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赤い電車は白い線

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2012年 08月 13日

望郷の佐久・弾丸往還+α

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というわけで表題の通り、来月の命日を前にしてですが佐久まで墓参に出向いてきました。ラッシュのピークを過ぎた頃合いに戸塚から東京へと旅客線で出ますが、夏休み中という事もあるのかそもそも鉄道ダイヤも休日設定としていないあたり、普通に働きに出ている人が多いようで平時と大差無い混み様。片やグリーン車はというと座席定員の半分くらいの入りで、やはりフトコロに余裕のある向きは休暇にも余裕があるという事なのでしょう。

そんなこんなで東京からは「あさま565」にスイッチ。この便は臨時なので、皮肉?にも新幹線にありがちな「発車まで余裕の無い入線」とはならず、その約7分以上前には入線していたようです。座席は念を入れて指定席手配としていましたが、アナウンスによれば完売御礼とのこと。平日とは言え確かなお盆シーズンを実感じます。
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晴天の都心を後にしてやがて長野入り・・・生憎の曇天で、東信の母なる山・浅間はその頂を望むことは出来ませんでした。
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ほどなく東京を発って小一時間少々で佐久平着・・・アッという間です。在来線の頃であれば、上野を発ってまだ高崎にも達していないでしょう。佐久平からはいつものパターンですとタクシーで墓所へ・・・となるのですが、今回は早めの昼食を兼ねて私の希望で駅至近の「信州蕎麦 草笛」さんに足を運びました。厳しい基準からなる「信州そば切りの店」としての認定も誉れ高いものですが、個人的な関心事としては他にもその「盛り」の良さがあります。
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お店は月曜ですので11:00~15:00の昼の部のみ営業。その為かオープンして30分と経っていないにも関わらず結構な客待ちの様相!とはいえ蕎麦店ですから回転はそれなりですし、何より実際の蕎麦打ちを仕切り越しに眺められるので退屈しません。
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待つ事20分ばかりして漸く通され、早速「もりそば」(¥560)の中盛り(¥350増し)をオーダーします。そして運ばれたるは・・・画像では結構「かさ上げ」されているように感じるかも知れません。
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しかし平らげてビックリ!?何とも結構な「水深」があります。これが一部で「桶蕎麦」と囁かれる所以のようです。ちなみに¥500増しの「大盛り」も設定されていますが、こちらは麺が1kgを超える(!)とのことですから、変な見えを張ってオーダーするのは控えましょう。私見では中盛りでも「過分なまでに満腹」ですから、健全?な向きはノーマル盛りでまず満足出来る筈です。
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そして肝心の蕎麦ですが、見た目からしての通り「更級」の系統であり期待するほど香り高くはありませんが、とは言え確かなコシや舌ざわりは完全手打ちの面目役如といったところ。そば粉が100%「国産」ではなく「長野県産」というのも高ポイントであり、信州蕎麦の良さを手軽に味わえる素晴らしいお店です。
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心身共に満ち足りてお店を後にし、本題の墓参を済ませます。画像は佐久平の駅近くで揺れていたコスモスですが、暦の上だけでなく気候も秋の様相を呈してきています。
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普段は閑散としている佐久平の駅も、お盆シーズンとあって駅の内外とも活況を呈していました。そんな佐久に来月再訪までの一月ばかりの別れを告げ、「あさま530」で帰京の途についたのです。

で、この後は私だけ寄り道し、コミケ終了直後の秋葉訪問という何とも命知らずな行動に出ましたw 案の定というか駅構内は兎も角として、中央通りは相当な混み様。目当ての薄い本を取り扱う店舗でも、例えば「とら」はエレベータを使用停止し2個所ある階段をそれぞれ上り/下り専用とし、且つ上りは4階と7階のみへのアプローチとし、他のフロアへは上り階段から下り階段への乗り換えを要すという、ちょっと風変わりなシャワー方式を採って混雑対策としていました。

片や「メ口ン」はというとこちらは地階のみの1フロアですから、アプローチとなる階段を右側通行として導線を造り、フロア内移動はある程度自由が利くものの、レジについてはフロアの壁際に二列に並ばせたうえで随時案内するオーソドックスなシステムでした。但し「とら」と違って「メ口ン」は1フロアに各ジャンルが収まっているので、レジ待ちの列が必然的な長くなり(それ故に二列なのでしょう)、且つ客による購入点数の差(店備え付けのカゴにビッシリ目視で30~40冊抱えていた猛者には目を剥きましたよ!)もありますから、こちらのほうがスタッフの殺気度?は高かったです。

私の場合はチェックしてあるタイトルがもとより少ないので買い物はいたって単純ですが、「メ口ン」で参ったのはR指定コーナの中央通路に差し掛かったあたりでワキガのような酸えた匂いが鼻を突いた事で(ry まあ兎に角「とら」でもそうですが、1フロアあたりの蝟集率(異臭率とも言う)が尋常ではありませんからね。それもほぼ98%「野郎」ですから、喜ぶのはニT目の方ぐらいです。とはいえそれを以ってしても薄い本に執心するのですから、その一味である私も大概なのでしょうw

by ar-2 | 2012-08-13 22:54 | 外出・旅行


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