赤い電車は白い線

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2009年 07月 10日

市電のある動物園

今日は朝から風強杉でしたね。
というわけ?で散髪へ…。その後、日頃の通勤途上で気になっていた場所へ行ってみることとしました。
その場所というのは東海道線の清水谷戸トンネルの「上」です。東京方坑口の遥か上に欄干のようなものが車窓から見えまして、
どうやらそれは環状2号線のもの。あそこから東海道線を俯瞰してみたい!と日頃思っていました。

で散髪後、早速東戸塚駅東口から環2目指して坂上り。環2境木交差点を横浜新道方向に進んで程なく視界が開けます。
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ここまでおよそ10分ばかり…期待に違わぬ眺望です。早速眼下を211系が通過。
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まるで模型のよう…感動!

ここ環2直下にある東海道線の清水谷戸トンネルは、以前より我が国の鉄道トンネルとしては現役最古ということで名高く、
上り線が垂直断面、下り線が馬蹄型という異なる表情からもその歴史の深さを感じ取ることができましょう。
垂直断面の現上り線が国府津開通時からのものですから、今年で実に122年目を迎えようというものです。
それにしてもブルトレなき今、ここで敢えて狙うような列車も思い当たらず淋しい気もします。
とはいえ、185系の去就についても遠からず取り沙汰されるでしょうから、このポイントでの記録も有意かと思います。

しばしの眺望を楽しんだ後は、市内のある保存車両へ向かいました。その保存車両とは野毛山動物園の横浜市電でして、
「市電保存館」以外での横浜市電の数少ない保存例です。



東戸塚から横浜経由で京急の日ノ出町へ。
実はワタクシ、野毛山動物園は初めての訪問です。野毛山動物園へのイメージとしては、市営バスの停留所があるとか、
ズーラシア(旭区)オープンの陰で閉園の話が持ち上がるも、根強い存続運動で閉園話は消え現在に至る…ということぐらいでしょうか。

日ノ出町の交差点から野毛坂を上り、中央図書館の敷地を抜けて…ずっと上り坂ですね。正直キツいです(汗
場所もよく判っていなかったので右往左往。街頭の地図を見てなんとか到着です。
ちなみに動物園のゲート前には市バスのバス停があるので、初めての人は市バス89系統(横浜駅~桜木町駅~一本松小学校)か、
タクシーを利用したほうがよさそうです。しかし、こんな山の上によく市電を搬入したものと感心してしまいます。
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肝心のゲートを撮影し忘れたのですが、早速園内へ。まずはレッサーパンダ。
ヒマ?なのか習性なのか、飼育スペースを内回りでグルグルと歩いていました。
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そしてお目当ての市電、1500形1518号です。
「市電保存館」にも同形がありますが、横浜市電の保存車は現存個体が少ないうえに、保存館以外で程度の良いのはこの1518くらいとか。
そんなわけで一度見ておきたいと思い立っての訪問です。正午前の平日ですから、人影もまばらです。
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車内の奥側は運転台が撤去されていますが、程度は思っていたよりも良好。
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こちら側は運転台が残存しています。車内には児童の手になるイラスト等が展示されています。
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外観の反対側…ビューゲルもちゃんとありますね。屋外展示にも関わらず管理が行き届いているようでして、何とも幸せな1518号です。

さて、市電の撮影も済んだので軽く流して帰るか…と思ったのですが、どうも園はまだ奥に展開しているようです。
ちょうど遠足の児童が園内に散り始めて賑やかになってきましたので、私も混じって奥のほうへと進みます。
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トラです。寝姿は何だか人間とあまり変わらないような(笑
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ワニ…まるで置物ですね。微動だにしません。実はおk(ry
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おお、キリンです!本格的だなぁ~って、正直ここまでの動物園とは期待しておらず、恐れ入りました。
なんだか遠足気分になってテンションが上がってきます。
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メスのフタコブラクダです。
昭和51年に青森からやって来たとかで齢33。人間に換算すると100歳相当とか!凄すぎです。
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これはよい扇子(違
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園内は自然の起伏を生かした、まるで汐見台団地を彷彿とさせる造り。
どこに何があるのか?という探究心を掻き立てるような飽きの来ないものとなっています。
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孔雀の放し飼いは仕様です。
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三両編成~
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ス◎カペンギン?(違
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ヒヨコの選別作業ではありません(笑
ここ「なかよし広場」ではヒヨコやモルモット、ハツカネズミ、時折チャボ等と触れ合えます。
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悠然と佇立する様!これも放し飼いの孔雀です。
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しばらく見ていたのですが、羽を広げてくれませんでした。難しいですね~。
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園内から見えるランドマークが何だか別世界の建物に思えます。
市内、それも都心部にほど近い場所にこのような動物園の展開していたことを、本当に今更ながら知り驚きました。
他にもクマ、シカ、サルなど一通りの動物が顔を揃えています(ゾウは確か大分前に老衰で居なくなってからは居ないです)。
そして本当に驚くべきは、ここ野毛山動物園は入園料が「無料」です。いくら横浜市立とはいえ、運営は大変なのではないでしょうか。
何あれ、閉園の危機を乗り越えた由緒ある動物園(昭和26年開園)が今後もあり続けますよう、祈ります。
ちなみに園内にはレストラン等ありませんので、ご参考までに。
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by ar-2 | 2009-07-10 21:05 | 保存車両を訪ねて


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