2010年 11月 28日

讃岐の国に夢を見る(2日目その1・新世代の海上散歩)

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「サンライズ」での一夜を明かして到着したるは岡山。讃岐入りであるならばそのまま継続乗車となるのがスジと思えますが、8年振りの四国入りということで第二世代の新形車両に置き換わった「マリンライナー」での海上散歩を楽しみたいと思います。



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6:37発の快速「マリンライナー5号」は、「サンライズ」の到着した同じホームの反対側から発車、僅かな時間ながら先頭部ではダブルデッカー同士の並びが見られるわけです。この「マリンライナー」は以前の213系に替わり、現在はJR西日本の223系5000番台とJR四国の5000系によるカップリングで1本の編成を組成するというスタイルが採られています。かつての「ゆめじ」形のパノラマグリーン車の代替に相当するのが今回乗車するJR四国5000系の5100形制御車。JR四国は民営化後の比較的早い時期から「国鉄式」の形式付与を止め、いわば私鉄式とも言うべき独自の呼称を行っています。5100形も従前であればクロハ相当ですが、車体にその文字は見られません。
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5100形の売りはダブルデッカーである他に、運転室直後に位置する4席のみの「パノラマ席」があります。但しこのパノラマ席、デッキとは簡単な仕切りがあるだけで扉の類は無く、2階グリーン券保有客であれば「立ち見」も出来てしまうので優越性はあまりありません。ちなみに1階は普通車指定席ですが、この運転室側のデッキはグリーン車区画の扱いとなっている由です。岡山発車時点の「5号」は、普通車自由席は平日ということもあり高松まで入れ替わり立ち代りで相当混雑していたようですが、肝心の5100形はというとグリーンはパノラマの4席以外はゼロ、指定席も1席しか売れていないという閑散っぷりでした。
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岡山を発車した「5号」からは基地内に黄色くなった117系などの姿が認められ、8年前の湘南色の大目玉車で溢れていた頃と比して隔世の感もひとしおです。宇野線内は部分的に単線も残っていますがストトンと走り、茶屋町からはかつての本四連絡のメインルートが遠慮がちに複線高架線から亘り線を介して分れ、高架線を潜って左前方へと消えていきます。児島で乗務員が交替していよいよ瀬戸大橋へ!
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このパノラマ席は専ら遮るモノが無い「助士側」がオススメとされていますが、運転士側はそれに配慮して僅かながらハイデッキ化されていますし、何より下り列車の場合ですと景色の見え方が全然違います。即ち助士側ですと距離を開けた上り線の向こう側に瀬戸内海が展開しますが、運転士側ですと直近でそれが楽しめるのです。ですから私としては下り列車では是非「運転士側」をオススメしておきます。
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瀬戸大橋を渡りきり遂に8年振りの四国上陸です。その感慨に耽りながら四国に入って最初に停車した坂出のホームにはこんなものが。いわゆる前方(後方)監視用のモニタですが、運転室に向けられる形でホームとは直角にセットされています。ワンマン運転向けでしょうか?ここ坂出からは指定席への乗車はゼロっぽかったですが、モニターには自由席車に大挙乗車する旅客が見え、平日朝を印象付けます。
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「サンライズ」の後を追いながら、やがて高松運転所脇をかすめれば四国の玄関口高松へ到着です。頭端式ホームには「サンライズ」を始めとした四国ならではの個性に満ちた面々が顔を揃え、確かな「四国入り」を覚えます。
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そのホームの最奥部には・・・初めて見る顔です。こんなクルマも生まれていたんですね~。「回送」表示とJRマークが無ければ海外の車両と勘違いしてしまいそう。2006年登場の1500形だそうです。
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その傍ら、もちろん「国鉄形」のキハ40系も健在!カタカナのみの行先表示が珍しく映ります。
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「郷に入らば郷に従え」四国、そして讃岐と言えばコレを外すわけにはまいりません。四国入り初日の朝食はもちろん「うどん」です!本旅程でJR四国に触れるのはここまでですが、短時間ながら色々楽しめました。次はいよいよ琴電タイムを迎えます。

(つづく)
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by ar-2 | 2010-11-28 20:29 | 外出・旅行 | Comments(0)


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