赤い電車は白い線

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2009年 10月 22日

仙台往還(中編)~巨星、墜つ…再び逢うその日まで(2009・10・20旅行記)

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苦竹から乗車した674Sはあおば通に6:36に到着。
ここでは折り返し東塩釜行の741Sとして発車するまでに27分のインターバルがあり、RT-235編成の観察にはうってつけです。



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同編成のイメージアイテムとしては、言わずもがなのバリアフリー対応便所とシングルアームパンタとが挙げられます。
前者は石巻寄先頭車のクハ103-235に設置され、日頃E217系などで見慣れているインテリアが103系に備わっているのは、ある意味衝撃的です。
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後者はモハ103-343に2基装備されていて、うち石巻寄の1基は霜取り用という使途。ダブルアームをかざした姿もカッコイイだろうな…と思うも、
私がその姿を拝む事は叶いませんでした。
特にシングルアームパンタ装備は103系史上においては初の事象であり、そしてまた最後となるであろうと言われています。
※広島地区の103系に便所装備の編成があるとのことですので、RT-235が最初で最後とはなりませんでした。訂正補足します。
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ここでどれだけの乗務員がハンドルを握ったのだろう・・・。

RT-235編成の車番を紹介します。 ←あおば通 クハ103-236・モハ102-499・モハ103-343・クハ103-235 石巻→
落成日と製造所は、Tcが昭48・2・1近畿車輛でMユニットが昭48・2・7川崎重工です。この4両は揃って1990(平成2)年6月8日付けで
千ラシから仙ミノへと転属しており、この転属に際しては土崎工場でいわゆる「仙石線アコモ改造」が施工されています。
それからインターバルはあったものの実に19年に亘って仙石線で活躍してきたわけでして、その年数はこれら「48年組」の車齢の半分以上を占め、
まさにRT-235編成はすっかり仙石線に「ネイティブ」していたと申しても過言ではないでしょう。
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あおば通のホームは平日の早い時間帯にも関わらず同業者で賑わっています。まあ…お互い同じような所感を抱いていたとは思いますが(汗
しかしそのような条件からか場の秩序を乱すような向きはおらず、皆思い思いに103系の記録を紳士的に行っているのを目にし、清清しく感じました。
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やがて東塩釜行741Sとして発車…次の仙台からは通勤・通学客が大挙乗車し、箱モノ4扉に相応しいシチェーションになりました。
さて私はというとこのまま東塩釜まで乗り通すつもりでいましたが、仙台入り時に微妙だった天候も何だか快方に向かっているので、
急遽車内からロケハンを敢行し、東塩釜から折り返しの746Sをどこかで狙ってやろうと思います。
とはいえ何の下調べもせずに出てきましたから土地勘はゼロ…。そうするうちに陸前高砂手前の河川を渡る鉄橋が目に留まり、
撮影者の姿も見えたのでここなら間違いないだろうとアタリをつけ、陸前高砂で緊急下車です。
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その陸前高砂駅駅舎です。
なかなか纏まっていて好ましい雰囲気です。仙台近郊の駅舎とは思えない雰囲気に、旅の醍醐味を満喫します。
早速その現地へ。陸前高砂から仙台方に戻る事約7分…見えてきました。おお、結構ロケーションよさげですなぁ。
辿り着いてみればここは七北田川(ななきたがわ)橋梁という名で、そこそこ知れた撮影地のようです。
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当該列車が戻ってくるまで時間はあるので、色々とアングルを思案します…これもまた楽し。
まずはオーソドックスな角度ですが…ワンパだな~と思いつつもとりあえず撮影。てか、ラウンドハウスのモデル欲しくなってきました(笑
ちょっと引いてみるか…ということで最終的なアングルを決めしばし待ちます。
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8:02、あおば通行の746Sはいつものように通勤・通学の乗客を満載し、ジョイント音を奏でながら七北田川橋梁を通過して行きました。
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ほぼイメージ通りのショットが撮れ満足し、陸前高砂の駅に戻ります。すぐに来たあおば通行に乗車しますが、
気になったのは先程の746Sの折り返しである871Sとどこで遭遇するか…。準備不十分ななかでも決して携行を怠らなかった?時刻表をめくれば、
仙台でホーム反対側に1分のインターバルで目にすることができる事が判明。そして仙台着…居ました!
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小鶴新田行871S。
本日の103系運用のトリですが、私にとっては東日本管内の103系電車として目にする最後の列車です。
やがて発車…仙台トンネルの奥へと吸い込まれていくRT-235編成は爆音を轟々と響かせ、私の視界から消え去って行きました。
別離…それは必ず訪れるもの。103系との最期がこのようなカタチになろうとは、かつて想像だに出来ませんでした。

でも…これからも何処かで103系を目にすることがあるかも知れません。
その時にはきっと、「やあ」といつものシルエットでひょっこりと姿を現し、いつもの爆音で夢見心地にさせてくれることでしょう・・・。

 妄言多謝


※以下、後編に続きます。
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by ar-2 | 2009-10-22 23:37 | 外出・旅行


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