人気ブログランキング | 話題のタグを見る

赤い電車は白い線

khkar2.exblog.jp
ブログトップ
2012年 12月 31日

さようなら2012、こんにちは2013(記事編纂加筆済)

さようなら2012、こんにちは2013(記事編纂加筆済)_c0155803_22504391.jpg

昨日のルーティーンは散々でしたが、本日は恐らく割合マトモな頃合に帰宅できると踏んでいます。なので本年最後の記事更新として移動時間を用いてモバイルから大まかに記し、帰宅後に画像等をup・・・しました。まずは出勤時に目にしたお約束の伊東行・・・185系ですね。東京口のグリーン車に於いて、アテンダントという名のNRE車内販売員ではなく専務車掌(役職としてはもう存在しないかもですが)が乗務する唯一の超貴重な列車です。ヲタ的には「踊り子」とかよりもマジおすすめw 無論、Suicaシステムは車内設備非対応ですが、事前購入の場合は車掌携行のposで対応しているのか興味深いところ。いつかこれに乗って湯治なぞにしゃれこみたいですね。

さて、未来永劫訪れない2012年も終焉目前。私らしい締め括りとして、やはり鉄道模型ネタを語りたいと思います。工作での振り返りは以前の記事の通りですので、ここでは私が本年に入手したキットを除くマスプロの品うち、これぞと思う二点を挙げます。名付けて「勝手にランキング!ベストセレクション・2012」
さようなら2012、こんにちは2013(記事編纂加筆済)_c0155803_2253872.jpg

まずグランプリ・・・迷いましたがやはりこれですね。鉄道コレクション京阪80型です!
彩色を含めて似たデザインが無い上に、スペックを含めて路面電車史上に於ける名車の一つとしてのインパクト、そして急なリリース告知によるセンセーションの蓋を開けてみれば出色の造形に恵まれるという、数多の面で常に話題の先頭を走ったモデルです。動力化については現時点では努力事項ですが、私の知る方で約二名がこれをリリースから間髪入れずに成し遂げられた事は、自称・工作派の私にとって恵まれた人間関係と、身につまされるのです。
さようなら2012、こんにちは2013(記事編纂加筆済)_c0155803_2255847.jpg

そして次点の準グランプリは・・・カトーのC56です!
これについては何もなければグランプリ確実であったのですが、例の瑕疵がウイークポイントとなりこの判断としました。とは言え、その瑕疵事項におけるメーカーサイドの対応は一貫して素晴らしく、私が修理品に誤って同梱してしまったダミーカプラー等のパーツ捜索手配(結果的に新品交換だったので別物にすり替わってしまったが故)、それが見つからなかった際の代品送付など、さすがは一流メーカーと嘆声の極みだったのです。

件の瑕疵が決してイレギュラーなものでないことは、私が電話にて問い合わせた際の担当氏の口述や、修理完了の引き取り時に別のユーザがやはりC56を持ち込んでいるのを目にしたあたりからしても明白でして、これがリコールとされなかったのは部品レベルでの欠落や構造上の絶対的な不良でなかった事と考えられますが、されどその「個体差」があまりにも多数に及んでしまったというのが、本件の顛末なのでしょう。「精度や精密さは向上したが、堅牢さは失われた」というのが偽らざる印象であり、今後の蒸機モデルの展開への期待を込めて、次点のランキングとした次第です。

然しながら良品としての本モデルは筆舌尽くしがたいほどの高水準であり、私にとって「血縁」の地である信州・佐久に縁(ゆかり)のカマであるというのを差し引いても、舐めるようなスロー走行に綺麗なロッドアクション、プラインジェクションならではの精密なディテールに、絶妙なるプロポーションを誇りながらのコストパフォーマンスは、紛れもない9ミリ蒸機モデルのエコノミーアイテム(要はブラス製等を除いた)における最高傑作と断言できます。私に限らず、複数個買いに及んだ向きが多々見られたという伝聞も、むべなるかなでしょう。
さようなら2012、こんにちは2013(記事編纂加筆済)_c0155803_230917.jpg

最後に来年の展望ですが、私的には鉄道模型工作の充実を図りつつも、マスプロ品についても折りを見てチェックし、ホビーライフの充実に勤しみたいところ。他方、私の周囲での工作派の退凋っぷりに流されれることなく、自分が造りたいものを造りたいように造るという唯一絶対のプロセスを、貫徹して行きたいと思います。

さて、画像は本日退勤時に目にした舞浜駅の喧騒。そういえば明朝にかけては特別営業とか・・・体力のある若い人向けですが、すっかり定着した感があります。そしてまたこの駅が某園によって支えられている実態が瞭然ですね。かくして私の2012年は、いつもながら「ルーティーンに始まり、ルーティーンに終わる」という、言わば仕事に明け暮れるスタイルが礎になっていました。果たしてそんな目まぐるしい日々を支えていたのは他ならぬ「鉄道模型」を始めとしたホビーであるわけで、大言を承知であれば私にとって鉄道模型は紛う事なき「躰の一部」。故、それを喪失する事なぞ考えられないと、年次の端境に接し今更ながら確信させられるのです。

私自身がこれまで巷間の種々の媒体を通じ、数多のインスピーレーションを享受してきた理(ことわり)に刺激されブログを始めて早5年、そこで得られ消化され発信した情報はやがて姿カタチを変えて戻ってくる事もあるでしょう。だからこそこのライフワーク(大袈裟ですが)は止められない!弊ブログの拙さは言うに及ばずですが、それでも多くの方に遊びに来ていただける境遇に感謝すると共に、どうか弊ブログを通じて僅かでも鉄道模型への関心が増幅されれば、「それはとっても、嬉しいな」って思います。

月並みですが、それでは良いお年を!
何もなければ明日からも弊ブログは通常運転です!

by ar-2 | 2012-12-31 09:14 | ある日の出来事


<< A HAPPY NEW YEA...      ますます頭がおかしい年末クライ... >>