2011年 09月 30日

湖国大観(1日目その2・大津への路~静かなるイントロ)

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平時は朝のみ展開される嵐電の2連運行を何とか?満喫し、いよいよ湖国・大津へと臨みます。
嵐電天神川へと移動の後に地下へ下り市営地下鉄東西線へとアクセス。浜大津までの直通電車は狙わず
直ぐ発車の六地蔵行でまずは山科を目指します。



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山科で下車したのには理由がありまして、京阪大津線内が乗り降り自由である「湖都古都・おおつ1dayきっぷ」の
発売箇所を睨んでの事です。市営地下鉄東西線と京阪京津線の結節駅である御陵については市営地下鉄の管轄では?
という見込みがあり、大事をとって山科(地下鉄)で下車し地上にある京阪山科(京阪)へと乗換え、ここで
同乗車券を求めたのです。御陵~山科間は市営地下鉄と京阪の路線が並走している上に直通列車も存在するので、
運賃の取り扱いが異なるので注意が必要です(京阪の直通電車車内には注意喚起の中吊りがあります)。

尤も、そのような配慮が面倒であるというのであれば京都嵐山・びわ湖大津1dayチケット」「がオススメです。
これは先の嵐電全線と市営地下鉄全線および京阪大津線全線が乗り降り自由というもので、価格は¥1400です。
額面的には嵐電の1日乗車券(¥500)+湖都古都・おおつ(¥500)+天神川→山科の片道(¥280)で
見ますと差額はありますが、市営地下鉄の各駅窓口でも取り扱っていますから京都からアプローチする場合は
本券のほうがトクですし、何より面倒がありませんね。但し発売期間は来年(2012年)3月31日まで、通用
期間は同4月30日までとなっていますのでご注意下さい。
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そんなこんなで山科乗換えを経て無事に大津入り。目当ての613Fの動静は把握していませんから、とりあえず
錦織(にしごおり)車庫のある近江神宮前を目指します。やって来た坂本行は609Fの「ちま吉」電車です。
石山坂本線においてはこの609Fの他にも様々なデザインのラッピングのなされた編成があり、利用客の
目を楽しませています。ちなみにちま吉は大津祭のキャラクターのようです。
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勇んで足を運びたるは錦織車庫!ここまで対向列車に613Fの姿はなく、万一と思いホームから車庫を望めば・・・
いたああああああ(ry 何とクラの中に納まっているじゃあーりませんか!この時の絶望感といったらもう・・・。
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大仰とは言えもはや来た意味が・・・ですが、こればっかりは事前の把握が至らなかったのと、運が無かった
ということなのでしょう。あ~今日の残り時間どうすっかな・・・と自棄気味に訪れたのは穴生~松ノ馬場間の
琵琶湖バックのポイント。撮影地に関しては事前にアタリをつけていたので申し分無いですが、石山坂本線沿線でも
電車と琵琶湖を絡められるポイントは案外無いようです。601Fが軽快に眼前を走り去って行きました。
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ヒトは目標を失った時、どういった行動に出るか?という点で、私がとったのは何故か坂本入りでした(笑
本年の2月は比叡山ケーブルを堪能しましたが流石に今回もという気はおこらず、アテもなくフラフラと
駅前に降り立ったのです。この時、入場の女性旅客が自動改札機で券詰まりを起こしてしまい、列車も発車直前
だったので駅員サンが運転士サン(アテンダント)に女性の降車駅を伝えて券無しで乗車させてあげたのです。
列車の運行本数の少ない事もありますが、このように機転を利かした柔軟な対応は「さすが京阪」と思わせます。
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「坂本といえば蕎麦だがね」というのは即席で思いついた勝手な標語ですが(マテ ここ坂本には駅の至近に実際に
蕎麦店が2軒あります。前回は「本家鶴喜そば」に入ったのですが今回は模型仲間の某氏が馴染みという「日吉そば」
入りました。「本家鶴喜そば」と比べて価格帯はリーズナブルですが、落ち着いた佇まいの店舗はひけをとらず、
最後には「そば湯」が出てくるのも嬉しいです。後で知ったのですが某氏によれば「古代そば」がオススメとの事。
私は何も考えずに「ざるぞば」をオーダーしてしまいましたが、まだまだ冷たい蕎麦が美味しい時節のような陽気です。
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坂本でのタイムは本当に蕎麦を食したのみで終了し、半ば魂が抜けたような躯をロングシートに委ね折り返しました。
そして件の錦織車庫脇通過時に構内を何となく見やれば、本線側では「坂本ケーブル」仕様の611Fと「マザーレイク」
の707Fを直線上に並べ、沢山の職員サンが見守る中何やら訓練中?でした。そして613Fはというと・・・
動いていた!パンも上がっているしこれは出庫のフラグか?と、先程までのような死に掛けから一転まさかの蘇生です。
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613Fは側道から狙えるようなので早速出向きたいところですが、先程見た611Fと707Fが何と連結状態で
ゆっくりと動いていた後に停止しました。やはり異常時訓練の類でしょうか。手前には613F・・・凄い画です。
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片や本線上では601Fと617Fが並んだり・・・。同じ600形でも製造年次の違い、即ち前面窓が
パノラミックであるか否かだけでも随分印象の異なる事に改めて気付かされます。ファーストナンバーの601Fは
出場から日が浅いのか車体はもとより足回りのグレーが鮮やか。出発まで余裕があったので床下機器を記録したり
じっくり観察しました。なんだ、613Fが無くても楽しめてるじゃん・・・自分。
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それでもやっぱりそのビジュアルの「最強」さでインパクト絶大な613F!フェンス越しとはいえこの時点で
もうテンションメーターは危険な状態になっていました。かつてわが国にこれほどまでに「熱く、激しく、痛々しい」
電車が存在したでしょうか?12月下旬まで限定という今生一代のビジュアルを網膜に焼き付けようと必死です。
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そしてその613Fについてですが、駅に戻った頃合に京阪大津と縁の深い某氏よりメールがあり、出庫時刻を
教えていただきました!というか、恥ずかしながら大津公式サイトに詳細な運行ダイヤの掲載されている事を
知りませんでした(汗 ホントに情弱ですね。何にせよこれにより本日の残り時間を活用して613Fが記録できる
メドが立った事は大きな収穫です。情報提供いただいた某氏には感謝するのみです。その出庫時刻まではまだ
時間があるので、未乗区間である京阪石山~石山寺間の踏破に画像の701Fで向かう事としました。
701Fは「大津まちなかイルミネーショントレイン」としてのラッピングがなされていて、この時は気付かなかった
のですが車体側面には電光管?が貼られており、夕刻~夜間帯の夜目を彩っているようです。
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でもって石山寺着。京阪石山まで乗車履歴があるのは、恐らくそこからJRに乗り換えているからと思われます。
言い方がアレですが、昔は遠出の場合はよほどが無い限りは「JR基準」でしたね。今は完全に逆転していますが・・・。
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その駅名にもなっている石山寺までの距離はおよそ1キロ・・・迷いましたがそこまでの時間も無いので見送り、
駅前を流れる瀬田川がイイ風情を醸しているのでそれを眺めたりして過します。
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左は605F「まんが日本昔ばなし」、右は609F「大津祭ちま吉」。石山坂本線には本当に種々のラッピング
トレインが走っています。他には709F「トーマス」、607F「大津ジャズフェスティバル」が確認できました。
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坂本でのタイムを過し浜大津まで折り返します。本日の宿はいつもの「スーパーホテル」ですが、その立地はJR大津寄り
ですので荷物を携行したまま613F乗車のつもりでいました。しかし間もなくラッシュ帯にかかりそうですし
まだ時間が幾らかあり間に合いそうだったので一旦チェックインします。そして大急ぎで浜大津から近江神宮前へ移動、
まさに出庫直前でした。先発の石山寺行が迫る傍ら、613Fは呼吸を整えています。

さあ、奇跡のカーニバルの幕開けだ!


(つづく)
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by ar-2 | 2011-09-30 22:22 | 外出・旅行 | Comments(0)


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