赤い電車は白い線

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2010年 11月 24日

2800日の刻を越えて

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8年振りの讃岐上陸を目前にして、思い出したように或る引き出しを漁ってみましたら・・・ありました。
2002年12月の62号、67号引退を記念してなされたスタンプラリー?だったと思うのですが、その記念品として配布された「記念乗車証」です。
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スタンプラリーといっても3駅そこいらで、主要駅を巡ればアッサリ達成できたような記憶がおぼろげにあります。
その達成と引き換えに記念として「漏れなく」配布されたこの記念乗車証は、ありがちな「栞」のようなものなどでは決してなく、
パッと見は有償で販売される記念乗車券といっても言いほど立派なものです。冊子を見開けばクリアのフォルダに収まった
D形硬券をイメージさせる記念乗車証が収まり、そこに古今の貴重な記録がデザインされ見た目にも楽しいものです。
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その記念乗車証の裏面には簡素ながらもご丁寧に各車の諸元、更にはシリアルナンバーまで記されるという徹底ぶり。
スタンプラリーというキャンペーンとはいえ、これを「タダ」で配布する琴電のファンサービスに当時は大変感激したものです。

しかし、私が琴電を訪れたのはそれっきりでした。無論、古典車両の動静に関心が無くなったわけではありません。
それは3000形300号の楕円戸袋窓復原や他車に及んだアイボリー・マルーンの旧ツートン化に、正直幻滅したからに他ならなかったのです。
佐久間のクモハ52004や横瀬のクモハ355の「悲劇」を知る者としては、楕円窓のみに留まりトラス棒は復原しないという
中途半端な「客寄せ小細工」に落胆し、以来すっかり足を向けることはなくなったのです。

ですから京急230形出自の27号-28号の最後にさえ訪れていません。そんな私が600形(Ⅱ)を出自とする1070形の現況ををきっかけとして
8年間の「封印」を解こうというのですから時代は変わ・・・ではなく、それは齢のせいなのかもしれません。
3000形300号を始めとした「客寄せ小細工」さえ許せるようになったことは、かつての自身の勢いの喪失をも実感します。
事実、今旅程にはそれら古典車両への乗車予定も組み込まれています。ファンタゴンレッド&「水島カラー」に傾倒した石頭が、
2800日越しの「琴電の世界」に今再びどっぷり嵌ろうとしています。
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by ar-2 | 2010-11-24 20:44 | 多事壮言(旧・雑言) | Comments(0)


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