赤い電車は白い線

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2010年 07月 06日

いざ聖地へ!!京都・豊郷巡礼紀行(京都編その2・金閣から船岡山~嵐山へ)

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北野天満宮を後に、次に目指すは金閣寺。京都市内は中学生の折の修学旅行で私自身訪れていますが、三条通の京津線や
運賃の支払い方に戸惑った前後扉の市バス、太秦観光や旅館の食事・・・ぐらいしか記憶に残っていません(汗
ですから今回訪れる場所その全てが初訪問に等しく、まるで「二度目の修学旅行」のような心境で胸弾ませ周遊しました。



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北野天満宮前から金閣寺までのバスは信号待ちの際に眼の前で行ってしまい、次の便まで時間があるので乗り継ぎで向かいます。
面倒っちゃ面倒ですが、これもフリー乗車券ならではの芸当です。203系統で隣の北野白梅町まで乗車。交差点内を移動して
反対側のバス停に向かいます。ここで目に留まるのが画像の通称・嵐電(らんでん)こと京福電鉄の北野白梅町駅駅舎。

交差点に面しながらその両サイドを道路に挟まれた配置はなんとなく妙に映りますが、それもそのはずでかつては画像手前へと
線路が伸びていて、北野天満宮の南に位置する北野駅まで運行していたのです。しかし昭和33年に市電今出川線延伸により
その区間を明け渡す事となってしまい、嵐電は北野白梅町を市内側のターミナルに改めたのです。市電今出川線に組み込まれた区間は
循環運転(22系統)に役立ちましたが、その市電自体も同区間が昭和51年に廃止されてしまったことは運命の悪戯とは言え皮肉な事です。
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★ ♪~ (2期第4話)
嵐電への乗車は後刻の楽しみということで、北野白梅町からは204系統の乗車し金閣寺道で下車。すぐそばに画像の看板があります。
劇中ですと観光バスは看板の手前を走行していますが、実際は奥ですね。てか、ここを市バスが通るとは思いませんでした(笑
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★「すごいな~」「ピカピカだ~」(2期第4話)
舎利殿・金閣を中心とした鹿苑寺(ろくおんじ)。その正式な名称よりも通称の「金閣寺」としての知名度の高いことは言うに及ばず。
戦後、学僧の放下によって焼失するも残されていた精緻な図面により見事再建され、全体に金箔を施した創建当時のイメージとされています。
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木々に遮られた画像だけではなんですので、定番すぎて面白味の無いアングルですが全景も紹介しておきます。
前に記したようにかつての修学旅行時の記憶は殆どありませんが、思い返しても金閣に来た事実はまず無いと見られるので、
齢◎◎にして生涯初めて目にしたその容姿には少なからぬ感動を覚えました。動機が何あれ、やはり旅はいいものです。
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金閣の傍らを回り込むように順路を進み、白蛇の塚などを経て丘の上に到達。ここにはお約束の土産物の出店がありまして、
修学旅行生が扇子を買い求めています。天候は薄曇りながら持ちこたえているものの不快指数100%の湿度は相変わらず・・・。
私もここで学生に倣って扇子を買い求め道中の伴としましたが、これがナカナカお役立ちで帰浜してからも愛用しています。
見学を一通り終えた後に誤って駐車場に出てしまいましたが、ここでお目当て?の京阪バスを発見!もちろんリヤビューからです(笑
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金閣を後に、次なる目的地は船岡山公園です。船岡山は古くからの景勝地として知られ、織田信長を主祭神とする建勲神社も配されており、
山全体が国史跡に指定されています。劇中においてその頂から東を向いて初日の出を拝むシーンは1期14話の「ライブハウス!」にて描写されました。

修学旅行で京都に来ているのに「地元」での来光シーンも京都とは・・というのは野暮でして、あくまでも「描写」が京都中心なだけであり
「舞台設定」自体を京都とはされていないわけです。まあ、聖地巡礼が纏めてできる・・・と考えればこんなありがたい事も無いわけですが(笑
金閣寺道からは205系統に乗車し船岡山下車。バス停から金閣方に少し戻った南側に、画像の看板があります。
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★「きれい・・・」「でしょでしょ、ここ穴場なんだ~」(1期第14話)
大文字五山の送り火が一望できるというその頂は、京都市内においても貴重な緑地であり、市民の憩いの場となっています。
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船岡山を下山し、今来た方向をそっくり戻り205系統で金閣寺道を経て北野白梅町まで。いよいよ嵐電に乗車します。
今回は目的地だけ定めてコースの設定は全くせずに出てきたので、観光を楽しみつつも路線図等片手に気が抜けません?
嵐電でもどれくらい滞在するか判らないので、とりあえず無難なところで「嵐電1日フリーきっぷ」¥500を購入します。
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感じのイイ若い駅員サンからフリーきっぷを求めて帷子ノ辻(かたびらのつじ)行の電車に乗ればすぐに発車。
小さな電車の床下からは吊り掛け駆動のマイルドな音色と、賑やかなコンプレッサーの唸りが何とも心地イイです。
沿線の景観から、なんとなく地元の江ノ電に近いものがあります。そういえば嵐電と江ノ電は「塗装」の取っ替えっこをしていましたね。
帷子ノ辻のホームには・・・昔ながらの嵐電!モボ101形103です。Zパンタを下ろしてお休み中ですが、乗りたいですね~・・・。
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本来ならここで乗り換えて嵐山行に乗るべきところですが、なんと反対の四条大宮行としてモボ105が!これは乗るしかありません。
といっても方向違いなので1駅の乗車に留めて嵐山へと向かうこととします。それにしても今回も?イイ感じで「引いて」います。
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その隣の駅は太秦広隆寺、かつては単に「太秦」とだけ名乗っていました。近所にある映画村が有名ですね。
ここで下車しつつもモボ105を撮ろうと反対側へ・・・そこへ今度はレトロ調のモボ21形27号が姿を現しました。シャッターチャンスです!
このモボ21形は見た目がいわゆる「似非レトロ」ですが、足回り等の主要機器は戦前派のモボ121形のものを流用していまして、
特に台車は貴重なイコライザー(吊合梁式)を履くという「ホンモノ」でして、実際「似非」だなんて表現が非礼なぐらいのレトロ電車なのです。
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思わぬ並びに唖然としながらモボ27を見送り、次の嵐山行を待ちます。その間は対向電車と広隆寺を絡めて1枚。
ド定番アングルですが、やはり街並みに溶け込んだ路面電車のイメージは良いものです。画像のモボ621形625号も先のモボ21形と同じく
主要機器はモボ121形のものを流用(というかモボ621形と21形は見た目が違うだけでメカは共通)。そのイコライザー台車が見てとれますね。
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モボ625と入れ替わりに姿を現した嵐山行は・・・出たー!あの江ノ電と塗装を「取っ替えっこ」した江ノ電号ことモボ631形631号です。
モボ631形は先のモボ621形と見た目は同じで駆動装置も吊り掛けですが、台車だけは新製なのでちょっぴり近代的チック?
そのトップナンバーであるモボ631は、江ノ電との提携を記念して昨年10月からこの装いで運用されています。
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ようやく嵐山行の人となりました。それにしても・・・嵐電、太っ腹!
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エアコンの利いた車内で吊り掛け音を耳にしながらほどなく、眼前に山並みが迫ってくるといよいよ終着・嵐山です。


次回は「京都編その3・嵐山~あの頂へ」を予定しています。
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by ar-2 | 2010-07-06 21:41 | 外出・旅行 | Comments(0)


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