赤い電車は白い線

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2010年 08月 31日

西国私鉄漫遊譚(1日目関西編その1・ぶらり阪神電車)

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2009年3月以来1年半振りの近畿圏行と、7月頭以来の短いスパンでの豊郷行を含めた旅行に出向いてきました。
そもそもの目的は、まず来年新年会用のネタである阪神青銅の取材と言わずもがなの豊郷再訪・・・だけだったのです(ぇ
とはいえ最終的には色々とあらぬ尾鰭が付いて、いつも通りの「ツマミ食い」道中となったわけです。今回は夏休みをいつもより(少しだけ)長くしたので
現地泊が2泊と欲張りサン。最終日の工程もついに纏まらなかった出発日8月27日・・・いよいよその時を迎えたのです。



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西国へのアプローチはもはやお約束の夜行高速バスです。昨今はいわゆる「新規参入」の事業者でも各方面への便が運行されていますが、
私は乗車券購入や情報入手のし易さ(通勤経路の都合)、そしてブランド等でJRを始めとした既存の事業者便を利用するようにしています。
今回もJRの「青春ドリーム19号」乗車となったわけですが、実は27日発の「ながら」が一月前でもアウトだったが故の第二希望利用なのです。
まあ金曜ですしね・・・。とは言え大阪まで乗り換え無しの着席で移動できるメリットは大きく、結果的にこちらにして正解だったようです。

今回は倶楽部の仲間の某氏も急遽部分同行。「青春ドリーム」は便所を有しますが4列シートなので隣席が同行の方ですと心強いです。
当日は当然のように出勤日・・・時間を気にかけ大急ぎで退勤しますが、京浜東北だかスカ線が遅延とかでブッ飛びそうになりながら何とか帰宅。
荷物は前日に纏めておいたので軽く身支度を整え再上京。もうこの時点で汗だくでシャワーなんて意味無いんですが何か(涙
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東京駅で某氏と無事合流し乗場に向かえば乗客でイッパイ。最終週とは言え夏休みシーズンの金曜ですからね~。
我々の乗車する「青春ドリーム19号」は御馴染みのダブルデッカー。車内は満席のようでしてエアコンがオンになるまで蒸し暑かったです。
しかしそれも「オン」になるや急速に冷え始め、あまりの涼しさに自席の吹き出し口を閉めるも終始キンキンでした(冷
こういう時に毛布無しはツラいですね。そんなわけであまり(殆ど)眠れなかったのですが、うつらうつらしながら明けて28日に大阪駅桜橋口着です。
画像は中郵の旧局舎ですが・・・果たしてどうなるんでしょうね。私にとっては大阪駅前のシンボルの一つでした。
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昨晩は夕食をマトモに摂れる暇が無かったせいもあってか空腹気味。早速朝食タイムと行きたいですが・・・ここで某氏の行きつけのお店に向かいます。
その名もズバリ「大阪屋」です。梅田側のJRガードの下に在りまして、7:00から営業とのことですが時間前の現時点で既に先客が居ます(笑
アルコールを煽る暖簾やPOPがいかにもというか大阪らしいですね。ここで早速到着を祝して乾杯でしたが、後半ダレないように「1杯だけ」という
某氏のセービングもあって、炎暑の中でも精力的に記録に勤しめたのは大きな教訓でした。そしてこれはこの後の全工程にも波及したのです。
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カウンターとテーブルから成す店内にも品書きは多々ありますが、他のお客の様子を見ながら品定め。
「定食」ではない「ごはん」のメニューがあり、某氏は山かけ(トロロ)ごはん、私は納豆ごはん(共に¥300)をオーダーしました。
関西で納豆というと「タブー」が定説のようで、事実私の知る河内方面出身の方曰く「納豆とレーズンは有り得ない」と宣っていました。
まあそうなんですが、店内では他に納豆をほおばるオッサンが居たりもしますから必ずしもというわけではないんですね。
百聞は一見にしかず、旅するということは知を得そして識を拡めてくれます・・・例外もありますが(マテ
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白飯と納豆でしっかりとエネルギーを蓄え、まずはメインの目的である阪神青銅の取材に向かいます。そのネタとなる青銅というのは
5001・5131(5331)形でして、特に5131(5331)の屋上配管を見ておきたいというのがあります。これらの型式は現在4両固定化されていますが、
特に5131(5331)形の登場時は全車「前パン」でした。その4両固定化によって中間部の乗務員室撤去やパンタ移設・撤去といった変化を伴うも、
中間の梅田寄りであるM2車はパンタがそのまま残存、つまり前パン時代同様の車体全長に亘る配管が残り機能しているのです。
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とりあえず上から撮れそうなポイントをロケハンしながら西下することに・・・画像は尼崎の車庫に常駐している無蓋貨車201形202号ですね。
バックの煉瓦造りの建物もクラシカルで素敵です。この後はまだ朝も早いので、武庫川線に立ち寄ることとしました。
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その名の通り「武庫川」の上に位置する同駅で下車、元町寄りの通路を経て下に降りれば・・・居ました。赤胴の2連です。 
凍結前の西大阪線(現なんば線)の難波延長計画に備えて製造された抑速ブレーキ装備の3801・3901形の内の3901形を改造したのが、
この7890・7990形です。2連1本の武庫川線専用ワンマンカーですが、運賃箱等は備えていません。連結器がバンドンのままで素敵です。
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本車の種車である3901形はすでに廃車や改造で形式消滅していますが、西大阪線の難波延伸計画はその遺志を汲むかのごとく甦り、
今日に至るのは周知の通りです。志破れながらも後輩たちによって悲願の達された今日を、かつての「始祖」はいま何思う・・・。
そんな生い立ちを感じさせることもなく、7890-7990はコトコトと武庫川線を往来しています。いわゆるシリース運転で程なく武庫川団地に到着。
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途中の東鳴尾で対向列車と交換・・・朝間帯ということもあり2本運用のようです。せっかくなのでこちらにも乗車しようということで1本待ちます。
やってきたのは7861・7961形、丸味の無い車体裾や切妻の連結妻がその経済車っぷりを主張しています。
本形式は7801・7901形の増結車的位置づけとして2連で製造され、かつては本線や西大阪線でも活躍しましたが
現在はここ武庫川線が終の棲家。画像では判りませんが、客扉が阪神の客車としては最後の片開き仕様であるのも特徴です。
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武庫川線完乗を達成(んな大袈裟な)し再び武庫川へ。川の直上のホームですが、その外側には一般通路もへりついており珍妙な構造です。
ここから更に西下しますが、線路の立体化が進んでいていわゆる橋上駅舎が全然見えません・・・諦めかけましたが某氏の勧めもあり更に西へ。
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そして魚崎・・・ようやくポイントを見つけられました。暫く青銅が来るまで待ちぼうけ・・・一度来始めると後がどんどん続くのが不思議ですね。
資料用に屋上ばかりを撮りまくります。そして後ろ姿ながら今回も行先板・前パンの誉れである5314と遭遇!カッコイイ~。
とりあえず所期の大きな目的は達成できたので、後は思いつきで乗り歩き・・・。ここからはもう神戸が近いということで神戸電鉄に向かいます。

(つづく)
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by ar-2 | 2010-08-31 00:00 | 外出・旅行 | Comments(2)
Commented by 久米川 at 2010-08-31 22:02 x
阪神巡り乙でした。
ホント屋上見えるスポットが少ないですね。岩屋の地下線入口か切り通しのホーム脇なんかどうだったんでしょう?
オイラも先程なんば線乗車のために久々に巡って来ましたが、鳴尾付近の線路付け替えが気になりました。
付け替えといえば、一畑の松江イングリッシュガーデン付近?の付け替えも間近のようでしたよ。
Commented by ar-2 at 2010-09-01 20:44
久米川さん、こんばんは。
岩屋と言いますと大分西ですか。魚崎で済ませちゃったのでチェックしていませんが、ホント上から撮れる場所が無いですね。
こっち(関東)の感覚ではいくらでもあるだろう・・・ぐらいでしたのである意味ショックでした。
鳴尾は高架化でしたっけ。某氏ともども「着実な」立体化に感心しきりでした。


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