赤い電車は白い線

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2014年 08月 16日

クモヤ193(クリーニングカー)の2M化(一話完結)

先日の記事で触れたクモヤ193ですが、トミックス製の手持ちのモデル(クリーニングカー)を少々弄ってみました。
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まずは現物・・・これは8年前の2006(平18)年に秋葉の某P店で入手したものです。パッケージのフチがハゲチャビンですが、入手時はヤレ等が無く本当に綺麗な状態でした。8年の間における私の保管状態の悪さが露呈しようというものですw その頃の某P店は1フロア構成でしたが、店内は程よく?雑然としていて、宝探しの様な気分を醸成させてくれました。値付けもアバウトというか、このクリーニングカーも状態が極めて良好ながら売価¥1940でオトク感がありました。

クリーニングカーはクモヤ192+クモヤ193の組成で、目玉たる研磨台車はクモヤ192の運転室側への装備となっています。研磨台車は編成の走行方向に関係無く片方向に回転する仕様なのですが、このギミックの為の動力として、動力車でないクモヤ192にもモーターが装備されています。
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但しこのクモヤ192のモーターは些か特殊で、スプリングウォームが運転室側(つまり研磨台車側)にしか無く、スプリングウォームを有さない連結妻側のトレーラー台車から集電を賄っています。なので運転室側を研磨台車からトレーラー台車に交換とすると、モーターはウンともスンとも言わず、文字通りの死重となってしまいます。今回はこのクモヤ192のモーターを活かし「2M化」しようという試みです。
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まずはクモヤ192の足回りを分解します。前述の研磨台車の片方向への回転は、基盤上のブリッジダイオード(画像赤枠内)によって成されています。
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そのダイオードを除却し、洋白線をハンダ付けしてパターン同士を導通させます。これをやっておかないと研磨台車から普通の駆動台車に交換しても、片方向にしか進みません。その後の展開ですが・・・


・研磨台車および交換用のトレーラー台車(クモヤ192の運転室側)は実車同様TR69、但しTR69の動力台車は展開は無い
・モーターシャフトからスプリングウォームを外し付け替えるのは至難の業
・モーター本体を反転させるには、床板にセットされているウェイトも外し反転させる必要がある。これが結構手間(実際やった)。
・ウェイト自体も床板に成型された突起で逆接を防ぐ仕様であり、この突起を除却すればモーター及びウェイトの反転は可能だが、突起の除却でウェイトの保持性が不安定にはならないか


・・・などなど色々思案し、結局は以下の仕様に落ち着きました。
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・クモヤ192
モーターはクモヤ193のものを移設、スプリングウォームは両側に伸びているが、運転室側はもとからのトレーラー台車(TR69)。連結妻側の動力台車(DT32)はクモヤ193の連結妻側から移設。
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・クモヤ193
モーターはクモヤ192のものを移設、スプリングウォームは運転室側のみ。運転室側はもとからの動力台車(DT32)で、連結妻側のトレーラー台車(DT32)はクモヤ192の連結妻側から移設。
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要はクモヤ192/193同士でスプリングウォームごとモーターを付け替え、クモヤ193の動力台車をクモヤ192とクモヤ193とに一台車ずつ振り分けたわけです。投資額は無論¥0。そのため両形式とも片台車駆動となりましたが、集電自体はトラクションタイヤ以外の全輪から行っていますので、実用上問題は無いでしょう。
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「2連で、うち1両が非動力の死重、もう1両が両台車駆動」というのと、「2連で、2両とも片台車駆動」のどちらに走行性の軍配が上がるのか、走行の機会自体は少ないのですが、今後見極めたいと思います。
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by ar-2 | 2014-08-16 14:20 | 鉄道模型(国鉄・JR) | Comments(4)
Commented by jre1152000 at 2014-08-17 00:02
スプリングウォームはassyパーツより、クモヤ192の台車のギア周りは
モハ112あたりから持って来ればいけそうな気が。
Commented by ar-2 at 2014-08-17 07:30
>AOP氏
おはようございます。今回はとりあえず別途購入無しで済ませました。ギアについてはクモヤ用のDT32が別売りされていますから、そこからの流用が早そうです。ただ、TR69にそれをボン付けできるかどうかですが・・・。
Commented by まさ at 2014-08-17 18:53 x
ヘッドライト、テールライト点灯化の準備工事もなされていたように思います。(ダイキャストに電球を差し入れると各ライト部に光が廻るように穴が空いている&基板に電球用のパターンも有りました。)
白色LEDなど無い時代。2連で2M+電球2個の電気食い編成を仕立てて、低容量路線に乗り入れ、顰蹙を買ったのも良い思ひ出w。
Commented by ar-2 at 2014-08-17 19:59
>まささん
こんばんは。仰るように、電球用の孔がダイキャストに開いていますが、手許のクリーニングカーでは当然のように非点灯ですw

現行モデルは点灯するようなのですが、それを調達してまで点灯化を試みる拘りも無く(汗、研磨台車の為のモーター然り、本モデルは何とも中途半端というか、迷走の感が強いです。

昨今は情報媒体が過度に発達していますから、些かの瑕疵やら不満点で非難ないし炎上の謗りを免れませんが、本モデルが世に出た30年以上前にあっては、これで必要充分だったのでしょう。

時代が進んだとはいえ、模型なのだからもっとおおらかに・・・とも感じます。


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