赤い電車は白い線

khkar2.exblog.jp
ブログトップ
2009年 03月 20日

望郷

c0155803_19371027.jpg

彼岸です。今日は親父の墓参りに、日帰りながら佐久まで出掛けてきました。
三連休初日ということもあり新幹線ホームは大混雑です。乗車した臨時の「あさま」は指定席も売り切れ、自由席は通路までイッパイになりました。
c0155803_19373280.jpg

東京はお湿りだったのですが、北上するにつれ天候は次第に回復。峠を越えれば信州の母なる山・浅間山の麗姿が車窓に飛び込んできます。
c0155803_20422011.jpg

恥ずかしながら佐久平での乗り継ぎ、新幹線の時刻などもロクに調べず出発したものですから、待ち合わせが1時間近くありました。
もっというと、東京からの新幹線も発車5分前のは見送り、次発「あさま」は佐久平通過…ということでここでもロスタイムを発生させてしまいました。
そうは言ってもなんだかんだで佐久平着。小海線の中佐都~岩村田間に位置します。
このキハ100系が入線した頃の小海線はキハ52、58などのボロばかりでした。タラコ色の52やパノラミックウインドウの58冷房準備車…。
c0155803_19395664.jpg

小海線の輸送上の拠点、小海線営業所を併設する中込です。
かつては機関区も置かれて活況を呈していたようですが、それも今や遠い遠い昔の話。
駅前の西友は何年も以前に閉店し、店舗建物は何かのセンターとして使われているようですが、パッと見はどう見ても廃墟同然。
ロータリーに佇立する三面時計、四十九日で降り立った時には三面とも異なる時刻を表示したまま機能が停止していました。
この街の人間は「時」さえも気にしなくなったのか、まるで「時が止まったかのようだ」を地で行くという皮肉と失望の入り混じった気持ちになったものです。
それが、今日はしっかりと正確な時を刻み稼動しています。寂れきった駅前は相変わらずですが、妙どころホッとしました。

この上ない空模様とは裏腹に、駅前に人影はまばら…というか時折見掛ける程度。
降車客のいない路線バスが「回送」表示でロータリーを周回していずこへと消えて行きます。
タクシー乗場に客待ちのタクシーは見えず電話で呼ぼうかと思っていた矢先、幸運にもまぐれ(笑 で1台姿を見せました。
c0155803_19551411.jpg

墓参りを済ませ、冠雪の浅間山を名残に佐久を後にしました。
[PR]

by ar-2 | 2009-03-20 19:58 | 外出・旅行 | Comments(4)
Commented by ぬる・・・(ry at 2009-03-23 22:04 x
こんばんは。
>キハ52、58などのボロばかりでした。
そーなんですよね。
でも、甲斐大泉~清里~野辺山をラッシュ状態で、エンジンうならせながら時速20kmを維持して走っていた時代に哀愁を感じます。
つか、今では小海線自体近代化されているので、なんか物足りなくなったような気がします。
Commented by ar-2 at 2009-03-24 21:24
ぬる・・・(ry さん、こんばんは。

開け放たれた窓の外には鳥除けの銀テープや目玉が揺れ、時折鳴り響く「パーン!」という爆竹音。
音と速度は比例せず、小汚く油クサイ車内のオンボロDCに揺られていたあの頃の、何もかもが懐かしいです。
キハ100系は音も静かで内装も奇麗ですから、まるで電車です。やはり小海線は国鉄形DCの印象が強いですね。
Commented by 職場のバスコレ会 at 2009-03-28 22:48 x
クロポさんのところからやってきました(笑)
同じ事を書いてしまいますが、3日後に「出張」でキハE200の見学に来ました。
その日も2両使用で、1両予備のその1両を見学させて頂きました。

やっぱり中込に入るのは、佐久平からですよ…。
Commented by ar-2 at 2009-03-28 23:06
職場のバスコレ会 さん、こんばんは。
>クロポさんのとこ
あれ?タグのリンク貼ってありましたっけ。まあいいか(笑

時代は変わりましたよね。というか、輸送体系そのものが激変してしまったわけですが、
あんな場所に新幹線の駅が出来て、そこが小海線への接続駅(玄関口)になろうと誰が想像しえたでしょう。

在来線特急「あさま」で小諸に降り立ち、小海線ホームの立ち食いソバにありつけるのが楽しみでした。
新幹線開業後、小諸に降り立った事は一度もありません。いや、降り立つ必要がなくなってしまったのです。
そう考えると、小諸~佐久平間も乗らなくなって久しいです。信越線並走区間の東小諸、乙女…
信越線から離れてカーブしていく様など、いまもありありと記憶に残ります。


<< 阪神なんば線開業!!そして…      阪神5101の製作(其の3・ヤ... >>