赤い電車は白い線

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2011年 11月 21日

追いかけて讃岐路(前夜~1日目その1・夜行バス明けのテンション)

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既報の実況の通り、昨年秋以来の讃岐に行ってきました。思えば今回の讃岐入りに際しては同行の友人とで伊予入りか讃岐入りかでプランが二転三転しましたが、最終的には琴電1075F&1089Fの退役発表が決め手となり讃岐行の案に落ち着きました。そして併せて年間を通じて春季と秋季に催されるレトロ車両の連続日運転をも堪能しようという事となり、私の讃岐行では前例の無い「車中1泊・現地2泊」という長めのプランニングとなったわけです。それでは構想数ヶ月?に及んだ道中の顛末、11月17日(木)の夜を振り出しにいよいよスタートです。



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今回の讃岐入りに際してはそのアプローチもまた悩みの種であったわけですが、まず平日朝ラッシュジの4連運行を如何にして押さえるか?という一点で見れば昨年のような「サンライズ」がベターにも思えますが、今回は予算への配慮もあり夜行高速バス「ドリーム高松1号」でのアプローチとしました。無論、早割等の対策も抜かりはありません。その「ドリーム高松1号」は東京駅八重洲南口を20:50発と、私的な平時の夜行高速バス利用の感覚からすれば比較的早い時間の出立であり、退勤後にダイレクトとすべく調整もありましたが何とか事なきを得、空いた僅かな時間ではありますが神田駅に程近いIZAKAYA 神田さんで旅立ち前の祝杯を上げてきました。とはいえ何時ものペースでかますと大変ですのでそこそこで切り上げ、残りの時間は八重洲南口での中・長距離高速バスの見物としゃれ込みました。
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20時前後の東京駅八重洲南口バスターミナルを占めるのはどちらかというと昼行便であり、常磐・房総をメインとした中・長距離系統のバスが踵を接して同時刻で複数台発車して行く様が見られ、それは実に圧巻なものです。そんなバス群の中にあってブルーのフォグランプ?を灯した明らかな「異形」が目に留まりました。近寄ってみれば陸運ナンバーは「富士山240あ1」と曰くありげ。そして友人によればこのクルマは富士急には1台しか在籍しないヒュンダイ(現代)ユニバース製のクルマなのだそうです。いわゆる外車ですが、今後は国産車を抑えてこの手のクルマが増殖していくのか・・・気になるところではあります。因みにこのヒュンダイ車、仕様かオーダーかは不明ですが4列シートの位相が通路を挟んでズラしてあり、この点についてのメリット・デメリットを鑑みての普及もあるのか興味津々です。
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そんなバス見物で時間を潰した後にいよいよ「ドリーム高松1号」の人となりますが、ここで乗車券提示時に画像のパックお茶が手渡され少々驚き。聞けばこれはJR四国バス側に合わせたサービスとのことで、同社車両にはこのための冷蔵庫が備わっていてセルフでサービスを供していますが、本日の乗車車両であるJRバス関東のクルマには備わっておらずクーラーバッグ持ち込んで乗客個々に配布していた由とのことです。夜行高速バスも処変わればサービス変わる?のか、面白いです。
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「ドリーム高松1号」は定刻に東京駅八重洲南口を後にし、代々木バスターミナル・・・もとい新宿駅(仮設)バスターミナルを経て一路讃岐を目指します。私が夜行高速バスで不眠の途を辿る?のはお約束ですが、この時は少なくとも足柄SAにおける休憩前後では眠りに落ちていたようですが、それも束の間で未明の神戸付近からはほぼ一睡も出来ず淡路道の室津PAでの5:00過ぎの休憩時にも意識がある始末・・・。そんなこんな迎えた朝、視界に飛び込んで来たのはオムスビ形の山々が点在する讃岐ならではの景観でした。ああ、また来てしまったんだな(笑
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明けて11月18日(金)の陽気ですが、事前の予報で知らされていたとはいえ残念無念の雨模様。雨具の備えは仕様ですから困る事といえば撮影時に露出の稼げない事くらいでしょう。まぁこれはこれで経験を活かして何とか乗り切るしかありませんね。
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JR高松駅前に到着した「ドリーム高松1号」を降り、至近に位置する琴電の高松築港へと急ぎます。まずは琴電乗り歩きに不可欠な1日乗車券(¥1200)を購入。本年度の券面デザインはレトロ車両、志度線600形、長尾線1300形、そしてこの琴平線1070形の4種がありまして、高松築港ではレトロ車両デザインが売り切れていました・・・が、私にとっては問題となるところではありません(笑 ここは京急ヲタなら1070か1300の二択でありましょう!
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高松築港からは直ぐに来た長尾線の613F(元・名古屋市営地下鉄)に乗り込んでとりあえずの移動ですが、琴平線の4連運用迎撃のスタンバイをすべく隣駅の片原町で早々に下車します。今回の平日における諸運用については事前に情報を戴いており、これが大変役に立ちました(改めて御礼申し上げます)。そして早速姿を見せた212レは1091F+1203Fの4連です。
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何があれかって言うと、ラッピングやらデザインがどうのこうのではなくて、このカップリングが見られるだけで
「生きていて良かった」って思えます。通勤快特とかそんな大仰なモノは望みません。この連結部だけで心酔の極みです。
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次いで下りの長尾線は1305F!新町で旅立ちを見守った時以来の逢瀬・・・元気そうで何よりです!
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そして次の上り琴平線の12レは・・・遠目に見える二つ目ライトに不眠を忘れ、フレーミングを無視してシャッターを切る!
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お待たせ!ラッシュ時限定の主役1070形の見参です。京急600(Ⅱ)形改めの同形は琴電初の冷房車としての功名はもとより、京急において約30年に亘りクロスシートを保持し優等車として活躍した紛れも無い名車です。
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二枚窓の前面は別人と化し面影はありませんが、今のお顔だってナカナカ愛嬌があるじゃありませんか。そして何よりサイドビューは昔のまんま・・・700(Ⅰ)・730形時代からの不滅のアイデンティティです。
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本旅程の核とも言える1070形の早々の現出ですが、これで終わるはずもなく京急無双のタイムはまさに京急夢想へと繋がらんばかりの勢いを見せます。続いては長尾線車両同士の離合!1301F(左)と1251F(右)・・・ここは大師線?
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この後、件の1209F+1073Fは築港から209レとして折り返したはずですが、これに乗車したかどうか定かではないものの仏生山へ移動。これは209レの更なる折り返しである一宮発の3016レを迎撃すべくのロケハンの一環だったのですが、仏生山は無理と判断して太田へと戻るカタチで再移動です。そして同駅で目にしたのは悲しいお知らせ・・・。
11/27、1080形初の引退を迎える1089Fのラストランです!
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そして太田では狙いの3016レにおいて1073Fを再迎撃。平日のラッシュ時に敢えて2扉車充当というのが妙に思うのは首都圏の異常極まりないラッシュに飼い慣らされ切った証拠であり、多客時にこそ着席チャンスの拡大をと思えばむしろこのような抜擢は自然に思える・・・というのは捻ね過ぎでしょうかね。
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太田も条件が厳しいので栗林公園へと三度移動。やがて3218レで姿を見せたのは・・・うおお!これが長尾線への1305F・1307F投入により捻出された603F+605Fか!思えばこの4連が1075Fと1089Fを退役に至らしめたわけですが、もともとは長尾・志度線の線路規格に適った代替車を・・・という事で投入された元・名古屋市営地下鉄グループですから、18M級車で統一されている琴平線への15M級狭幅車の転入は捻出という事情とは言え当初は「まさか」と思ったものです。そのようなある意味特殊なグループ故か後に悟ったのですが朝ラッシュ時にしか稼動機会が無いようで、皮肉にも琴平線で乗り合わせる機会の少ない「珍車」となってしまったようです。側面に後付けされたステップが狭幅車の証しですが・・・異様です。
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やがて築港から折り返して来たのは3213レ、件の1209F+1073Fですね。1209F側も押さえておきましょう。
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本日朝ラッシュの役割納めとなる3213レの後部に繋がるのは1073F、ここでは全てを紹介していませんが可能な限り細部も激写しておきました。これが最後と言われても嘘に思えませんから・・・「後悔なんて、あるわけない」
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その1073Fの後を追うように1081F+1085Fの213レで仏生山へと向かいます。朝ラッシュもピークを過ぎた下り列車ともなれば車内はガラガラ・・・そのチャンスに1085の車内を記録しました。琴電ならではのゴールデンオリーブのモケットとされていない所為か、限りなく1000(Ⅰ)のイメージそのもの!もう、この空間を堪能したければ讃岐に来るしか方法は無いのです・・・。

つづく
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by ar-2 | 2011-11-21 00:17 | 外出・旅行 | Comments(0)


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