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赤い電車は白い線

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2015年 03月 14日

お知らせ

弊ブログについては、本日付で更新を停止します。

→第2期はこちら!

# by ar-2 | 2015-03-14 20:43 | その他
2015年 03月 11日

さようなら、モハ220

良くない報せというものは大概「急」です。

間近に迫った首都圏白紙改正と同じくのタイミング、即ち3月13日(金)をもって近江鉄道モハ220形が定期運用を離脱する事が発表されていました。

まあその気になれば・・・無理矢理にでもポカ休して最後のお別れを敢行する事も不可能ではありません。
しかし私が最後に近江入りしたのは2011(平23)の9月・・・既に3年半も前の事。これだけのインターバルがあるにも関わらず、死に目だけでもというのは虫が良すぎでしょう。
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・2011年2月2日 高宮にて モハ226

モハ220という電車は、見た目が凡庸なだけにその魅力は実際に接し得た者にしか解りませんでした。江州の大地を席巻する雄々しき吊り掛け駆動の嘶き然り、その見た目以上の秘密(側板の切り貼りや唐竹割り、FS40最後のモータ稼動台車etc)を知れば知る程、モハ220の「ピリリと小粒」な存在に大いに惹きこまれたのです。
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・2011年2月2日 豊郷にて モハ226

現在稼働しているモハ220は4台とのことですから、機関車代用であった221号を含めた6両のうち、この3年半で2両が落ちたわけです。私が訪れた頃はモハ220にカメラを向けるファンは圧倒的に少なく、訪問時が平日メインであったというのもありましょうが、およそムーブメントの喧騒というものは皆無であり、実にマッタリと接する事が出来たのは幸せでした。
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・2011年9月30日 彦根にて モハ226/モハ222

そうであれば尚の事・・・最終日の喧騒で「夢」をブチ壊したくはありません。
400キロ以上離れた地から、あの日々の思い出を胸に・・・さようならモハ220形、お疲れさまでした。

※今後は定期運用離脱後も機関車代用として残存する可能性がありますので、全廃を意味するものではありません。

# by ar-2 | 2015-03-11 14:55 | 近江鉄道
2015年 03月 10日

本日の・・・

手許で積んであるだけの、いわば動力化見込みの無い鉄コレ類を近日中に売却処分するつもりだったのですが、職場のレクリエーションで公休日に都内くんだりまで出向く機会があったのを思い出し、その折に先送りする事としました。それはさておき・・・
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本日は訳あって遅めの出勤。しかし定時には何故か間に合うと言うw
画像はその折の戸塚駅で機せずしての遭遇!これもあと数日で終了です。そして・・・
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東京駅京葉地下ホームに降りれば同じ形の車両が居る。
この通勤経路の妙ゆえ成せる奇妙な巡り合わせの日常も、間もなく終焉を迎えます。そして絶妙のタイミングでのカトーのE257-500製品化発表・・・運命を感じます。でもウチは買わないけどねww
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画像は先週金曜日の「カシオペア」ですが、このところ例のEF510のピンチヒッターとしてパーイチの活躍がめざましく、お召ガマ然り、星ガマ、虹ガマ、そしてヒサシガマと何でもアリの様相を呈しています。これとて「北斗星」定期運行までのリミット付ですから、まさにその終末の狂い咲きといえましょう。「カシオペア」の行く先の未来は決まっているようなものですから・・・。

# by ar-2 | 2015-03-10 22:39 | 激震!2015・3ダイ改総合
2015年 03月 07日

鉄道博物館へ行ってきました(終章・美しきかなEF81 81)

・鉄道博物館に行ってきました(その1・埼玉入りが久し振り過ぎる件)
・鉄道博物館へ行ってきました(その2・保存車両の視るべきポイントをズラしてみる)
・鉄道博物館へ行ってきました(その3・てっぱく落穂拾い)
・鉄道博物館へ行ってきました(その4・新幹線高架下で本気出す)


本日の〆はやはり動く車両を?ということで、EF81牽引で話題になっている「カシオペア」を見に行くこととしました。田端には6台のEF510が居ますが、うち半分の3台が入場や故障で運用を離脱しており、「北斗星」が3月改正まで定期で残る以上は予備機を含めると3台のEF510ではまわせなくなるわけで・・・ここにEF81がまさかの登板相成ったという事のようです。
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大宮からE231のボックスに座ってトロりとしつつも、尾久で同業が集まっている姿を見つければ眠気も吹き飛びます。どうやら「カシオペア」客車への機関車連結が間もなくのようで・・・
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するとやってきましたEF81 81!!(画像は後打ち)
機関庫側から一旦青森方に引き上げて転線し、連結されます。
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それにしても「大宮の本気」というか「田端の底力」というか、細部への色挿しの徹底さ加減然り、昨年8月の出場から半年以上が経っているにも関わらず、遠目に見ても何と艶やかで血色の良いこと!
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びゅーてぃほー!!
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連結するで~
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連結完了!!
E26系とEF81のカップリングは運転開始当初以降見られましたが、専用塗色機や星ガマ牽引とは違い、銀帯を入れた高貴さが漂うお召仕様機の牽引は風格に満ちています。いや、美しい・・・。
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とりあえずは上野へ出ようということになり、16:20の発車まで小一時間あるな~などと頭端ホームのそばで待ちぼうけかと思いきや、何と15:30過ぎにはもう入線し客扱いを始めました。13番線の入線列車が時間帯的に少ないのもありましょうが、何とも優雅でサービスに満ちています。そしてホーム先端は案の定の様相ですw
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「北斗星」の廃止とリンクしてやにわに注目を浴び始めた「カシオペア」。
1999(平11)年7月16日の運行初日にも私は上野駅13番線で「カシオペア」を見送ったクチですが、あれから16年、思えば随分と時が経ったものです。精悍なパーイチの顔立ちに過ぎ去りし日々の感傷は駆け巡り、群がるギャラリーに夜行列車終末の実感を噛みしめるのです。
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あまりの美しさに打ちひしがれ、感激する。
私が記撮に及ぶのは、そういった瞬間なのだなと思います。
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その後は得も言われぬ充実の余韻に浸りながら久々にアキバへと出、ひとしきり巡回してから某様が見つけたという唐揚げのお店へ。画像のブツが名物のようですが、見ての通りですからイチイチ剥かねばならないので正直大変です(汗
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その後は真っ直ぐ帰るだけ・・・のはずが、何と間の悪い事に「ホームライナー逗子」の発車30分前に東京着してしまうという(爆 衆議一決、さっそくライナー券を求め列に加わります。
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金曜日だからというよりは、ウチら含めてのヲタのお名残り乗車もあるせいか普段より混んでいるそうです。東京駅乗車客の割り当ては後部の4・5号車ですが、乗り口は4・5号車どちらにもあるので結構早くに席が埋まります。
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新橋で3号車、品川で1・2号車に旅客が乗車すれば、あとは大船までノンストップ。
やはり普段のローカル帰りとは異なり駅という駅を通過するのが新鮮で、アッという間に大船に着いてしまった感があります。でももうこれも来週一杯でジ・エンド。博物館行で始まった1日は充実に終わりました。

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おまけ:

大船のホームに見慣れない「新宿」行が・・・。
はて、またダイヤでも乱れたのかと思いきや、何と21:31発の所定で金曜日運転の臨時電車「花金電車」なのです。といっても金曜日ならいつでも運転されているわけではなく、期間限定なのだとか・・・。新宿到着後は折返し大船行となるようで、思わぬ列車の存在に認識を新たにしたのです。

# by ar-2 | 2015-03-07 17:43 | 外出・旅行
2015年 03月 07日

鉄道博物館へ行ってきました(その4・新幹線高架下で本気出す)

・鉄道博物館に行ってきました(その1・埼玉入りが久し振り過ぎる件)
・鉄道博物館へ行ってきました(その2・保存車両の視るべきポイントをズラしてみる)
・鉄道博物館へ行ってきました(その3・てっぱく落穂拾い)


お帰りはニューシャトルに乗らず、某氏もおすすめの徒歩コースを辿ります。
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大宮工場の北端に保管車両が肩を寄せ合っているエリアがあります。
しかし塀が身の丈以上でして・・・まずは門扉の隙間からパパラッチ!
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次いで門扉の下からパパラッチしたら枯草にピントが!(爆
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三度目でパパラッチ成功!
手前は操重車のソ300で、奥に見えるのは301系の先頭車ですな。
因みに割と最近にガスタービン車のキハ391とED16 10が解体されてしまったそうですが、ED16に関してはもう十数年前に4号機も一足先に解体されています。ということは大宮にはED16が2台も保管されていたわけで・・・。確かに青梅に1号機が居ますからダブりといえばダブりですが、その法則で当て嵌めると今現在大宮に残っている保管車両も先は危ういかも知れません。
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高架下側に少し移動してパパラッチすると何とも美味しそうな客車が!
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・・・と言ったら不敬罪になってしまうでしょうかw
手前に見えるのは御料編成に連結される供奉(ぐぶ)車の344号です。いわば侍従といった随行員が乗車する車両です。次いで奥にかけてEF15 192、オハ35 2001、EF80 36、EF58 93、角度的に見えませんがEF60 510と留置されています。
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ここでこれらの車両の公開時の艶姿を公開!!(何 無論全てウチの撮影です。
先ずは供奉車344号の海側です。
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そして同じくの山側ですが、この時は見ての通り何と体験乗車列車に供されています。左の青色はやはり保管車両のスハフ42で、現状は知り得ません。
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EF15 192(右端)です。
文化むらに165号機が保存されていて、且つその際に高崎で保管されていた200号機が解体されているのを考えると、よく残っていると思います。左端の茶色のゴハチ(125号機)も大宮の保管車両でしたが、既に解体され現存しません。真ん中の青大将の93号機は大宮のヌシみたいなものですが、安住の地が無い現状では先の事は判りません。
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EF80 36です。
同形のラストナンバーである63号機が文化むらに保存されているのを考えると、よく残っていると思います。
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EF60 510です。
文化むらに同形の501号機が保存され、更には19号機が動態保存されているのを考えると、よく残っていると思います。「ダブり」という同条件にして、戦後製の新性能機よりも頑丈に造られていると察されるED16が2台とも残らなかったのは、何とも不思議というか「大宮ならでは」の拘りがあるようにも思えてなりません。
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現在の高架下に戻ります。
EF15 192とEF80 36に挟まれているオハ35 2001は、釜石線に復活したC58 239と一緒に盛岡市の県営運動公園に保存されていたものです。一度廃車になった半鋼車の車籍復活は不可能に等しいものがありますが、今後の去就が注目されます。
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大宮工場北端を離れ、大宮駅方向に更に進んで大栄橋へ。ここは直下が工場敷地になっています。
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5月の大型連休頃に収蔵予定というムーミンはお色直し中・・・。
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そして大宮駅西口に出、画像のショウルームへ・・・テックステーションでしたっけ。
この後は最近EF81牽引にシフトしているという「カシオペア」を捉えに行きます。

終章に続く)

# by ar-2 | 2015-03-07 16:48 | 保存車両を訪ねて