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赤い電車は白い線

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2008年 12月 18日

さようなら・・・1309「ありがとう」&1321「110年の歴史」ギャラリー号(47Aゥ快特に乗る)

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今朝方にある某サイトにて表題の件を知り、出勤時にコンデジを忍ばせて退勤後に取材に行って来ました。



この件に関しては、実はかねてより某氏から情報提供を頂いていました。ここ数度に亘る大師線関連の撮影は、それに依るものだったのです。最終運転日は12/23の予定ですが、中吊りによれば変更の場合もあり得るとのこと。
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早速、「京急ご案内センター」に12/17の夕方以降の運用を問い合わせます。一般的には現場への問い合わせはご法度の向きもありますが、これらギャラリー号やブルスカに関しては、当日の運用に限り同センターに問い合わせれば教えて頂けます(中吊りにもその旨あり)。すると、「あの運用」に入ることが判明・・・千載一遇とはこのことでした。まずは蒲田で羽田空港行を撮影。新町で車交された同車は47ゥ。大雨でダイヤが遅れ気味の中なんとか到着です。すぐに乗車して羽田空港に向かいます。
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羽田空港着後の折返しは、なんと「快特」の川崎行。とはいっても、川崎からは普通新逗子行に化けます。こういった変則運用はスジの都合によるものでして実情を勘案したものではありません。いかにも京急らしいスではありま・・・。横浜方面直通の併結列車を除けば、このような普通~一部優等の列車は平日の朝夕のごく一部に限定され、且つ800と共通の運用もあるため、今回のように「ありがとう~号」の充当確率はいかばかりか・・・という事なのです。
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いよいよ命脈迫る「ありがとう~号」。羽田空港への乗り入れが今回が最後となるのかは何とも言えませんが、その可能性は無いとも言い切れません。羽田空港駅ホームと判るロケーションの中の赤黄ラッピングを、再び目にすることはあるのか・・・思いを巡らせながらシャッターを押します。
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11/7を以て8M運用が消滅して以降、1000形の優等運用はこのような普通車の延長線上でしか目にする事が出来なくなりました。とはいえ、編成が短くなろうとも1000形で駅通過体験の今尚できる事は、素晴らしいことと思います。スジが800形と共通なので最高速度は100km/hに抑えられますが・・・贅沢は言えませんね。

もう、他の大手民鉄で見る事の出来ない「単一前照灯」を煌々と輝かせる、発車間際の「ありがとう~号」。羽田空港を出れば蒲田までノンストップ!・・・とはいってもダイヤ乱れの影響もあって天空橋過ぎまでしかフルスピードで走行できませんでした。しかし、それでもかつての夕方の下り特急や快特の走りを彷彿とさせ、これが最後になるかも知れない駅通過走行に、しばし酔いしれました。
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中吊りにもある通り、二編成のギャラリー号は12/23を以て引退、廃車となります。1000形の中でも文字通りの異色であった同編成たちは、多くの名シーンを記憶と記録に残し去って行きます。今度の休日には、彼らの最後の勇姿をカメラに収められては如何でしょうか。運用に関しては前述の如き手段でどうぞ(番号はググって下さい)。

by ar-2 | 2008-12-18 00:23 | 京浜急行


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