赤い電車は白い線

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2009年 11月 02日

仙台往還(後編・その4)~終章・・・そして(2009・10・20旅行記)

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福島交通曽根田駅の観察を終え、福島駅へと戻ります。距離にして数百メートルですから徒歩数分で到着…。
駅前で簡単に昼食を済ませ、南下します。



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昼食後に改札へ向かえば次の上り電車は13:30、約1時間のインターバルです。シマッタ、昼食がまずかったか…。
福島でのネタといえば福島交通くらいしか思い浮かばず、当然のように事前の下調べも何もしていないので、このインターバルが悩ましいです。
ふと思い、新幹線の時刻を見れば数分後に上り便が…。新幹線特急券も郡山まででしたら¥800程度なのど、
ここは思い切ってワープすることとしました。乗車券はそのまま有効ですから、新幹線特急券のみ用意すればよいわけです。
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福島12:37発の「やまびこ214号」の200系に乗車。速達タイプの便ではないからか、割合車内は空いています。
それにしても新幹線、さすがに早い。僅か18分!で隣の郡山に12:55着です。画像は郡山名物?の福島交通バス車庫です。
エアロスターKばかりがズラっと並ぶのは壮観ですが、いくらデータイムとはいえこんなに寝ているものなんですかね。
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郡山では先程の福島での昼食タイムで逃した?上りの2138Mを余裕で迎撃できます。在来線上りホームの東京寄りには、
駅弁業者「福豆屋」の営む立ち食いスタンドが。ここもオープンスタイルで風情満点ですね。大して腹も空いていないのに、
「喜多方ラーメン」¥390の品書きに釣られてペロリと平らげてしまいました。多分本場のモノとは違うのでしょうけど…美味しければイイのです。

ここ郡山の在来線上りホ-ムといえば、この「福豆屋」と僅かな距離を置いてもう一軒立ち食いそば店があったことであまりにも有名。
私もかつての道中、どちらで食そうか悩んだりした記憶があります。そのもう一軒は「伯養軒」のスタンドだったのですが、
「伯養軒」自体の倒産のあおりを受け、ここ郡山のスタンドも姿を消してしまいました。往時を知る身としてはやはり淋しいです。
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そして黒磯行の2138Mは…もう御馴染みですね(笑 仙台から新幹線を挟んでずっとコレです。やっぱ719が磐西に持っていかれた影響でしょうか。
まあこれはこれでいい加減愛着も沸いてくるというか何と言うか。それにしても模型ではトミーとカトーが被せてきませんね。東北ではメジャーな筈ですが。
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郡山を後にし、あの羅漢踏切をすっかり見過ごしながらウトウトし…やがて黒磯です。
見覚えのある湘南帯、ああ還ってきたのだなという安堵と、日常の世界への回帰を実感します。
この211系で宇都宮へ出、始発の湘南新宿ラインに乗り換え。ラッシュ時の混雑を回避すべくG車を奮発します。
とはいっても首都圏の特定路線では51キロ以上でも一律¥950(平日・事前)ですから、考えようによってはオトクです。

リクライニングシートに身を委ね、慌しくも満喫した一日を振り返りながら、暮れなずむ西日も眩しい関東平野を車窓の友とし、
今日最後?の盃を重ねます。ああ、103は本当にこれで東日本から消えてしまうのだなと、深い深い感慨を覚え、
再びその半生の記憶が脳裏を駆け巡るのです。
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1994・2・12 横浜にて

国鉄から東日本へ継承された2418両の仲間の最後の4両が、2009年10月21日に無事引退を迎えました。
103系誕生から46年、JR化後22年に及ぶ大力走…一ファンの端くれながら、万感去来、感慨無量の心境でイッパイです。
いま時代は進化し人の手のかからないノーメンテナンス電車の時代。アナログのカタマリでしかない103が21世紀の今日まで生き延びた事は、
単なる周辺環境情勢のみならず、そのスペックが磐石にして堅固、使い勝手の良さと標準化された仕様によって成し得たものといえましょう。。

103に出会えた人生を、私は誇らしく嬉しく思います。そして、これからも、きっとまた…いつか!


参考文献:交友社刊「鉄道ファン」№384・385、特集:103系通勤形電車(Ⅰ)・(Ⅱ)
       鉄道図書刊行会刊「鉄道ピクトリアル」№764、特集:惜別 JR東日本103系
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by ar-2 | 2009-11-02 07:00 | 外出・旅行 | Comments(2)
Commented by gino-1 at 2009-11-03 07:46 x
おはようございます。

郡山の福豆屋スタンドには行く度にお世話になっています。
近年まで、ホーム上で伯養軒共々駅弁の立ち売りをやっていた風景を懐かしく思い出しました。
Commented by ar-2 at 2009-11-03 22:22
gino-1さん、こんばんは。
なんと、駅弁の立ち売りもかつてはあったのですか。旅情タップリですね。
私のところからですと東海道が至近ですが、東北は良い意味で「俗化」されておらず、
かつての旅愁を感じるシーンが随所にあります。駅弁の立ち売りが近年まであったことも頷けますね。


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