのスユ15も、1981(昭56)年に登場した後期のグループをモデル化。車体の設計思想は50系のそれが取り入れられたのでパッと見はマニ50の亜種のようですが、システム的には12系や14系をベースとしているので、系列としての分類が一筋縄には行かないように思えます(10系郵便車群でも1972(昭47)製のオユ14以降は12系・14系のシステムをベースとしているが、10系グループという解釈と12系・14系グループという解釈がある)。 郵便/荷物車はバリエーションに富んでいますから、何両揃えても楽しいものです。 ケース左列上から ・マニ50(トミックス)GMの青15号に塗り替えたらみすぼらしくなった ・オユ10冷房(カトー)屋根銀色ロットなのでグレーに塗り替え ・マニ44(GM)×2 シャコタン化改造は効果てきめん ・マニ60(マイクロエース)セットバラ 手は加えず ・マニ36(トミックス)屋根色塗り替えとインレタ貼付→クリア吹き付けのみ ケース右列上から ・マニ37(トミックス)インレタ貼付→クリア吹き付けのみ ・スユ42(GM) ・マニ35(GM) ・マニ37(GM) ・オユ10青(GM) ・オユ10茶(GM) ケース上奥から ・マニ60(カトー)×2 手は加えず ・スユ15(カトー)手は加えず 最後にネコの薄い本・・・。RMライブラリーではなくディテールファイルのシリーズですが、体裁や内容然りであまり大差無いように思います。惜しむらくはディテールファイルと謳いながら屋上機器については皆無と言ってよいほど触れられておらず、屋根板のリブの本数の違いについは画像はおろか記述すらありません。旧い時代の記録なので贅沢は言えないのかも知れませんが、せめて記述ぐらいは欲しかったですね・・・片手落ちの感が拭えません。それより何より、この巻がカトーが製品化を発表してから急に売れ出した・・・とはスタッフの弁w 私自身もこれを入手したという事は、一定の興味を持ち始めたという事なのでしょう(他人事 (ぐみはん編に続く)
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| 2014-09-07 15:09
| 鉄道模型(国鉄形客車)
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