赤い電車は白い線

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2012年 03月 27日

或る公休日(前編)~市電全廃40年・特別展「横浜にチンチン電車が走った時代」

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本日は横浜都市発展記念館で催されている特別展「横浜にチンチン電車が走った時代」の観覧に出向いてきました。1月末から開催されているにも関わらずなかなか機会が設けられず先送りしていたのですが、4/1で終了との事ですので夏休みの宿題よろしくギリギリの観覧となったわけです。遠出を別とすれば私の公休日の外出は珍しく、折角なので他の買い物と併せ更には某工作の時間も確保したいという欲目から早めに向かいました。
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開催場所である横浜都市発展記念館の最寄りはみなとみらい線の日本大通り駅とのことですが、関内から歩いてもわけない距離ですので地下鉄で一本。スタジアムの脇を斜めにショートカットしつつ、我が国の帝冠様式建築の代表格とも言えるキングを眺めながら歩みを進めれば程なく到着です。
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みなとみらい線日本大通り駅の3番出口が組み込まれた建物に入れば、エントランス突き当たりでその告知が目に飛び込んできます。ここを右に曲がればグッズショップと入館受付のカウンターがあり、入館料(¥300)を支払って3階の会場へと入ります。会場内は撮影禁止とされていますのでその様子は前記リンクが参考になろうかと思いますが、決して広いとは言えないスペース(ぶっちゃけ想像以上に狭かった)にも関わらず気が付けば1時間をオーバーするほど私は展示に見入っていました。その内容は当然ながら資料展示が主となるも横浜市電保存館でも見られないようなモノが多く、故に私自身が見込んでいた観覧時間を大幅に超過するに至ったわけです。
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平日午前中というのもありましょうが、この時目にした他の観覧者は私よりも遥かに年上のそれこそ市電を実際目にしてきたであろう世代が多く、それが例え郷愁であっても今尚市電への関心の向けられている事実に、如何に市電が横浜の街並みと人々の生活に溶け込んでいたかというのが窺い知れるような気がします。
そんな充実した催事のお土産は本催事の「図録」(右・¥1500)と「方向幕手ぬぐい」(¥500)です。図録はその名の通りで催事における展示資料がほぼ収録されており、横浜市電に関わる資料としても価値のあるものです。
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そして「方向幕手ぬぐい」ですが・・・このセンスは素晴らしい!
実物のカラフルな方向幕が布製であったという点を踏まえ、それを「手ぬぐい」に転化させた発想は脱帽です。勿体無くて使えませんw というかこのまま吊るしてインテリアにもなってしまいそうです。因みにこのカラーパターンですが、赤色は進行方向が北、青色は同じく南、白色は同じく西・・・という意味合いを持たせていたそうです。また図録については何とも言えませんが、手ぬぐいは横浜都市発展記念館のグッズショップのみでの取り扱いとなっています。
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戻りは横浜に寄りますので素直にみなとみらい線で。横浜では薄い本や塗料を調達し車輪に悩んだ?挙句に帰宅しました。画像は催事会場外に何となく貼られていた告示ですが・・・驚きました。このまま朽ち果てるのではと思われるほど絶望的な状態であった久良岐公園の1156号修復の手が差し伸べられ、現時点では再塗装はもとよりアクリルながら窓ガラスまで誂えられています。今後の動向が大いに注目されましょう。
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by ar-2 | 2012-03-27 17:00 | 外出・旅行 | Comments(2)
Commented by youroumania at 2012-03-28 17:59
こんばんは
横浜市電ですか。ウチの父が若かりし頃タクシードライバーとして見ていたと思います。
おいらといえば三国峠を走っているときに不気味な廃車体を・・・当時横浜市電だとは知らずに見ていました。
てか当時非鉄。惜しいことをしました。

布の方向幕といえば都電の展示で見ただけですね。。。
Commented by ar-2 at 2012-03-28 23:51
youroumania さん、こんばんは。
ご尊父のご記憶には、以前モノクロ写真の撮影地特定に助けられました。流石、職業柄です。

>三国峠
バス停の待合室になっていたダルマさんですね。単車の500型あたりのはずです。私は実見できなかったものの、市のグラフ誌でその存在を知り、且つ所在が横浜から遥かに離れた地である事に大いに驚かされたものです。それは確か小学校中~高学年の頃でした。既にその頃から、色んな意味で毒されていたようですw


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