赤い電車は白い線

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2010年 12月 12日

讃岐の国に夢を見る(3日目その2・そこに京急車が在る限り)

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琴電琴平までは「レトロ車両特別運行」を堪能。
あとは折り返して高松まで戻り、高速バスで帰浜の途につくのみです。



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300+500は14:18発の折り返しまで閉扉のうえ待機しますが、その折り返し便に乗車してはバスに間に合わないので、普通の電車?で琴平を後にせねばなりません。そんなわけで昼食がてら周辺を軽く散策・・・まずは琴電琴平駅駅舎。2階にレストランも擁したという開業来の洋風建築の駅舎は20年程前に現駅舎へと建て替えられました。
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そして琴電琴平から至近に位置するJR予讃線琴平駅駅舎も見ておきましょう。一目で「ただならぬ」威風を備えたこの駅舎は、1922(大11)年11月、翌年の琴平~讃岐財田間開業に備えた駅舎移転時に建てられたゴシック寺院風の木造建築です。齢88年は琴電1000・3000形よりも古い上に、現在も創建当時のイメージを残したまま機能している稀有な存在です。
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時間があれば金比羅宮参拝と行きたいところですが、それは叶いませんので手近なお店で昼食。もちろんまたまた「うどん」です!
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築港への戻りは1100形(元・京王5000系)でウトウトしながら。築港着後もまだ時間があったので、未乗の1300形(元・京急1000形新製冷房車)
にて瓦町までショートトリップします。手前の1303号は元・デハ1291ですが・・・。
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また、遭えたね・・・。杉田~屏風ヶ浦間をスッ飛ばす上り普通車の後打ちです。
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そして瓦町からの戻りではもう1本の1300形に遭遇!手前の1301号は元・デハ1313ですが・・・。
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また、遭えたね・・・。そう、あの日キミは間違いなく12連の先頭に立っていた!地上時代の蒲田ももう過去のもの。

私にとって京急1000形は永遠に色褪せる事の無い存在。京浜や三浦の地からその姿が消えた今も尚、ここ讃岐の地で多くの仲間とともに活躍し、そして讃岐を我々が離れようという刹那に、最も身近に親しんだ新製冷房車グループの懐かしいナンバーが立て続けに姿を見せたことは、思い込みを承知で「導き」だと信じます。
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京急ファン冥利に尽きるカタチでグランドフィナーレを迎える事が出来、そしていよいよ讃岐の地を後にします。その出立の足は15:00発の「高松エクスプレス大阪24号」。駅前に隣接する「サンポート高松」の一角からは野外ライブの音。2曲目あたりでどこかで聴いた事が・・・と思えば「ふわふわ」!アニメーション終了後もまさに全国区の勢いを感ぜずにはいられません。
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西日が眩しくなりつつある高松市内を後にし、バスは一路大阪へ。ウトウトして気がついたら室津PA、もう淡路島内です。ここ神戸淡路鳴門道・室津PAでは少々の休憩。PA内にあるコンビニでの買い物や、バスに備わっているにも関わらずトイレに駆け込む人も。寝ぼけたアタマではボーッとして室津PAの位置がよく判っておらず、この夕景も播磨灘を望んだものであると知ったのは帰宅後でした。
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くれなずむ淡路の道。右手に明石海峡公園が見えればいよいよ明石海峡大橋、私は初の渡橋です。その向こうに広がるのは兵庫の夜景!この画像撮影の前後だったと思うのですが、ドライバー氏から「渋滞情報による経路変更」の旨がアナウンスされました。私はというとその具体的な変更点が判っていなかったのですが、時折目にする道路上の渋滞情報によれば阪神高速が混雑しているようです。

明石海峡大橋渡橋後は大きく山側へと迂回するようなコース取り。神戸淡路鳴門道から高速7号北神戸線で箕谷まで出、そこから長大な第二新神戸トンネルで六甲山系直下を潜り抜けます。この第二新神戸トンネルはいわゆる南行の専用道路で、反対の北行は新神戸トンネルを名乗ります。延長はどちらもおよそ7キロ程度でして、特に南行は地形的に「下り勾配」ですのでスピードとも相俟って異質な迫力があります。その第二新神戸トンネル内で「急64」という系統番号を表示したキュービックをブチ抜きます。見るからにこの「急64」は路線バス、それも神戸市営っぽかったのですが帰宅してから調べてみたらやはりビンゴ。それもナカナカ面白い系統のようで・・・今度はコレにも乗ってみたいですね。「スル関路線バス漫遊紀行」も実行でしょうか?
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新神戸駅前からは少し混雑しましたが、やがて海側に出て「ハーバーハイウェイ」へ。恐らくここからが経路変更区間かと思われます。ハーバーハイウェイは神戸市内湾岸部をウネウネと辿り、数多の輝きが散りばめられた港町・神戸の夜景を存分に楽しませてくれます。やがてバスは高速5号線に入り、左窓眼下にUSJのパークが拡がれば嘆声が思わず漏れます。天保山から高速16号線、そして環状線へと進みそのアプローチが直結している湊町バスターミナル(OCAT)にはには18:29着、何と定刻の僅か5分遅れでした。
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西Jドライバー氏の巧みなコース取りのお陰で大阪での滞在時間が思っていた以上に得られました。近鉄電車で難波から日本橋まで移動しましたが、あまり意味無かったですね。そこからの堺筋のほうが長いような・・・とは言いつつも早足で模型取扱い店を何軒か巡回。そして懲りもせず?に通天閣そばの「やまとや」さんで夕食。本来なら心ゆくまで呑みつくしたいところですが・・・。
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時間を気にしながらというのもアレなんですが、続きはまたの機会としましょう。「やまとや」さんからは勝手知ったる新今宮駅までの徒歩連絡。画像はあの小汚な「かった」ガードなんですが、見るからに怪しい品物を並べていた出店や、その傍らでソファに座って酒を喰らってたオッサン、その全てが在った面影すら残さぬままに消え失せ、替わって明るいペイントで塗りたくられたガードに変貌していたのです。まあここは西成界隈といっても観光客も立ち寄れる全然平和なエリアですから、ある程度浄化のし甲斐があるのかも知れませんが・・・。
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ここまで来たら「みかど」さんに投宿して心ゆくまで呑み尽くしたいところですが、もういい加減諦めろっての(涙
そして新今宮からは東京行バスの乗車地である天王寺までJRで移動。日頃は関西行と言いますと大阪市内券での発着、もしくは現地では「スル関チケット」のみの行使、はたまた18きっぷでの移動となりますから自動券売機で乗車券購入自体がまずありません。そんなわけですから初乗りが ¥ 1 2 0 って見てもう絶叫寸前でした!何で東京の電車は乗り心地もレベルもアレなのに¥13(ry
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ホームに上がれば東京では大騒ぎになっていたオレンジの201系もフツーにやって来ます。ただ側面は完全に別物ですが・・・。環状線をアンダーパスする阪堺電軌の線路を入道雲カラーのモ160が通過して思わず声を上げます。後ろ髪どころか身が引きちぎれん思い!
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でもって大阪にはコレが未だに居るんですよね・・・和む、和みます。私にとって国鉄のハコモノ通勤型電車と言えば103系を置いて他にありません。平成製の電車がボンスカ葬られている東京がおかしいとか、オンボロを酷使し続ける大阪がどうとか、この手のやり取りに結論はありません。ファンであればこそ、そこに厳として存在する現実を受け止めるのがスジなのです。
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ミナミのメインターミナル、天王寺駅。名残りのネオンも眩しく、去りがたき思いを噛み締めて「青春エコドリーム10号」は、21:15に天王寺駅前を後にしました。今回はあえて2階席の最前部を同行者の希望でセレクト、吹田付近まではカーテンを開けての前面展望も公認となっています(ドライバー氏確認)。尤も、私は旅の疲れもあって早々に寝に入ってしまいましたが・・・。

しかしこのダブルデッカー4列シート、同行者前提とは言えやはりその居住性は如何ともし難いもの。側窓下から意味不明の冷風が吹き、尿意を催して階下の便所に向かうも天井は低い上にタダでさえ狭い通路は投げ出された足やハミ出したガタイで通り辛いことこの上なく、低料金承知とはいえ夜行移動のセレクトも今後は一考せねばならないようです。
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翌11月28日、東京駅では降りずに同行者の希望で新木場駅まで。つうか休みの日まで京葉線とかもう(ry
到着時刻は定刻より早かったはずですが、その疲れもピークに達していたのでよく覚えていません。ここから先の帰途はもはや旅行の一部とは言いがたく、実質的に本旅行は天王寺を発った時点で終了しています。やはり、日常のビジュアルは激しく興醒め・・。

書き出しからまたも時間が大分かかってしまいましたが、讃岐行の記事はこれにて完結です。四国へのアプローチといいますと航空機がベターなようですが、沖縄とか海外は別として私の中ではその選択肢が無いんですよね。やはり鉄道やバスには乗車券購入の「気軽さ」もありますし、何より車窓が変化するのが楽しい。それこそ旅の醍醐味と思います。来年3月には琴電でのレトロ車両が「特別ダイヤ」で運行されるとのことですから、多少の興味があります。行くかは未定ですが・・・。尤も、それがなくとも琴電には京急の車両達が溢れている!いつかまた讃岐の地で遭えることを楽しみにしています。
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by ar-2 | 2010-12-12 19:25 | 外出・旅行 | Comments(2)
Commented at 2011-03-08 00:46
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ar-2 at 2011-03-09 18:56
引き続き、↑さん。
フェリーですか・・・この発想は無かったです。しかも運賃が低廉ですから、18きっぷなどと併せて活用すれば
リーズナブル?な訪四が可能かも知れません。特に夜行便の利用価値は高いと思われますので、
次回の訪四の際には是非とも選択肢に加えてみたいところです。


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