赤い電車は白い線

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2009年 09月 01日

輝け国鉄形!不滅の残火を東海・北陸に追う (前夜~1日目)

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先日の予告通り、タイトルにある「国鉄形」をメインとした撮影ならびに乗車を東海~北陸にコースを辿り、敢行してきました。
ただし国鉄形メインとはいいつつも、名鉄瀬戸線の吊り掛け車や北陸鉄道全線踏破などの浮気ネタ?も相変わらず混ざっていまして、
これらについても併せて記して行きたいと思います。



出発日(8/29)は全休としました。ダイヤ的には退勤後でも間に合わなくはないですが、せわしないのも…ですので。
全休を活かして散髪、期日前投票などを済ませ、さらにはメモリーカードの調達やバッテリー充電など慌てないよう整えておきます。
しかしここで満タンに充電したバッテリーに、後々思わぬ事態が襲いかかろうとは…。
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時間に余裕を持って当該最寄り駅から横浜へと移動…やってきました、快速「ムーンライトながら」です。
本年春の改定により季節臨へと格下げされてしまったことは記憶に新しいです。「ながら」というと夜行列車のある種代名詞みたいなものでしたが…。
改定前の季節臨には「81号」などが付与されていましたが、現在は季節臨のみですので単に「~ながら」と称するのみです。

189系特急形電車の「~ながら」は以前に一度乗車した記憶があります。定期現存の時でしたからピークだったわけです。
本日は8月ももう終わりの頃ですが満席とのアナウンス。それでも全席指定の強み?はあって、定期便時代のようなカオスさは見られません。
…と思っていたら、早速出入台の海側客扉前を塞ぎ座り込む汚ギャノレ2人組や、深夜帯になって出入台で大の字で仰向けに横たわり
頭部を客室扉に接触せんばかりの位置で爆睡する腐っぽい若い女性等等…やはり「ながら」は腐っても「ながら」のようです。
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「~ながら」は季節臨化によってそれまでの慣例とは大きく異なるパターンをとるようになりました。具体的には
日付変更駅が横浜から小田原へと遠ざかった事と停車駅の大幅な整理。特に停車駅は横浜以降は小田原、沼津、浜松と、
以前と比べると俄かには信じ難いものとなっています。境界駅の熱海は停車こそするものの乗務員交替のみで客扱いはありません。
そんなこんな?で、防犯上の理由から減光しない伝統の「明るい車内」とも相俟って全く寝付けず、浜松停車中に車外を徘徊しに…。
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~国鉄形の肖像・その1 189系直流特急形電車~
かつて毎年のように特急「あさま」で帰省していた身からすれば、東海道線の夜行列車にその途を見出した変転ぶりは、
さもEF62の後を追っているようで万感去来するものがあります。8M2Tの強力編成にサロは見られませんが、
チャンピオンマークは失われたものの往年を髣髴とさせる長めの編成にしばし見とれます。
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結局、名古屋までまともに寝付けた記憶のないまま到着…明けて30日、大名古屋ビルヂングが出迎えてくれました。
日曜の朝というかまだ5時台ということもあり、ホーム上のきしめんスタンドも開いておらず食料の調達まではしばしおあずけ。
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~国鉄形の肖像・その2 211系0番台直流近郊形電車~
えっ、これが?というイメージもあるでしょう。確かにステンレスボディから国鉄臭さは感じられるかというと微妙ですが、
中京地区に国鉄末期に投入された2編成は「シティライナー」のネームとともに、ブルーとホワイトのオリジナル帯を纏い注目されたのです。
その後の分割民営化によりオリジナルの帯もCI統一により普通の湘南帯へと変じましたが、中京地区における集中冷房装置の211系は
このグループの2編成のみであり、またクモハ211の0番台もこれらの編成に込まれる2両のみという、色んな意味での異色の存在なのです。
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やがて改札外の大きな売店?が開き、弁当等を購入…しかしハズレでした。カツはベチャベチャ、ソースはいたずらにしょっぱく、
コンビニ弁の延長線みたいなもの。思えばこの駅って駅弁で全然名を馳せていませんでしたね。事前調査不足の結果でした(涙目

目当ての「佐久間レールパーク号」は4連中自由席が2連ですので、余裕をもって1時間近く前から並びます。これは正解でした。
やがて入線…先頃オリジナル塗装に復された117系S11編成です。大がかりなステーを介してヘッドマークが取り付けられています。
開扉と同時にほぼ席は埋まり、隣の金山で完全に満席となりました。
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豊橋で進行方向が変わるために乗客もシートを転換させます。その後の飯田線内の先頭部はご覧の様子…。
飯田線内での所要時分がやたら多いなと思っていたら、東上で8分運転停車、新城で10分停車、大海で8分運転停車、
本長篠で8分停車という按配。これじゃ快速じゃなくて「怪速」だなんて誰がうまいこ(ry
まあ単線ですし定期スジの合間を縫うんで仕方ないですね。その停車中には指定席車でミニコンサートがなされていました。
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~国鉄形の肖像・その3 117系直流近郊形電車(復活オリジナル色)~
このカラーは今も西日本で見られるようですが、足回りグレー云々で邪道…なんてのは無粋ですね。
中京地区に復活したこのいでたちを素直に喜びたいものです。むしろこれはこれで似合っているようにも思えます。
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輝く川面を車窓の友に…やっぱり飯田線のロケーションはいつ来てもいいですね。
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やがて中部天竜に到着…駅構内やレールパーク内では部品販売やらポスター販売が行われていて活況を呈しています。
そこへレールパーク号から吐き出された乗客も加わって炎暑の下の中部天竜駅構内はメシウマ状態に!
私も画像を撮ったのですが目線加工が多すぎですので掲載を見合わせました(汗
とりあえず混雑を回避するたにレールパーク内へ…(てことは外のほうが混んでいた?)。前回訪問時には意識しなかったポイントを見てきました。
まずはスニ30の車内。発電機?か何かが床に置かれていて荷扉も開け放たれていたので二重屋根を観察…ステキです。
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そのスニ30のTR13台車(TR11の荷物車用)。側梁の隅に何やら浮き出し文字が…。
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近付いてみればそこには「SEITETSUSHO YAWATA ヤワタ」の浮き出し文字が!九州は八幡製鉄所で製造された骨董品です。
天地が逆になっていますがこれは仕様です。念のため全箇所見てみましたが同じでした。
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「ソ」こと操重車の側面にある「ハンプ(坂埠)」の標記。若い世代にはピンと来ないでしょうね…。
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「おいらん」ことオヤ31の矢羽根、その長さ調節は蝶ネジなんですね~。何だかシンプルでチョッと驚きました。
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オロネ10の水タンク。夜行列車用ですから大きくて2基装備もむべなるかなですが、このような仕様も過去のものとなるのでしょう。
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帰りの「レールパーク号」まではまだまだ時間があります…って、コレを忘れちゃいけません。甦りし飯田色の119系!
豊橋方にある踏切を通って回り込んで裏山に出ますと、このように全景が見渡せます。ホームの人波は結構少ないように見えますが…。
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~国鉄形の肖像・その4 119系直流近郊形電車(復活飯田色)~
天竜の渓に甦ったライトブルーはすでに沿線で名シーンを展開していると聞きます。あとどれくらいこのクルマと遭い見えることができるのでしょうか…。
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並べばその存在感は瞭然…いや、もう本当に素晴らしいです。あなたはどちらがお好み?
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やがて予告されていた117系S11編成との並びです。混乱を避けるためにホームからの撮影に際しては撮影希望者整列のうえ、
15人ずつ1グループとして2分サイクルで撮影タイムを設けるという手順がとられました。ホーム上にはタイガーロープの仕切りも設けられ、
知らずに入り込んでしまう非整列撮影者もちゃんと制止して誘導するなど、要員配置に恵まれているとはいえファンサービスの徹底したその様、
そしてレールパーク構内の溢れるゴミを缶・ビンや一般ゴミとに人海戦術で自ら分類、ポリ袋に詰め込む正装の「駅長」職の姿…。

ホーム上の職員の方も「(撮影に際して)ゴチャゴチャするよりこうしたほうがエエでしょ」と談笑したり、ホームの端を歩かないように呼びかけ
カメラアングルに入り込まないよう配慮するなど、巷で囁かれるこの会社への悪評なぞウソのような清清しい思いを抱いたのです。
そう…それはあの急行「東海」が特急化される前後、飯田線を中心にファンサービスの充実していた頃を想起させるものほどのもの。
ともすれば、S11とE4のオリジナル塗装復活がそれに輪をかけているのかも知れません。
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そして今回の喧騒の舞台となった中部天竜駅舎。横方向に長いのが特徴的ですが、落ち着いた佇まいも感じられます。
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炎熱下のイベントを堪能し帰りの「レールパーク号」に整列します。復路は往路以上に混む(往路便到着前からの旅客
も流れ込むと予想)と見て、1時間以上前から整列…そして開扉と同時になだれ込みアッという間に満席状態。
着席してから気付いたのですが、私の両腕には塩が噴出し乾燥していました…あの秩父貨車ツアー以来の塩吹きです(汗
豊橋に到着し「レールパーク号」は回送…お疲れ様でした。。我々はというと再び名古屋を目指します。

1日目特別編(名鉄瀬戸線の吊り掛け車)に続きます。
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by ar-2 | 2009-09-01 18:32 | 外出・旅行


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