赤い電車は白い線

khkar2.exblog.jp
ブログトップ
2012年 09月 30日

実りの秋~カネは天下のまわりもの

c0155803_9181136.jpg

まずは本日、2012年9月30についてです。信越本線横川~軽井沢間の通称「横軽」、66.7‰を擁した碓氷峠区間がその一世紀をゆうに超える歴史にピリオドを打ったのは、実に15年まえの本日日付である1997(平9)年9月30日・火曜日でした。かねてより折に触れての通り、私の父は信州・佐久に生まれ育ち、その帰省等を通じて私自身はもとより父子の代に亘って碓氷峠を幾度も越えてきました。父は口数の多い人ではありませんでしたが、かつてそのアプト時代や御代田のスイッチバック等の「体験談」をナマで聞きしに及べた事は、趣味紙上や種々の媒体を通じて知り得るのとは比較にならないほどの意義に満ち、そして極めて貴重な事であり、私の鉄道趣味における大きな誇り、そして絶対的な矜持となっているのです。アプト式はおろか、ロクサンさえもその灯を落としてもう15年、もう15年が経ちました。最終日の狂乱はもとより、グランドフィナーレが近付くにつれての「一億総鉄チャン」よろしくの碓氷峠ブームや、私が目にし記録してきた回想の日々を想い、いま改めて生涯忘れる事が無いであろう日付を胸に、瞑するのです。
c0155803_9342281.jpg

ハナシは変わって数日前のデスク・・・そう、デスクなんてただの物置です。エラい人にはそれが(ry
いよいよルーティーンも秋の訪れと共に繁忙期に入り、万年暇人の汚名を返上できるかどうかというぐらい、人並みに忙しくなってきた気がしますが、そのお陰で色々と整理すべきものが山積し雑多になってきたわけで・・・
c0155803_9351925.jpg

そんな最中で飛び込んできた衝撃のニュース!毎年恒例となっているも私の中ではスルー事項となっていた「秋の関西鉄コレ祭り」ですが、京阪電鉄の今年のリリースアイテムは、まさかの京津線・80形です!!思えば京津線の三条~御陵間がワースト行政・京都市の謀略によって廃止されたのも、冒頭で触れた横軽廃止から間もない1997(平9)年10月・・・こちらも奇しくも66.7‰を有していましたから、それが単なる偶然であっても「何かが何処かで」繋がっているような気がしてなりません。当時の私は横軽の記録に「全力」を傾注し、その反動もあったお陰で京津線絡みの記録は全くありません(当然訪れてもいない)。ただ唯一の接点として、中学の修学旅行で宿泊した「ほへと旅館いろは旅館」(「スマイルプリキュアの修学旅行回に登場したスバラシイ宿ですw)が三条通に面しており、客室から京津線の電車が往来する様を目にしたというのがあります。
c0155803_9464145.jpg

80形については改めて触れるまでもありませんがざっくり申しますと、路面区間での乗降はもとより、路面電車的感覚よりは長い駅間距離、つまりインターバン(都市間高速電車)として十二分に機能すべく、さしずめ「三条通専用車」として製造されたのが80形であり、複巻きモーターによる界磁制御が奏功したハイピッチ走行の具現化、常用回生ブレーキ、アエアサス台車等、吊り掛け駆動にして製造時はポール集電でありながら大変な意欲作となっていて、京阪電鉄全体における紛う事なき名車の誉れ高い存在なのです。
c0155803_1071744.jpg

80形は総16両が製造され、81~96のナンバーで2連固定化後は連番でペアを組んでいました。このうち両運転台で新製され、後に片運転台化されたのは81~93と殆ど全てで、片運転台で新製されたのは94~96の3両のみ。故に93+94のペアは形状の異なる連結妻を突き合わせていました。今回鉄コレでモデル化されるのは前者、即ち多数派の「片運転台化改造車」・・・無難なセレクトでしょうか。仕様は冷房化改造後のいわば末期で、非冷房時代は屋根の浅い軽快な印象であったのが、冷房化によりダクトを通すべく屋根自体が嵩上げされ、更にその上に一体カバーの冷房装置とSIVを搭載したお陰で一転して重たい印象となったイメージが、サンプル画像を見る限り的確に再現されています。
c0155803_1084329.jpg

で、前述の通り「スルー事項」であったのが私的に大騒ぎとなったのにはちゃんと理由があり・・・
そう、画像の通り「下地」があるのです。決して「にわか」ではありません。ここに80が加わったら、どんなに素晴らしい事だろう・・・と、胸の高鳴りは収まりません。思えばこれら旧車群も、鉄コレの15M級動力と弓型イコライザー台車パーツが世に出たからこそ成せたと言えますが、それ以上に模型仲間の某氏が15M級動力を用いる上でのヒントを与えてくれ、後押ししてくれたのが直接的な原動力と言えます。

80形の9ミリにおけるモデルといいますと、かつては宮沢とケイズクラフトによるアイテムがありましたが、前者は比較的後々まで目にしたものの、後者はガレキ故にか数も圧倒的に少なかったと見え、私がキット組みに意欲を見せ始め、今は無理でもそのうち組めたら・・・と溜めこみ?始めた頃にはどちらも市場からは全く姿を消していました。それだけに今回の鉄コレ80形リリースは、仮に「京津線三条~御陵間廃止15周年」というフレコミがあったにせよ、私的に大きな「穴」を埋められるであろう事は間違いありません。

・・・とまあ、そういった能書きは本来なら入手してからすべきなのでしょうが、折しも明治公園と上大岡での発売日は偶然にもこれの前編/後編それぞれの公開初日&予備日として事前に有給&指定休としてあった絶対的好機!劇場のチケットは事前に入手してありますが、夏季は法事を除けば目立った外出も無かった上に、汚部屋の改修を慮り「外呑み」を抑えていただけあって、まさに「実りの秋」にはその反動よろしく大変な散財となりそうな予感です。

で、入手云々は兎も角として肝心なのはその鉄コレ80形の動力化・・・です。
80形は三条通専用車(勝手に命名ですが)だけあり、路面区間における停留所での乗降を慮るべく車外にパタンと倒れる昇降ステップを有しているのと共に、車輪径も他の500形等の760mmよりも小さい660mmとされ、低床化を図っています。この事もあるのか、サンプル画像の限りでは台車は先の路面電車シリーズの流用に思え、故にその動力ユニットにおける「ストレッチ構造」如何では動力化が可能ではないかと考えてみました。
c0155803_10384087.jpg

その動力ユニットのストレッチを最長に設定してみましたが・・・台車センター間は40mmちょっとですね。80形の台車センター間実寸は8200mm、1/150ですと約54mm・・・全然足りません(涙
c0155803_10385217.jpg

こちらは参考に・・・やはり鉄コレの15M級動力ですが、260や500形等の台車センター間実寸は9000mm、1/150ですと60mmですから・・・ドンピシャです。台車パーツのセレクトと言い、さしずめ「京阪大津専用動力」ですねw
果たして80形の動力については後に対応されるのか、興味深いところです。
c0155803_10451629.jpg

ハナシは大きく変わって二次元!
このところ新規お迎えはありませんでしたが、数か月前より予約していたスケールあんこちゃん(1/8)が昨日着荷しました!
c0155803_1163961.jpg

パッケージも特殊印刷というか、凝っています。
1/8スケールは初のお迎えですが、スケールが大きいだけに見栄えがしますね。
c0155803_119927.jpg

柄物は長く、デッカく、堂々と!
彼女は「カワイイ」んじゃない、「カッコイイ」んだ。そんなのとっくに知ってたけどねw
というわけで、「お猿さん顔」と酷評していた向きにもオススメの出来ですw

この後、恐らく来月初旬にはこれまた予約済のfigma杏さや(再生産分)も着荷予定・・・こちらは魔服姿のまま楽しみたいところですが、いよいよ置き場に窮してきたというか・・・第二次拡張計画発動かっ!?(汗
そしてそして、遂に、1/6ドールでもあんこちゃんデビュー!これまで同シリーズでは既に「魔まマ」の他の4人が制服姿でラインナップされていますが、さすがあんこちゃんというか、別格の気風が漂いますね。サイズは全高27cmと圧倒的で、鉄模に例えたらOJあたり(?)といったところですが、何よりそのスケール感が汲めるのは「衣装の着せ替えが可能」という事でしょう。お値段もいよいよ5ケタとカトーのセットと互角に亘り合いますが、私としては無論入手しない手はありません!にしても、着せ替えかあ・・・(何
[PR]

by ar-2 | 2012-09-30 11:26 | 多事壮言(旧・雑言)


<< ドール、駅弁、駅舎~それは秋色点描      記すべき事が >>