赤い電車は白い線

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2009年 03月 04日

スルッとKANSAI漫遊紀行・大私鉄王国関西への誘惑 ~総括~

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本文記事中に登場しなかった画像を中心に、振り返りたいと思います。
これは阪急宝塚線の池田駅、記事中にもあるインスタントラーメン博物館の帰途ですが、注目すべきは車両ではありません。
画像左上に写りこむ発車案内。「種別・行先・停車駅」が羅列されているのですが、発車時刻の表示がありません。
「反転フラップだからなのでは?」というのは発想が古いでしょう。京急の横浜駅は数年前まで反転フラップで発車時刻も表示していましたから!

思うに、これは関西の合理主義に則ったものなのでしょう。もっといえば、時刻なぞ表示せずとも待てばいずれは電車が来る…とな?
そう考えると、関東のほうがむしろセッカチというか、殺伐としているのではないか、そう思えるほどですが実態はどうなのでしょう。
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近鉄電車の標識灯(通過表示灯の類)の使い方…「準急」は向かって左側を点灯させます。
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「急行」は向かって右側を点灯させています…瞭然ですね。ちなみに「普通」は当然ながら点灯させません。
関東では標識灯の使用どころか撤去する向きもあるぐらいですから、斯様な私鉄テイスト全開の用い方には大いに惹かれますね。
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これは阪堺線で住吉まで突発で乗車した帰途、住吉大社から新今宮まで乗車した電車です。
形式は…8000系でしょうか?車内の見付や車体の造作は、まさにJRのE231系のそれと同様です。
車内端の銘板を見れば東急車輛で納得といえば納得ですが、そうはいってもそこは関西私鉄、譲れない個性が随所に滲み出ています。

まずはお約束の前パン!これはもう、ステータスなんでしょうね。
車体断面形状が下端絞りのみならず上部に向かっても絞られている点など、E231系とは一線を画しています。
そして車内に目を転ずれば…客扉開閉時にチャイムが鳴るのですが、これが両側面で異なる音色であるのに大変驚きました。
尤も、冷静に「バリアフリー」というものを考えればこれはごく自然なことであり、盲障害の旅客でもどちらの扉が開いたかを、容易に認識できるでしょう。
…というのも、私がこちら(関東)で平時乗り合わせる電車に、このようなスペックはありません。
イメージ先行型の事業者や車両は多いんですけどね…皮肉です。関西の進取性には、大いに見習うべき点があるといってよいでしょう。

蛇足ながら…この「普通」は標識灯を片側点等させています。その用い方も社により個性があって、興味深いです。
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就役50周年とは思えないくらいのスタイルですね…洗練されていますよホント。
昭和参年生まれのモ150に比べればまだまだ若僧!?です(笑
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なんば線の開業で阪神も変わるんだろうなぁ…なんて思ってみたり。
伝法線→西大阪線→なんば線の進化の過程は興味深いですね。西大阪線も一時の急行運転取りやめ以後は、
一支線に過ぎませんでした。それが近鉄とのバイパス線になるのですからねぇ。人間もまた、運命なんて判らないですよ。

大私鉄王国、関西への焼け付くような思いは尽きません。いっそ関西に住めば?なんてのは愚の骨頂。
日常には無いエッセンスこそ無上のカンフル剤であり、マンネリを粉砕する最高のものと考えます。
私自身、年間365日のうちに目にする電車はほぼ決まっています。そこに、日常には無い電車を目にする機会を設けるということ。
これはもう、気分転換とかそれ以上のものになるのでしょうね。そうでなければ、何の所感も出てこないと思いますし…。

行ってよかった、そしてまた行きたい。
そんな嘱望を抱きつつ、新たな工作ネタを(幾つも)抱え、想いだけが先行する今日この頃です…。
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by ar-2 | 2009-03-04 22:09 | 外出・旅行


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