赤い電車は白い線

khkar2.exblog.jp
ブログトップ
2013年 03月 03日

さらば「乗りドク普通列車」521M!東伊豆トンボ帰りの旅(前編)

c0155803_1955252.jpg

表題の通り、来る3月改正で唯一の185系による間合い運用の普通列車521Mが、一般車(E231?)充当へと変更されるに及び、これのお名残り乗車に本日出向いてきました。185系による普通列車への間合い充当は、1981(昭56)年10月1日の「踊り子」運転開始から連綿と32年間に亘って継続され、本数を次第に減らしつつも孤塁521Mによってその歴史は紡ぎ続けられて来たのです。

特筆すべきは、521Mは間合い充当開始の32年前と不変の列車番号であり(途中、変更の時期があったかは不明)、且つ設定時間も大きく変わっていないなどまさに「生き証人」的な存在であるという事。185系の設計思想に普通列車への間合い充当が強く反映されているのは周知の通りですが、二つの顔を持つある意味「本来の役回り」がいよいよピリオドを打つ事となるのは、感慨深いものがあります。



c0155803_1961524.jpg

巷間は既に春休みシーズンにして18きっぷの有効期間・・・なのでそれなりの混雑も十分考えられるので、始発の東京からの乗車とするのは必定。平時の早番ルーティーンと変わらぬ時間に起床し、幾らかの余裕をもって東上。燃料の類を調達しホームへと上がれば既に長い列が!というのはグリーン車のハナシで、普通車はそこそこ分散しているはずです。

521Mについてはごのグリーン車を含めて、編成両数が日により異なるので注意が必要です。まず平日/土曜/祝日は7連(B編成)+5連(C編成)の計12連で、グリーン車はB編成中に「1両のみ」です。対して日曜日(ここ重要、祝日云々は関係なく日曜日限定)は10連(A編成)の単独10連ですが、グリーン車は「2両」連結ですので着席チャンスは高くなります。逆に、土曜/祝日にお名残り乗車が集中すると、始発の東京からでも着席できない可能性があるのです。
c0155803_1913446.jpg

そんなフィーバーもあと二週間ほどの521M、そのグリーン車車内仕切り板には反転式の画像のようなプレートが・・・。「グリーン車自由席」を東京口185系で表示するのは、この521Mだけです。
c0155803_1914528.jpg

その座席ですが本日の521Mでも直射日光覚悟で「海側」から席が埋まり、私たちも辛くも海側にありつけました。シートピッチはさすが特急型であるだけに非常にゆったり!東海道の普通車ロザと比較するのは酷ですが、なんとも優雅な気分に浸れます。
c0155803_19172439.jpg

東海道線東京口における普通列車(ライナー除く)としては、最後の「側面方向幕」表示列車でもあります。
c0155803_19185456.jpg

521Mはやがて定刻発車!閉扉と同時に専務車掌サンによるグリーン券の検札がただちに始まりました。東海道線東京口における普通列車グリーン車はNRE所属のグリーンアテンダントによる検札(ないしスイカランプチェック)がデフォですが、この521Mのみは専務車掌(厳密には役職名としては現在無い)サンが乗務する旧来からのスタイルとなっていて、旅情も盛り上がります。因みにスイカシステムにも当然のように対応していて、車掌サン携行の端末でチェックする事ができます。

朝日に染まる東京のビル群を映す車窓、そこには現代の車両では忘れられつつある日除けが備わっています。ロールカーテンとプリーツカーテンの二刀流という、それこそ過剰スペックにも思える仕様があまりにも前時代的で、185系が国鉄型である事を改めて強く思い知らされるのです。
c0155803_19253322.jpg

横浜では6分間停車し、高尾発の「リゾート踊り子」に道を譲ります。同じ伊豆方面行の列車にして、片や私鉄車両による特急列車、片やJRの特急型による普通列車と何ともファニーな一瞬が展開します。
c0155803_19284219.jpg

根府川でも6分停車で、ここでは後続の臨時「踊り子103号」通過待ちという185系同士の肩並びが見られます。185系の二面的な性格を表した現象と言えますが、これが見られるのは無論「踊り子103号」の運転日だけ・・・シャッターチャンスは一瞬!521MのA3編成を、「踊り子103号」のA4編成が掠めます。
c0155803_19361519.jpg

やがて熱海到着で、ここでは4分停車。乗車旅客の確認や案内を兼ねてか、専務車掌サンもホームに立ちます。普通列車であるのに「らしくない」雰囲気が漂い、その意味では521Mは特殊な列車なのだなと感じさせられます。
c0155803_1938071.jpg

果たして2時間数十分を経て521Mは伊東に到着!ホーム反対側には直ぐの接続列車である伊豆高原行の721レが・・・。いわゆり「スッピン」のリバイバル編成ですね。懐かしさもあるようですが、私的には赤帯入りや「歌舞伎」がコンテンポラリーだったりもします。
c0155803_19414630.jpg

伊東駅前には東海バスのターミナル兼車庫が・・・ここで少し今昔対比をしてみましょう。
c0155803_19422418.jpg

ほぼ同地点・・・元・小田急の3Eですね。チラりと見える5Eやレインボー、キュービックも全て過去のものです。
c0155803_19434160.jpg

バス車両の駐機密度も昔と比べて少ないような・・・
c0155803_1943613.jpg

これも同地点。元・神奈中のエアロスターKのM尺も居ました。床板がフローリングの初期車です。
c0155803_19451628.jpg

小室山リフト行は相変わらずですが・・・
c0155803_19461877.jpg

私的にはこちらのイメージが強いですw 元・神奈中のブルドックです。確か2000年代初頭で、これがまだ生き残っていると聞いて飛んでいった際の記録です。

さらば「乗りドク普通列車」521M!東伊豆トンボ帰りの旅(後編)に続く)
[PR]

by ar-2 | 2013-03-03 19:57 | 外出・旅行 | Comments(0)


<< さらば「乗りドク普通列車」52...      最近が・・・混沌のFriday... >>