赤い電車は白い線

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2010年 07月 05日

いざ聖地へ!!京都・豊郷巡礼紀行(京都編その1・京都着~北野天満宮へ)

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先の予告通り、去る6月30日の夜行高速バス「ドリーム京都101」号をそのスタートとした「京都・豊郷巡礼紀行」に出向いてまいりました。
これは2期アニメーションが放映中の「けいおん!!」において実景を基にした描写が多々あり、その場所を実際に訪ねて
アニメーションの空気との同化を楽しんだり思いを馳せたりするというプロセスでして、これまでの私自身の趣味活動においても前例の無いものです。
かく言う私はどちらかというとアニメファンではなく単に「けいおん!!」に惹かれたまでですので、その道?のファン層のような
コアな知識や見博識の類は持ち合わせておりません。しかし、それはそれとした「ライトファン」視点での道中記をお楽しみいただければ幸いです。



まず、今回の旅行の催行自体が急なものでしたので、一口に聖地巡礼とは言ってもそのスポットの絞込みが必要となってきます。
その「聖地」というのはいわゆる劇中における実景の描写ポイントのことでして、「けいおん!!」のアニメーション制作が
「京都アニメーション」の手になっていることから、その地点は京都市内や件の豊郷小学校旧校舎群(滋賀県)に多く見て取れます
(例外的に福島県(!)のポイントもあるようです)。そこで今回は実際に巡りやすく、また観光を兼ねられるポイントを・・・ということで
2期第4話「修学旅行!」において描写されたスポットをメインとして絞り込みました。限られた時間の中での周到な(つもりの)準備の結果やいかに!?

果たして6月30日(水)、早番の勤務をほぼ所定に上がった私は早々に帰宅。事前に用意していた資料や着替え、充電器や雨具等
記すに足らないような荷造りを整えその時を待ちました。天気予報では明日1日の京都は「曇りのち雨」ということで、雨具のみならず
足許についても防水の観念から「津軽・函館行」で活躍したトレッキングシューズを道中の伴としました。そして再上京し22頃東京駅着。
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ファーストランナーは京都駅烏丸口行の夜行高速バス「ドリーム京都101号」で23:10発。発車時刻まではまだ間があるので、
八重洲南口のバス乗場ではバスファンとして頻繁に発車して行くバス群の観察としゃれこみます。画像は乗場にある「夜行便」の時刻表ですが、
その本数に今更ながら瞠目してしまいます。20:20から23:59までの3時間以上、運転日限定の便もあれど幾本かの同時発車を伴いながら、
10分間隔で「踵を接して」夜行高速バスが全国各地へ向けて発車していく実態は、もはや東京口ブルトレ「全廃」の現実を語るまでもなく、
夜行輸送のシェアは完全に鉄道から小回りの利く高速バスに移っていると申しても過言ではないでしょう。
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安ければ良いということはありませんが、大したアコモデーションの改良や料金設定などで営業努力の殆どされなかったブルトレと比べれば、
夜行高速バスは頑張っていると思います。かくいう私も「朝早くに着いて用が足せる」夜行高速バスは重宝し、それなりの乗車履歴があります。
尤も、ブルトレは異なる旅客会社間の思惑に翻弄され、半ば放置されたまま息絶えていった・・・という見方も出来なくもありません。
しかし夜行高速バスも地方ごとの発着地における異なるバス事業者同士が互いに車両を用意し、車庫やその他業務に関わる施設や
乗車券発売窓口の整備等を成すという協力・協定のもとに成り立っているわけですから、ブルトレの現実とはあまりにも対照的と言わざるを得ません。
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そんなめくるめく感傷に耽ることしばし、京都までエスコトートしてくれる「ドリーム京都101号」がホームに姿を現しました。
3列シートのダブルデッカー、私の席は2階の前の方でしたが本日は10数名の乗車と席に余裕がありましたので、東京駅発車後の
「座席が空いております、ご自由にお使い下さい」と親切なアナウンスに誘われて、乗客の密集?していないエリアに移動しました。
だからと言って安眠できたかというとそんなに甘くはなく、重心の高い2階席だけあって高速道路特有の「継目」を中心に揺れること揺れること・・・。
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殆ど眠れた記憶が無いのに目が醒めて?カーテンの向こうを覗けば・・・明るい。ふと目に入った出口看板は「東海」とあり、まだ中京圏であることを
知らされます。これは後のアナウンスで知ったのですが、実は東名高速における事故渋滞で30分ほど遅れていたのだとか。
そういえばどこかで詰まっていたような・・・と思い返そうとするも重いアタマではどうにもならず、ボンヤリしたまま京都駅烏丸口に到着です。
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★「律ちゃん!あれ何?大根みたーい!」(2期第4話)
日付が変わって7月1日朝、ついに京都へ!
バスを下りればそこはもうすでに「聖地」。4人が京都タワーを目にしている場面のポイントです。
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★「あ、こっちにも!ヘンなのー!」(2期第4話)
ここは位置決めに迷いました(汗
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眠気も飛ぶような間髪を入れぬ聖地との遭遇もそこそこに、まずは市バス均一区間の「市バス専用一日乗車券カード」(¥500)を購入します。
これは京都市営バスの京都市内の運賃均一区間が一日乗り放題というものでして、京都駅烏丸口バスターミナルのホーム上にある
カード券売機で購入できます。、また、同ターミナルの傍らには画像の「チケットセンター」があり、各バス事業者の乗車券窓口のほかに
小さなカフェも併設されているので、夜行バス乗車後の一息にうってつけ。市バスの窓口は年中無休で7:30からオープンしていますし、
乗車券購入と併せて案内の手ほどきを受けたり路線図も貰えるので、京都観光の際にはぜひ立ち寄りたいポイントです。

ちなみに「市バス専用一日乗車券」は高雄、嵯峨、嵐山、修学院などのエリアは区間外となります(別途運賃が必要)ので、
それらのエリアも市バスで巡りたい向きには「京都観光一日・二日乗車券」(一日券¥1200、二日券¥2000)がオススメです。
こちらは定期観光バスを除く市バス全線と市営地下鉄全線、京都バス(民間事業者)の路線(一部を除く)が乗り放題ですから、
地下鉄を上手く組合わせて動けば機動的に使えそうな1枚です。今回私は嵐山行に際して嵐電に乗りたかったので「市バス専用~」を用いました。
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さて、バスターミナルは平日の朝ですからラッシュアワーの真っ只中。私は旅行中と「いいご身分」ですが、京都の人たちにとってはいつもの日常。
その波に呑み込まれないよう上手く動きたいと思います。最初の目的地はずばり北野天満宮。これは参拝が夏季では午前5時から可能であり、
時間が有効に使えるからです。ちなみに祈祷等の受付は午前9時から。早速バスターミナルで北野天満宮行経由の路線を見つけ、
大勢の通勤・通学客に混じって市バス50系統(立命館大学行)に乗り込みます。

バスは京都駅前を後に西洞院(にしのとういん)通り、四条通り、堀川通り、中立売通り、千本通りを経て北野天満宮前を目指します。
その車中、「堀川中立売」というバス停名に思わずハッとし、もしやと思い帰宅後調べてみましたらやはりそうでした。
この50系統、昭和36年までオープンデッキの2軸ポールカー活躍していた市電北野線、通称「N電」のかつての路線をトレースしているのです。
「N電」のNはナローの「N」、すなわち狭軌路線(1067ミリ)であることからそう呼ばれていました(他の市電路線は1435ミリ)。
今もこの北野線が生きていたら大層な「呼び物」にもなったでしょうが、かつては「路面電車を潰すことが先進都市のステータス」という
馬鹿げた概念が当たり前でしたから、それも叶わぬことです。せめて、50系統に乗りながらN電に思いを馳せる・・・のが精一杯なところです。
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★「きたの・・・てんまんぐう?」(2期第4話)
そう、北野天満宮です。九州の大宰府天満宮ともども天神信仰の象徴的存在であり、朝廷の官吏として学才に猛けた菅原道真公を主祭神としています。
江戸時代より学問の神様として信仰を集めていることはあまりにも有名で、私が訪れたこの日も午前中から多くの修学旅行生が参拝していました。
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★「ここって有名なところなのか?」(2期第4話)
道真公に失礼です(汗 
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★「きっと、ここに大仏があるんだよ」 「ネーヨ」(2期第4話)
ごもっともです。
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★「いいベコだー、立派なベコだー」(2期第4話)
・・・・・
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★「あの・・・この、縁結びのお守りを一つください」 「はい、600円です」(2期第4話)
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値段も忠実(笑
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★「それワザとなの!?ウワアアアアアン!」(2期第4話)


シーズンを真っ只中ではないものの受験を控えた修学旅行生が熱心に参拝する傍ら、その訪問理由が不謹慎(汗 な私は静かに拝観を済ませ、
次なる目的地「金閣寺」を目指します。次回は「京都編・金閣寺から船岡山公園へ」を予定しています。
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by ar-2 | 2010-07-05 21:01 | 外出・旅行


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