2012年 10月 13日

さらばキハ30!房総半島内燃動車満喫ツアー(その4)

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「その3」に続く「その4」です。
932Dを平山で見送った我々ですが、ここでの下車目的は・・・そう、画像の屋号のお店です。カスれて判読不能になりかけな「KIRIN」から見て飲食系店舗と思われますが・・・。



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ここ志保沢商店さんは、知る人ぞ知る?「やきそば」専門のお店です。R410(久留里街道)に面した角地にして久留里線平山駅前いう一等立地にありながら、久留里線の平山駅通過本数が1日十数往復という事もあり、どちらかというとクルマや二輪車ユーザーに知られたお店であるとか。事実、私もBグルマニアの某氏からの紹介があるまで、露とその存在を知りませんでした。
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お店の委細はリンク先とも重複しますが、何より独特なのはその料金体系。「やきそば」がノーマルないしプラスのトッピングが肉orソーセージである他は、¥100刻みでの「盛り」の量以外に選択の余地はありません。手書きのメニューにもあるように、男性の普遍的なラインが¥550(プラス肉orソーセージは¥650)との事ですので、ちょっと欲張って肉の¥750をオーダーしました。

ここの名物は言わずもがなの「やきそば」ですが、一人でお店を切り盛りしている女将さんがナカナカの役者。メニューを眺めながら暫し思案する我々に「考えるものじゃないのよ~!」と激を飛ばしたかと思えば、某氏がトッピングを肉に変えてもイイですか?と尋ねれば「イイですよ~、ゆっくり考えてね~!」とwww 
とは言え、こういった自然体なやりとりが多くのお客サンを惹き付けるのでしょうね。この時も昼前にも関わらず地元の常連と思しきお客サンが見えたり、電話注文が入ったりと活況を見せていました。そんなキャラは女将さんの律儀さの反映でもあるので、電話注文も店内注文も順番通りにこなします。ですから電話注文が先に入っている場合、それなりのウェイティングが求められますので時間に余裕をもった来店が無難でしょう。
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そんなこんなで待つ事暫し・・・やがて我々の眼前に運ばれたる、その聞きしに及ぶ「やきそば」とは・・・出ました!まるで「味奈登庵」の富士山盛りを彷彿とさせる気前の良い盛り!無論、富士山盛りのそれには及びませんが、こちらは油モノというエフェクトもありますから、そのインパクトは十分なものでしょう。これが肉の¥750ラインで、私とBグルマニアの某氏がオーダーしました。
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そしてこちらは「気分はいつも千葉県民」な某氏がオーダーしたソーセージの¥650ライン。画像という二次元表現ではその偉容が伝わりきれていませんが、実際の盛りは「画像以上」である事を保障します。まさに百聞は一見にしかずですね(何 肝心カナメの「やきそば」ですが、麺は平麺で弾力のある独特なもの。ツルツルと箸が進みますが、大盛りの宿命である「味覚的な飽き」は、テーブル上に備わっている海苔で変化をつけてクリアしたいところです。果たして3人とも完食・・・ではありましたが、胃袋に特段の自信の無い限りは、まず¥550(肉orソーセージ¥650)のラインでまず満足できるのではと思います。因みに以前はトッピングにおいて肉とソーセージの「ダブル」も存在したそうですが、女将さんに確認の限りでは現在は設定されていないとの事です。
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心も胃袋も満たされた平山の空の下、次なる目的地までの移動には少々インターバルがあるので周辺を小範囲ながら散策。揺れるコスモス、秋季には美しい彩りを見せるであろう大イチョウ、古枕木を並べたホーム柵・・・。
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傍らの平山踏切から望んだ木更津方は、さしずめ、スタンド・バイ・ミー・・・。
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聳ゆる大イチョウ、地面から続く古びたホーム・・・「やきそば」しか予備知識の無かった小駅、いざ降り立ってみればその想像外のロケーションにただただ瞠目されられるのです。これだから・・・旅は止められない!何もかもが目まぐるしく、息が詰まりそうな大都会の喧騒を忘却させてくれる、得も言われぬ開放感!私は生ある限り、いつまでもいつまでも、それを追い求める事でしょう。
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平山で過ごしたタイムは極めて濃密で、私の記憶に残る駅の一つとなりました。そしてここからはまさかの「路線バス」移動ですが、今回の行程で頭を悩ましたのが実は久留里線内からの脱出でした、当初の某氏案では木更津まで出て蘇我まで戻り、そこから内房線側へ出る・・・というものでしたが、その移動距離=時間的ロスを何とかできないものかと考え、10年くらい前に入手した「千葉県バス路線案内図」(非売品)に描かれていた久留里線沿線から伸びるバス路線(現在は廃止)を思い出し、それを頼りにググってみたところ「カピーナ号」というタイムリーな路線に突き当たりました。
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その委細はリンク先の通りで、千葉駅~亀田病院(安房鴨川)間を結ぶ路線。途中停留所からの乗降は可能ですが、天羽田杉浦~君津ふるさと物産館間のみでの停留所相互間の乗車は不可となっています。今回は平山→安房鴨川駅ですので乗車OK、運賃は¥900でした。参考までに今回のタイムテーブルは932Dで平山着10:51、やきそば賞味の後、亀田病院行のバスが11:53発ですので小一時間の滞在・・・ナカナカのタイミングでした。その11:53発の鴨川日東便はほぼ定刻で姿を見せ、思わぬ?平山からの3名乗車で亀田病院を目指します。
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車内は定員の半分にも満たない乗車率でしたが、亀山を過ぎた「笹(亀山湖入口)」では纏まった降車も見られ、久留里線沿線経由を要とする需要もあるようです。画像は亀山湖一帯の景で、バス旅ならではといったところ。ここで某氏2名は鉄道でない交通機関への興味が薄い事もあり、早々の睡眠タイム。私はバス旅でも初めての地なので車窓を楽しみ・・・ですが、実際は揺れる車内にエンジン音などでとてもではありませんが落ち着いて寝れないからですw とか言いつつ、最後のほうでは眠りに堕ちていたような・・・気が付けば安房鴨川駅到着目前でした。
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安房鴨川の駅舎は跨線橋の上から見れば「おっ!」と思わせるのですが、その正面に立ち回ってみれば余りにもガッカリなので、画像は載せませんw 安房鴨川駅へのバス到着予定時刻は12:33でしたが、駅手前での神輿による渋滞で少々遅れるも、何とか12:50発の外房線266Mには間に合い一安心。ここまでの乗り継ぎが全てオールクリアですので、もう後は大舟に乗った気分で居られます。とは言え、家に帰るまでが遠足です!と、昔エラい人が言っていたような(何

その266Mはお馴染みの都落ちしたプレハブ209系0番台出自ですが、デビュー当時「10年電車」のフレコミがありながら、既に来年で量産車登場から20年を迎えようとは、プレハブ本人も思ってもみなかったでしょうね。266Mの車窓はトンネルが多い他は単調ですが、そのハイライト?は秘境駅と囁かれる行川アイランド駅でしょうか。その名の通りレジャー施設の忘れ形見たる駅ですが、リンク先にもある通り最終統計の2006年の乗降客数が19人/日という寂れっぷり!驚いたのがこの時の266Mで到着時にホームの様子を窺い激写したところ、何と前方に降車客!(画像でも辛うじて確認できます)現在の乗降客数は不明ですが、恐らく「十数分の一」であろう降車のシーンに立ち会う格好となり、何だかエラいものを見てしまった気がしました。
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やがて13:37、大原着。ここからは後半メインのいすみ鉄道へとスライドします。

「その5」にに続きます)
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by ar-2 | 2012-10-13 10:01 | 外出・旅行 | Comments(0)


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