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赤い電車は白い線

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2012年 05月 18日

果報を寝て待った結果

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・・・というのは思い過ごしでしょうか。
第51回静岡ホビーショウに併せて発表された鉄コレのニューアイテムは、何と言うか「もう何が出てもおかしくないけど、やはりいざ出るとなると驚かされる」的なラインナップとなりました。第16弾の「日車シリーズ」における顔ぶれも大概斜め上ですが、それよりも後の第17弾について具体的に公とされた上に、そのラインナップに京阪大津線600(Ⅲ)形と琴電3000形が含まれているという事です。

近年に至って漸くGMや有井からコンスタントな製品化されるようになった「本線」と比べても、形式自体が多くない京阪大津線はおよそマイナーそのものであり、ごく一部のガレキとお馴染みのGMのバリエーションキットで楽しむのが主流でした。その流れに一石を投じたのはMODEMOの「びわこ」、そしてディスプレイモデルという位置付けながらプラッツの「HO-KAGO TEA TIME TRAIN」であることは論を持ちませんが、その上塗りの如きタイミングで鉄コレからのリリースはまさに絶句絶句という他無いのです。

そのモデルはPOPによれば600(Ⅲ)形、それも「HO-KAGO TEA TIME TRAIN」に合わせたかの如くパノラミックウインドウの後記形ですが、何というか第16弾の発表だけならまだしも、その後の第17弾までを概要のみに留めながら発表したのは・・・偶然なのでしょうか。滅多な事を言うものではないというのは百も承知ですが、やはり何処かで何かがあったんでしょうかね(謎 数年前の「ゆふいんの森」(トミー/有井)や10数年前の9600形蒸機(トミー/有井)の発表時のような、何となくそれを連想させられました。ま、結果的に市場に出回るのであれば経緯はどうでもいいっちゃイイんですがw
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そしてもう一つの第17弾における目玉は、琴電3000形です。大正15年製の実車は現在も300号が動態保存車として1000形120号、5000形500号、20形23号ともども月イチの特別運行に活躍し、その存在はあまりにも有名。私も昨年、一昨年とそれ目当ての訪讃実績がありますが、それよりも以前のファンタゴンレッド時代の思い出(画像)もまた深いものです。

鉄コレによる琴電モデルといいますと意外?な事に既に幾つかラインナップされていますが、それらは全て他者からの譲受車両にして戦後の高性能車(吊り掛けに退化した阪神車は別ですが)であり、琴電オリジナルの古典車両が鉄コレとは言え9ミリ完成品で世に出るのは無論初めての事です。これについては既にトミーが16番で3000形をモデル化していた事から、いずれ出るのではという観測も無きにしもあらずだったとは思いますが、その実、まさか本当に出るとはね~・・・というのが偽らざる心境でもあります。

詳細については以後の発表を待ちたいところですが、第17弾のラインナップ(全10種)がこの2形式のみで占められるとは考えにくく、他の収録アイテムについても超・超・超期待したいところ!ほんの少しばかり誇大表現させてもらいますと、場合によってはカートン(8box)買いも辞さない気概を抱かせるほど、此度の発表は驚嘆に値するものでした。一難去ってまた一難、フィギュアリリースも一段落し、今年の後半は大した出費も無いだろうとタカをくくっていたこの矢先、「買わないで後悔よりも買って後悔」を標榜する機会がまだまだ続きそうです。

by ar-2 | 2012-05-18 22:51 | 鉄道模型(総合)


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