2012年 04月 02日

中京魔譚(2日目その1・名古屋市電保存車散歩と、「魔法少女まどか☆マギカ展」in名古屋)

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「1日目その4」に続く「2日目その1」です。

明けて迎えた3月20日、土曜日。
相変わらず枕が変わろうが変わるまいがロクに寝付けない一夜であったわけですが、そのお陰でスッカリ目が覚めてしまい、予定よりも1時間以上繰り上げてホテルを後にします。本日のメインイベントは「魔法少女まどか☆マギカ展」の名古屋催事ではありますが、滅多に無い名古屋滞在という事で今回は初めて名古屋市電の保存車に接してみたいと思います。



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当初は市内の保存車を「魔まマ」展観覧後に訪れる予定としていたのですが、前述の通り行動開始が大幅に早まったので急遽変更し、その予定を前後で入れ替えました。正直これは「魔まマ」展でどれだけ時間が割かれるかが読めず、且つ後に訪問予定である「レトロ電車館」に於いてもある程度時間を確保したかったので、結果的にではありますがオーライでした。本日の移動手段は帰途の新幹線までを地下鉄で賄う予定ですので、早速名古屋駅で1日乗車券を購入・・・ですが、事前のサーチでは¥740とあったのですが土日には更におトクな「ドニチエコきっぷ」なるチケットが存在したのですね。嬉しい誤算(単なるサーチ不足ともいう)です。これを求めたのは言うまでもありません。
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まずは黄色い東山線で伏見へ移動。5番出口から数分歩くと白川公園が視界に入り、その一角に「名古屋市科学館」はあります。本日はプラネタリウムのイベントがあるとかで朝早くから列が成されている様子ですが、私の関心事はその列のさらに向こう側に見えてきた保存車両にあります。
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此処には蒸機のB6と市電の1400型1401号が保存されていますが、流石は博物館の収蔵品とも言うべきかちゃんと手入れがなされており、屋外展示にも関わらず良好なコンディションが保たれています。1400型は1937(昭12)年に催された「名古屋汎太平洋平和博覧会」に合わせるカタチで市電の「決定版」を目標に、1936(昭11)年から1942(昭17)年にかけ1401~1475が製造されました。
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各部にRを採り入れながら張り上げ屋根を召したデザインはスタイリッシュで、戦前派というイメージから来る古臭さは微塵もありません。特筆すべきは製造時期が古いにも関わらず、市電全廃の1974(昭49)年まで他の戦後派を差し置いて主力として生き残った事であり、使い勝手の良さや耐久性など数多の点で、まさに所期の目標であった「決定版」を成就させた紛れもない名車と言えましょう。
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この時は科学館開館前でしたので近付く事は出来ませんでしたが、一応このように敷地外から捉える事は可能です。1400型の特徴の一つであるマキシマムトラクション(一台車において前後の車輪径が異なる仕様)が判然としませんが、それよりも思わず目を奪われたのは画像の前面足回り・・・俗にいう排障器が見えない替りに、やや奥まった箇所に救助網のようなものが見えます。これが名古屋市電の標準なのでしょうか?後に訪れる「レトロ電車館」にも同型があるので、検証が楽しみです。
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1401号の見学を済ませ伏見へ戻ります。今度は青い鶴舞線で上前津へと移動。
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歩道の一部を間借りしているような、狭い3番出口から地図を頼りに市街地を数分・・・ビルに囲まれた上前津東公園に佇むその姿が見えてきました。
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前後の窓を塞がれ腰板は重ね張りされ、集電装置はおろか台車さえも無い完全ダルマさん状態。夢も希望も無い住戸用のノブ付ドアが埋め込まれた乗降口に「え~・・・」と落胆する向きもありましょうが、実はこのダルマさんは名古屋市電の単車として唯一現存する固体とされる179号なのです。
179号は老朽化した木造単車を1935(昭10)年から鋼体化した「改造単車」と称されるグループの内の1両で、151~204のナンバーが存在しました。当初の2両については前面の腰板より上をやや傾斜させ流線型を意識したデザインとしましたが、以降は179号の如き凡庸なスタイルに改められています。
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これら改造単車は1956(昭31)年まで活躍しましたが、単純に考えて最後のグループが廃車されてからでも既に50年以上が経過している事になり、そういった点でもこの179号の現存は驚きに値します。台車の類は前述の通り失われていますが、ちょっと下半身を失礼して覗けば・・・オリジナルの台枠が当然のように残っています。
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側面下部の欠き取りは重ね張りで台形になっていますが、これも内側をつぶさに見ればオリジナルのアーチが残っているのが判ります。
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客窓間の窓柱には保護棒が刺さっていたであろう金具が残り、ウインドシルや幕板には沢山のリベットが見え原車の面影がしっかりと漂っています。現役時に纏っていたであろうはずもない赤帯ワンマン塗色がユニークですが、現状を見る限りでは一応の管理がなされているようで(集会所らしい)、これからも179号が末永くあるようにと願って止みません。

※以下、二次元記事です。閲覧にはご注意下さい
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上前津の駅へ戻り鶴舞線で御器所、そこから桜通線へスイッチし吹上で下車します。
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本旅程のメインである「魔まマ」展名古屋催事の会場「名古屋市中小企業振興会館 吹上ホール」へは駅から歩いて5分少々で到着ですが・・・
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現地のエントランス前には既に長い列!開場1時間前にしたって多過ぎだろうとこの時は思いましたが、昨4/1のACEに比べれば並んでいないも同然w 規模が違い過ぎます。その列は当日券購入/展示入場/物販入場と3区分され、案の定というか画像の通り物販列が突出していました。まあ私もそれ目当てなわけでして(汗
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予定の10時ほぼピッタリに開場し列は断続的ながらスムースに吸い込まれ、私も30分後には物販のレジ列に辿り着いていました。肝心の杏子の新デザインTシャツは私の早合点だったようで、東京(というか秋葉)と同じ売価・・・つまりイベント会場限定ではなかったのです。なら東京で買えばいいやとイベント会場限定デザインの2枚目をカゴに入れ、他に何か無いかと物色するも悉く杏子に関してはグッズでハブられている印象が改めて浮き彫りにされ、特にショックだったのは個々のキャラのタペストリーで本当に杏子だけ無いのです。全員集合版のタペストリーには描かれているのですが、掛け軸に4k以上出すのはどうしても躊躇してしまい(キャラ個別はその半値くらい)、とうとう手を出さなかったのです。
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杏子に対する人気の度合いは多少贔屓目を承知の上ですが、兎に角男女を問わず安定的という印象があります。女子曰く「男子を超えるイケメン」との下馬評がそれを物語っているとも言えますが、それに相反して何時まで経っても改善されないグッズ冷遇っぷりが、杏子スキーのソウルジェムを濁化させる一因となっている事は論を持ちません。まあ、とか何とか言ってもヲタ特有の順応性?で乗り切るしかないわけですが・・・。
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入場待ちで後方に並んでいた女子グループの会話は楽しげですが、男子からすれば解せぬほどにかまびすしく、聞く耳を持たずとも会話が全部飛び込んできます。ただ殆どは解読不能な内容でしたがw その中でも理解できた単語にキャラのネームがあるのですが、さやかは「さやかちゃん」で、まどかは「まどか」なんですよね。決して「まどかちゃん」なんて言わない。私が以前に得た断片的なイメージではありますが、さやかに対しては男子よりも女子からの支持が目に見えて多く、その下心を湛えながら恋に一途にして向こう見ず、アホでパーだけど底抜けに明るく、時にダークに陥り面倒臭さ全開になるというキャラクターが、女子にとってさも写し鏡の如きであり共感を得ているのだと言われ、故にさやかに対する「ちゃん」付けが、それを顕しているように私は思えてならないのです。
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会場の片隅には昔で言うところの「ガチャガチャ」が何台か置いてあり、その前にちょっとした人だかりが出来ています。何かと思い覗いてみれば「魔法少女まどか☆マギカ クリアプレートコレクションⅢ」なるブラインドアイテムがその中身であり、封を開けては一喜一憂しつつ、意中のデザインでなければ食い下がってリトライする集まりだったのです。モノは1回¥200で額面だけでは判断しかねますが、要は塩ビ板に印刷しただけのアイテムですからやはりボッ(以下自主規制 まあそれを言ってしまったら身も蓋も無いので、私も興味本位でコインを投入してみました。結果は・・・

1回目・・・シャルロッテ→(これでもイヌカレー描き起こしらしいが全然嬉しくない)
2回目・・・ほむら→(「まどポ」に同梱されている本アイテムのまどか版と連続するデザインらしいがPSPなんか(ry
3回目・・・シャルロッテ→(死んだも同然。だったらもう一足掻きしてみようか!)
4回目・・・杏子ノーマル→(んほおおおおお!流れが変わった!千券崩してるし、杏子レア狙ってやる!)
5回目・・・杏子レア→(塩ビ版に¥1000も注ぎ込んで大勝利に浸る。安い大人ですw)

この時ですが、傍らでやはり封を開けていた2人連れの女の子の1人が中身を確認するや否や、露骨すぎるぐらいに嫌な表情で「・・・最悪・・・まどか」と口走っていたのがひどく印象的で、キャラ単体及びカップリングからして人気度合いの上位をほむら/まどかとで二分している・・・というのが一定の見方であろうと信じて疑わなかった私の中での概念が、音を立てて崩れ去ったのです。男子の「まどか嫌い」というのもあまり聞かない気がしますが、これはあくまでも憶測ながら「ティヒッ」や「ウェヒヒヒヒ」といったブリブリ加減が受け止められるか否かが境界線なのかも知れません。まあ杏子スキーからすれば割とどうでもいい事ですが(爆

「2日目その2」に続く)
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by ar-2 | 2012-04-02 17:16 | 外出・旅行 | Comments(0)


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